Who is Liena? 水属ギタリスト 音楽と水族館と動物と

Lienaとしての音楽活動や日常生活、そして水族館や動物園、ペットとか

BALLAD 名もなき恋の歌

2009-09-07 | 映画

今回見たのはBALLAD~名もなき恋のうた
ストーリーは天正二年、戦国時代。

春日という名の小国に、無敵を誇る一人の侍がいた。侍の名は井尻又兵衛。“鬼の井尻”と恐れられるその男は、命をかけて春日の国の姫君・廉姫を守り続けてきた。二人は幼い頃から共に育った仲でありながら、互いに身分違いの叶わぬ恋を密かに抱く“悲恋”の宿命を背負った者同士でもあった。しかし、ある戦の日、無敵の又兵衛に一瞬の隙が生まれてしまう。狙いを定めた足軽の鉄砲が、又兵衛の命を奪わんとするまさにその瞬間、又兵衛の命を救う奇跡が起こる。一人の少年が突如出現し、驚いた足軽の撃った弾が反れ、又兵衛に当たらずに済んだのだ。その少年の名は川上真一。真一は未来からタイムスリップしてきたのだという。真一の話を信じられない又兵衛は、真一の処遇を城主・康綱に相談するために、とりあえず春日城に真一を連れていく。城には康綱とその一人娘・廉姫がいた。廉姫を見て驚く真一。廉姫は、真一がタイムスリップする前に夢で何度も見ていた女性にそっくりなのだという。真一から夢の話を聞いた廉姫は、又兵衛に真一の面倒を見るよう指示する。最初は嫌がっていたものの、戦国の世でも素直に生きる真一と過ごすうちに、又兵衛は次第に真一に心を許し、真一との間に奇妙な絆が生まれていく。

そんなある日、北関東の大名 大倉井高虎が、かねてより美人の誉れ高い廉姫に婚儀を申し込むため、春日城を訪れる。小国・春日にとって、大国の大名の高虎と血縁関係になれば、備えは盤石となる。しかし、廉姫は、やはり又兵衛のことが好きだった。又兵衛の想いも同じ。ただ、二人とも自分達の気持ちは深く胸の奥にしまい込み、縁談を了承するしかなかった……。

その頃、現代から姿を消した真一を探す父、暁は、“川上の大クヌギ”という名の巨木の下に、ボロボロの手紙が落ちているのを見つける。そこには、真一の字で「僕は今、天正2年の世界に来ています」と書かれていた。
最初は疑心暗鬼だった暁と母・美佐子だったが、意を決して荷物を満載したランクルで再び“川上の大クヌギ”へ向かう。タイムスリップする暁と美佐子。家族は戦国時代で再会を果たす。しかし、今度は現代に戻ろうとするが戻れない。仕方なく春日城に向かった三人を康綱や廉姫の乳母の吉乃は温かく迎え入れる。康綱に現代についてレクチャーする暁。未来の世界には、春日の国も大国もすべて消え去っていることを知った康綱は、廉姫と高虎との縁談を断る。縁談を断られた高虎は、激怒し春日の国に大軍を送りこむ。圧倒的不利な状況の中、高虎の軍勢を迎え討つ又兵衛ら春日軍。出陣する又兵衛に廉姫は初めて自分の本当の気持ちを伝える。

で、どうなるか、と。


この映画はくれよんしんちゃんのあっぱれ戦国大合戦!を実写でリメイクしたもの。

大人が泣ける映画っていわれてるらしいね。

この映画の予告を初めて見たとき、くれよんしんちゃん大好きな俺は感動して超楽しみだったんだよ!でも誰かさんがぬいじゃったせいで延期かお蔵入りになりそうだった時はショックだったねー。結果ちゃんと公開されてよかったね。


まずびっくりしたのが、客の層の広さ。小学生くらいから若者カップルに熟年夫婦までいたよ。おじいちゃんが一人でも見に来てたね。

元ネタがくれよんしんちゃんで監督が三丁目の夕日の山崎 貴さんだからね、当たり映画だよね。山さんはジュブナイルとか好きなんだよね。


で、内容なんだけど、もうほとんど原作と一緒。ただ登場人物がいたりいなかったり。ひまわり役がいなかったり仁右衛門ってキャラがふえてたり。


個人的に好きなシーンがそのまま実写になってたのはうれしかったねー。

例えば、進一の家族が車で来て廉姫が車にのる時、ぞうりを脱いで正座してのって乗り心地が「・・・よい」って言って車の後ろを又兵が馬で追ってその後ろを仲間になった二人が走って追うシーンがあってあれは感動したね。

あと今回シーンやせりふがかぶってたのが原作を知ってる人はおもしろいと思うよ。例えば、戦の最中のおにぎりとかね。


だ・け・ど、なんかこうもやもやするんだよねー。

元々は「しんちゃん達が過去にタイムスリップした」ってのがアニメだとしたら今回は「しんちゃん達が未来からやってきた」って感じが今回って感じ。

あと戦闘シーンがリアルじゃないんだよねー。血も出ないしね。

一番の違いはねー、真面目すぎ。
しんちゃんがさー、あの適当さで笑いを取るから気持ちがなごんでやわらいでるから最後泣けるんだと思うんだよねー。最後もしんちゃんのヘッドアタックで倒すじゃん?ああゆう笑いがないのよね。

でも終始真面目で所々感動させようとする場面があるから最後のクライマックスが泣けないんだよねー。泣いてる人一人もいなかったぜー。多分。

草なぎ君の武士語?も違和感だったなー。

個人的には中村しどうとかのがよかったな。あっちのが鬼の井尻って感じしない?(笑 多分戦のシーンでどなったらかっこいいと思うんだよなー。

あと名もなき恋のうたって副題かんけーねーじゃん(笑

小さい子からお年寄りまで楽しめる映画だと思います。気になる方はぜひ。


しかし俺は原作派です(笑


ちなみに、一番びっくりしたのがさ、小学校のシーン、七国山小学校なんだね。びっくり。


今日の一枚
電気グルーブ「A」

コメント
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