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時々眺める富士山

ツボカビ症

先週金曜日に、ツボカビ症に感染したカエルが日本でも初めて発見されたと報道された。ペット用に輸入されているカエルから日本にツボカビ菌が持ち込まれたようだという。当方は、自然がまだ豊富だった頃に生息していたガマガエルが成育し続けられるようにしている。平成元年に、FRP製の水槽を庭に埋け、池を用意したところ、周囲に産卵場所がなくなってしまったカエルが毎年産卵に来るようになった。ペットとしているわけではなく、放し飼いである。産卵時期と、特に暑い夏場を覗くと、カエルが池に入ることもほとんどない。カエルを放し飼いにしてはいけないとか、カエルの入った水を流してはいけない等の規制が生じると大きな影響を受ける。また、自然の状態でのカエルの成育が難しくなる。そのようにならないことを願うばかりである。

ツボカビ症に関しては、オーストラリア政府の環境保護省などの政府関連サイトに的確な解説があり、参考になった。要約すると、


高度300~400mの熱帯雨林地帯に生息するカエルが極端に減少し、種類によっては絶滅した。なぜ、このような急激な流行と死亡が生じたか、本当のところは解明されていない。両生類は、皮膚を通じて空気や水を摂取していることから、環境の変化に敏感で、炭鉱のガスを検出するカナリアと同じ働きを環境の変化に対して行ってくれるという。このことから、最近の環境変化によって影響を受け、大発生につながった可能性が考えられる。ただし、寒冷な季節に大流行するようで、地球温暖化とは直接関連していないのかもしれない。
詳しい解説はリンク先の「庭の生き物」に置いた。

コメント一覧

管理人
FUUTAさんとは同好の士だったのですね。
FUUTA
私の家の空池にも毎年蟇蛙が産卵に来ます。(当DIARYでも紹介)空池なので蛙が来る頃には急いでブルーシートを張って水溜りを作ります。
とても楽しみです。止める訳にはいきません。
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