土曜日に開催していた頃は見る機会があったが、金曜日になってからは見る機会がなかった。見るのは久しぶりである。
距離は2キロぐらいだろうか。我が家の屋上から見えるのだが、すぐ前の送電線が邪魔になる。

大昔は、周囲に高い家がなく地上から見ていたものだ。一度、現地で見たこともある。火薬のにおいが強かったことを覚えている。

その後、家が建ち、屋上が利用できるようになるまで、長いこと見ることはなかった。

以前は、大勢で眺めていたもので、周囲の家からも歓声が上がっていたと記憶している。

今日は、そのようなこともなく、一人で静かに見た。

花火は高く上がるから、広範囲の人が感覚を共有できるはずである。

遠くで、小さい子たちの歓声が少しは聞こえたようだが、現在遠くに見える花火を愛でる人たちは、この周辺では少なくなった。

近所付き合いも少なく、大きな声を上げたりするのも奇異な行動に思われる時代である。