思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

5月3日、不忍ブックストリート・第6回一箱古本市に出店します

2008-04-26 01:00:58 | 拙著の情報

先日も少し触れたが、昨春もかかわった東京都台東区・文京区の谷中・根津・千駄木界隈、通称“谷根千”の「不忍ブックストリート」の一箱古本市に、昨春に続いて出店することになった。これは毎年春と秋に開催していて、今回が6回目。

この催しの詳細と雰囲気は昨年の本ブログ2007年4月19日~5月1日の投稿や不忍ブックストリートのウェブサイトをご覧いただけるとわかると思うが、まあ簡単に言うと事前に応募した出店者たちがダンボール1箱分の古本を持ち寄って1日のみ古本屋よろしく書物を販売する催しのこと。
で、僕の場合は当然ながら拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)をその中心に据えている。書店営業がダメなら手売りだー! と今年はこの催しにかなり力を入れていて、拙著を売る気満々。でも、規則で自著はあまり大量に持ち込めないのだけど。あくまで古本を売り買いする場なので。

期日はこれまでは1日に100箱の出店での開催だったが、今回は2日に分けて50箱ずつ別の日に開催するとのことで、初日が明日4月27日(日)で2日目は5月3日(土・祝)で、僕は後者に出店することにした。

屋号は昨春同様に「人力旅人の本箱」で、主に僕の得意な人力移動の旅の本を扱うためにこの名称となった。
場所は不忍通り沿いの「クラフト芳房(ほうぼう)」(住所:東京都文京区根津1-26-5-106)。
最寄り駅は、東京メトロ千代田線千駄木駅・根津駅。先日下見に行ったのだが、このふたつの駅のちょうど中間くらいにあり、一応は大通り沿いなので人通りも結構あり、集客にはさほど困らない、と思う(上の写真参照)。
開催時間は11~16時。しかも雨天決行。というのも、出店場所である「大家」さんは雨風がしのげる場所というふうに事前に決めてあるため、ちょっとの雨が降るくらいであればできる、ということらしい。まあとにかく、当日は昨年同様に好天になるように心底祈ろう。

ほかの出店の状況は、サイトを見れば一発でわかるのでそちらを参照してほしい。ちなみに、僕の知り合いでは「野宿野郎」と「放浪書房」も僕と同じ3日に出店するのだが、ホントはこれらの販売状況も冷やかしついでに覗きに行きたかったのだが、なんと同じ日にかぶせてくるとは、しかも交代要員なしでひとりで出店する身としては覗きに行きたくても行けないではないか、とやや落胆。まあいいや。どなたか、30分程度でもよいので当日の店の切り盛りを手伝っていただけるととても助かるのですが。

ちなみに、不忍ブックストリートのサイトの出店説明で拙店は「旅」に関する書物を扱う、とあるが、すでに用意した書物を見ると基本的にはたしかにそうなのだが、ただ「人力」と「旅」という非日常を重んじる拙店の趣旨からは少々離れた、日常の生活寄りの書物が予想外に多くなった。まあでも、普段の散歩や食べ歩きのような行為も小さな旅と捉えれば旅と言えるはずなので(こじつけだ、なんて言わないでおくれよ)、まあそこはご容赦いただきたい。日帰りで行ける場所も心持ち次第では旅なのだ。

なお、今回は昨年以上におまけというか特典を充実させているので、おおいに期待していただいてかまいません。とりあえず決めていることとしては、拙著または拙著以外で合計1000円以上お買い上げの方には、ほぼ漏れなくあるモノを差し上げる予定。その内容と、今回出品する(拙著を含む)計55種類の書物の全容は当日来てみてのお楽しみということで。まだ準備が終わっていないや、早く仕上げないと。

では当日、心よりお待ちしております。よろしくです。


あと、最近読んだ久世番子の本好きエッセイマンガ『番線-本にまつわるエトセトラ』(新書館刊)の後半でも一箱古本市のことに少々触れているので、こちらも参考に。
ちなみにこのマンガ、出版業界に身を投じている方、特に編集者やミニコミ・同人誌を主宰している方のような、実際に本を作っている方は読んだほうがよいと思う。なかには写植や校正の話もあり、僕もおおいに参考になるし、笑える。面白い。おすすめ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
悪天候じゃなかったら (アフロあきら)
2008-04-27 01:17:55
行く予定ですよ。少しの間なら交代要員できます。
席を外している間、どれだけ売りさばけるかなああ。
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できれば女子がいいなあ (わたる)
2008-04-27 21:48:32
交代要員のことは数日前から考えているのですが、
今日、古本市の初日を見に行って気が変わり、な
しでいくことにしました。
でも、とびきりめんこい女子が代わってあげる! 
とかいきなり言い寄ってきてくれるというのであ
れば、また考え直しますね。まあそんなことはあ
り得ないと思いますが。

当日の成り行きにもよりますが、仮に交代要員を
引き受けてくださる方のガイドラインをそんな感
じで今日、ある程度決めました。
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