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青空ーすべてはバランス

新型コロナウイルス治療薬間近

2021年10月2日(土)晴れ。明け方まで雨が一時強く降る夜でしたが、朝は晴れて暑くなってきました。夕方の空は再び黒い雲に覆われる変わりやすい天気でした。


今週火曜木曜と合わせて1,115ドルも下げたダウは、10月1日、482.54ドル高の3万4326.46ドル、ナスダックも118.12ポイント高の1万4566.70ポイントと大きく反発しました。
欧米ではゼロ金利政策・金融緩和政策からインフレ懸念対策に移行している。その為、金融緩和の状態で利益を得ていた人にはおもしろくない。金利がいつどの程度上がるのかも不安材料となっています。

そんな状況の中で、昨日の大幅高の要因の一つに製薬大手メルク社の新薬の開発がある。そう、自社で開発したイベルメクチンが新型コロナウイルスには効果がないと言ってきた会社です。

ようやく大金をかけて開発した薬が世に出るのを目前にした。
アメリカの1日のニュースは、開発中の新型コロナウイルス経口治療薬の有効性を確認し、早急に緊急使用許可を申請するとしたメルク社の発表。
治療薬が普及すれば、経済活動が正常化に向かうとの見方から、急に株価が上がりだしたというわけ。

新型コロナウイルスの増殖を抑えるこの薬は経口薬で、最終段階の臨床試験で入院や死亡のリスクをおよそ50%低下させる効果がみられている。
今回、良好な試験結果が出たため、第3相臨床試験を早期に中止するそうだ。
そして早期に緊急使用認可を申請する予定にしている。かなり早まりそうだ。
モルヌピラビル」・・・ 世界初の経口抗ウイルス薬となる。

モルヌピラビルは,COVID-19 の原因物質であるSARS-CoV-2を含む複数のRNAウイルスの複製を阻害する。予防,治療,感染防止に有効とされる。

すでに調達契約を米国政府と締結済み。用意周到です。のみならず、世界中で使用できるよう準備は以前から進めていて、供給計画も万全なようだ。

中身の問題はいろいろあるが、外見上は、かつてアフリカを救った巨大製薬企業が今また世界を救うということになるのか。

日本国内では「塩野義製薬」が飲み薬のタイプの新型コロナウイルスの治療薬の開発を進めている。
2021年7月から第1段階の臨床試験開始。安全性に大きな問題はなかったことを明らかにしていて、9月27日から次の段階の臨床試験に入っている。こちらはまだ時間がかかる。

メガ・ファーマ

 ジョンソン・エンド・ジョンソン(米)、ロシュ(スイス)、
ファイザー(米)、ノバルティス(スイス)、
メルク・アンド・カンパニー(米)
18位第一三共(日本)


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