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青空ーすべてはバランス

軟骨がすり減ると困ります?③滑膜性関節の痛み

2022年12月4日(日)雨。あっという間に12月に入り、もう4日になっている。またブログがおろそかになっていた。
もう冬の天候になっている。今年もあとわずか・・・。

関節の仕組みをもう少し見てみる。

滑膜性関節
骨の先端には軟骨があるけど、関節包というものが、その骨と骨の間を包み込んでいることは前回分かっている。
この関節包の中には関節腔というスキマがあり滑液で満たされている。
関節包というのは、外側から「線維膜」、その内側には「滑膜」というものでできている。
一般的な関節滑膜性関節の事を言う。
代表的な関節は、肩関節、股関節、膝関節などがある。これらは滑膜性関節に分類されている。



滑膜性関節の痛み

おおよそ1000万人以上の日本人が「変形性ひざ関節症」だという。
クッション材としての役割を持つひざの軟骨がすり減ったり変形したりすることで発症するらしい。
そして、ひざへの負荷が幾度となくかかった際に炎症が起きて痛みが発生するという。 

この骨の図を見ていると分かってくる。自分の体重をここが支えているんだ。なんとも心もとないが。
しかし、この周囲には筋肉があるから、それが支えてくれている。筋肉はやはり鍛えておかないと、骨と骨の接続部分が支えられなくなる。

片方の足が何かの理由で痛くて使えなくなると、もう一方の足に全体重がかかる。その重さは体重の2倍以上にもなるそうだ。こんな状態をしばらく続けていると、痛くない方の足にとんでもない負担がかかる。骨と骨との接続部分が変形しやすくなる。さらに痛い方の使わない足の筋肉も弱まる。筋肉が弱まると支えられなくなる。バランスが完全に失われると、両足がおかしくなる。
負の連鎖だ。
  • 加齢や運動不足によるひざや股間周辺の筋力低下
  • 肥満による下半身への大きな負荷
  • O脚や猫背などの姿勢の悪さから来る負荷
などが例としてあげられる。

この痛みを我慢していると重症になり、ヒアルロン酸注射や外科手術が必要になってくるようだ。

神経がたくさん通っているのは関節包でした。ここを守って、変形を治したりすれば重症化しないはず。
でも、まず、自分の痛みが何なのかを最初に把握すること。「変形性膝関節症」や「変形性股関節症」でない深刻な疾病だったらたいへんだからね。

ただ、初期ならば、正しい姿勢になるような運動で治せるはずだから、放置しないで頑張れば回復するから、それを信じて。正しい姿勢と筋肉をつけることだ。
貧乏ゆすりのことは前に記事にした。それ以外の運動も書店で見つけることができる。


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