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青空ーすべてはバランス

竹ーそのすごさ!

2021年6月8日(火)曇り。曇りがちの天気だったけど日差しのある時間もあった。

夏至まであと少し。もうかなり日が長くなり、夜が短い。社会に明るさはない。オリンピックはもうすぐだというのに全然盛り上がりがない。

だけど、竹は頑張っている。

竹の「120年に一度の命のリレー」で感動した私は、竹について思いをはせました。

1 まず、歴史が古い
縄文時代の遺跡から竹を素材とした製品が出土している。そんな昔から使われている。軽いし、加工が簡単だからね。「かご」なんかにしていた。
農業や漁業でもずっと使われてきた。

2 住居に利用
伝統的な日本家屋にはいたる所に竹が使われていた。寒さ、暑さ、湿気などを調整してくれた。
熱伝導率が高竹材は、現在でも床材など住宅用資材として利用されているようです。 

3 日本文化を支える
「かご」「ざる」「花器」などの日用品、玩具
日本文化を代表する茶道や華道の道具
笛や尺八などの楽器
竹刀や弓などの武道具
日本文化を紹介するとき、竹林の風景は欠かせない。

当たり前すぎてうっかり忘れてしまいそうだけど、やはりすごいぞ!

4 成長力が早い
一般的には日本の竹は約600種に及ぶとされています。世界では1,200種ほどある。
竹は常緑性の多年生植物。わずか数カ月で立派な竹に成長するというのは脅威です。1日(24時間)に、マダケで121cm、モウソウチクで119cm伸びたという記録もあるようです。

5 竹から紙を製造
日本最大の竹林面積を誇る鹿児島県。ここは、たけのこ農家が多いという。たけのこの生産性を高めるために、5年以上の竹は伐採している。そして、伐採した竹の処理に困っていたという。
この伐採した竹を利用し始めた会社がある。
中越パルプ工業(株)という。製紙会社だ。鹿児島と富山に工場を持っている。 1998年から製造を開始している。
放置竹林の問題も解決するのではないか?

竹で作られた紙は、印刷したとき風合いが美しく、文字や色がにじむこともないそうだ。紙自体にコシがあり、竹紙で作られたノートは書き味も抜群のようです。

5 プラスティックに代わる新素材として期待
今大きな問題となっているプラスティックごみ。竹がプラスティックの代わりをすればすごくないですか?土に戻る素材です。

軽くて丈夫で水が漏れない。日常生活の場面でもっと活用できる。

さらに、すごいことが行われている。
竹の長く丈夫な繊維構造を活用して、「セルロースナノファイバー」を製造する方法が開発されている。
軽量でありながら、高強度で熱による変化も小さいなどの優れた性質をもつ新素材として大注目されています。宇宙規模の温度差にも耐えられるということで、人工衛星部品にも使用されるという話もある。


竹・・・日本人の心のよりどころが日本の未来を希望の道へといざなってくれるだろうか?

参考

 
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