山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

北アルプス 燕岳(つばくろだけ)追想 ②

2012年07月13日 16時37分12秒 | 北アルプス
おまっとさんでした、ここのところ仕事が立て込み、10日以上のご無沙汰でした。
決して忘れていたわけじゃないから、許してね、へへっ…


さて、気を取り直し、前回に引き続きの 燕岳編です。



燕山荘に荷物を置かせてもらい、身軽になって燕岳まで往復です。山の天候は変わりやすいので
天気の良い今のうちに、とりあえず燕岳の山頂まで行って、北アルプスデビューのご挨拶をしてきましょう♪
燕岳方面に目をやると、花崗岩の露出した白い山肌と、わずかにそこに緑を添えている「ハイマツ」のコントラストが
鮮やかに目に飛び込んできました。

近づくにつれ、花崗岩の特徴的なシルエットが…


これが、燕岳名物、『イルカ岩』。ほんとっ、誰が見たってイルカだねっ



ハイマツの低い茂みを越すと、今度は岩を回り込んだり、乗り越えたり、楽しい道が続きます。

燕岳の頂上到着!! また、少しガスってきました。寒くならないよう、ゴアを着込み、記念にパチリ、と


ほんの一瞬、ガスが晴れると、もう見間違いようの無い、すっかりおなじみとなった 憧れの『槍さま』のシルエットも…


パノラマを十分堪能し、燕山荘に戻る頃には、自然の生み出すハイライトの一つ、「夕焼けショー」の開演でした。


『ゴゴーッ』 ん? 何の音だ?  
友人のお腹が核融合(?)みたいな派手な音をたててなっています、よしよし、腹ペコだったんだね…
さあ、それでは山での一番の楽しみ、山小屋夕ご飯タイムに突入します、突撃ーっ
しかし何故か、( よっぽどお腹がすいていたからなのか )、その日の晩御飯の写真が残っていません…、
ガツガツと、食べる事のみに没頭していたからに違いないね、へへっ

『燕山荘』のオーナーの赤沼さんは、北アルプスに三つも山小屋をもって経営している、なかなかのやり手オーナー。
この晩も、食堂で得意のアルペンホルンの演奏を披露してくれて、得意の話術と共に楽しませてくれました。
( しっかり、商売もしていましたけどね)
オーナーの人柄が、スタッフ一同にも浸透していて、ホスピタリティに溢れた気持ち良さで、山小屋は包まれていました。

とっても 幸せな一晩を過ごした翌朝、早起きしてご来光をお迎えです。


少し東に目を向けると、朝焼けのシルエットの向こうに富士山の頭も浮かんでいました。




『燕岳』は俗に“北アルプスの女王”と呼ばれています。
この色白の穏やかで凛と整った姿から、そう呼ばれているんだろうね!!
…昨日 歩いた道筋を例えると、女王様のおへその辺りから、豊かな胸の稜線を巡り…
おいおい!!こらっ!! よしなさいっ、まったく
今日も天気はよさそうです。も一度、燕岳を、眺望を楽しみながら往復し、余韻に浸りながら
中房温泉まで、ゆっくりと下るとしましょう。



ところがどっこい、

やれやれ、やっと中房温泉の登山口まで下りてきました。
いえ、決して疲れたわけじゃありません。僕らが下りてきた曜日が ちょうど土曜日だったからか、
これから燕岳へ、北アルプス表銀座へ と向かう、中学生の団体登山客や多くの登山客
( 優に300人以上はいたね、絶対!! )の「上り」とすれ違い、
否応無く『こんにちわ~を延々と交わし続けることに… マジ、疲れました…

僕にとって、山行と切っても切り離せないのが、登山後の温泉。
もちろん、その時も寄らせていただきましたとも 
何しろ、登山口が温泉なんだから、ねぇ…

堂々と立派なつくりの中房温泉『有明荘』。(ここも、赤沼さんがオーナー、らしい… やっぱり、やるなぁ…)
とっても大きな露天風呂が気持ちいい、素敵な温泉でした。
何度でも訪れてみたい、素敵な山行、素敵な北アルプスデビューとなりました。


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