山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

熊との遭遇 ー2018 尾瀬縦断編 前編ー

2018年07月30日 15時00分59秒 | 他の山
梅雨の晴れ間を狙っては、
今週は東へ、来週は西へ、と
我隊、関東甲信越を股に あちこち荒らして来ましたが
そもそも梅雨前線って
本州をベースに広く停滞する事が多くて
そうなると 小手先の行き先変更ぐらいでは
太刀打ち出来ません。



この週末も
どうもスッキリとした晴れは期待薄‥

と、おサル君が、
「尾瀬だったら 多少の雨でも☂️ 行けんじゃね⁈」

ん!
まぁ、そりゃそうだけど‥

とりあえずは 行く気で、日程組むだけ組んでみっか‼︎





と、
不思議なもんで
日が経つに連れ 予報はだんだん快方へ

よしっ、(前日の午後)、催行決断‼️

宿は おサル君 たってのリクエストで、
『東電小屋』っす‼️


前日 催行決定って事で、
さすがに 「尾瀬夜行」も、夜行バスも 勿論無理。
JR 沼田駅から、
バスに乗り継ぐしかないね〜〜


           


梅雨のさなかとは思えないほどの爽やかな朝
新幹線🚄 在来線、バスと乗り継ぐ間も
久々の尾瀬を前に 心が弾んで来ます。




ほぼほぼ埋まっていた 沼田からのバスの座席、
その七割ほどが尾瀬へのハイカー客で、
更にその内の九割が 皆「 戸倉」で 下りていきます。
戸倉から 尾瀬の代表的な玄関口の「鳩待峠」への
乗り合いバスに乗り換えるためです。



我隊も当初はそのつもりでいましたが
そうすると鳩待峠をスタート出来るのは
早くても 11時半。
一方、沼田から乗ったバスの終点は 「大清水」
ほんの少しマイナーでは有りますが、
尾瀬の玄関口なのに間違いはなく、
乗り継ぐ必要もなく、 鳩待峠より30分以上早いアドバンテージで
歩き出せるのは、魅力っす。

東電小屋へは
午後四時位までには入る様にと言われていたので
少しでも時間を稼ぎたいし、
今回は大清水からの歩き出しに、決定‼️



それに、
隊長にはもう一つ、ジョーカーが有ります。

何年か前に 山雑誌で見た ある記事。
尾瀬の大清水 〜 一ノ瀬 の間で
“乗り合いタクシーの 運用がスタート”
なんて記事でした。

はたして⁈




イヒヒ、有りました 有りました。
タイミング良く、10分後に出る様です。
料金は ¥700。
でも これで 1時間近くもの林道歩きが短縮できるなら
全然 有意義ってもんです



時間に余裕があるなら、
ここの林道歩きも気持ち良いんだけどね〜






尾瀬峠(三平峠)を、尾瀬沼を目指して
気持ちの良い新緑の森の中を歩きます










ケロケロ
カエル🐸予備軍 発見!









見えた!







尾瀬沼山荘で
腹ごしらえと、ちょっと一息











東北最高峰の燧ケ岳尾瀬沼
隊長の大好きな風景です


















長蔵小屋は ちょうど増築?改築?の 真っ最中
資材を運び上げるヘリが ひときわ 賑やかです






ん?! 何見てんでしょ?!




標準の先は、燧ケ岳の山頂でした!!


尾瀬沼ビジターセンターにちょっと寄り道

こんな間近で出会うことがあったら
ちょっと シャレにならないね~
なんて、ええ、この時は余裕でした



東電小屋へ 、時間的に これ以上はあまり寄り道もできないので
燧ケ岳を その麓から眺めながら
尾瀬沼に沿って周回するように
急ぎます






大江湿原を 少しだけかすめて行きます。
以前は ニッコウキスゲの大群落が咲いていました










ワタスゲ が 結構咲いていました








水芭蕉も ほんの少しだけ咲き残っていました






2年ほど前、
我隊が訪れた直後に 火事で全焼してしまった 沼尻平休憩所
こじんまりと再建されています





小休止して、
さぁ、東電小屋まで ラストスパート!
一気に行ってしまいましょう



軽い登り返しとなる白砂峠を 何とか惰性で越して、
あとは見晴まで一気に下ってしまおう、
イヨドマリ沢を渡った まさにその瞬間
先行していたおサル君が
「え⁈ え‼︎ え‼️ 」と、ただならぬ気配で後ずさり
隊長の背後に隠れ込んで来ました。
⁉︎
次の瞬間、隊長の視界の端から
小山のような黒い物体が現れ、
5メートルほど先をこちらに向かい斜めに横切って
木々の間に消えていきました。

隊長には、
その首の下の 半月状の白い毛まで
はっきりと見えました


※イメージ

( ここ、ウルルン滞在記の下條アトム風に表現すると‥ )
尾瀬の森の中でぇ〜
隊長がぁ〜 クマさん🐻にぃ〜
出会った ‥


出会いがしら とはいえ、
シャレにならない距離‼️

すぐ後ろを歩いて来た 若いカップルにも、
気をつけた方が良いだろうと思って
「 い、今、め、目の前を、ク、クマが‥‥‥‼️」と 伝えたのに
はぁ? だから⁈ という態度
くそっ、
お前ら、熊に襲われてしまえ‼️


失礼しました



気を取り直して続けます






今更ですが
必要以上に賑やかな音を立てて
早足で森を抜けると、
綺麗に視界が広がります。
「見晴」、到着。











東電小屋までは、
あとほんの少し。
さぁ、今度こそ、ラストスパート‼️

























今回もご精読、感謝です。
後編に 続きます


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