山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

鍋割山で鍋焼きうどん編(ベタですが…) その2

2014年10月09日 05時23分37秒 | 丹沢
さて、水量は少ないものの、沢を渡渉して やっと山登りの気分…




そして、二股からついに本格的な登りに…

いつもそうなのですが、さんざん高い山に登っているくせに
今だに登りだしの30分は、そこがどんなに低い山だろうと
息が切れ、汗が噴き出し、
きつい事 甚しいのが 情けない…

本当は ちょっとは 初心者と違うんだぞ、って言う所を
山の先輩として見せてやりたいところなのですが、
山は そんな よこしまな自分の気持ちを 諭すように、
いや、からかうように、
初心者と同等に 負荷を分け与えてくれます。
まったく いけずやねぇ

あの栗城史多さんや 竹内洋岳さん、野口建さんに
三浦雄一郎さんや 田部井淳子さん
でも、
登りだしがキツイのは、やっぱり一緒に違いない… と、
知りもしないで
ど素人の自分と 超ベテランとを 平気で比べに掛かってくる厚顔さでは、
誰にも引けを取らない、warazaemon 隊員です…
トホホ…


よっ、


はっ、









鍋割山へのルートは、尾根へ突き上げるまでが結構きついんです。
( が、本当を言うと、尾根に出てからが 実はもっときつい。)
尾根の反対から吹き上がってくる風がある分、救われるって訳。
ウェアの中、全身にかいていた汗が その風で冷やされ、so cool !!


前後を歩く登山客同士、尾根の上で 抜いたり抜かれたり、
歩く人も様々なので、ペースも人それぞれ…

その中に 一際目を引く人がいました。
そう、本物の『ボッカ』さん です。
(今日担ぎ上げている荷物の重量、
後で山小屋の主人と話しているのを聞いたおサル隊長によると、
な、なんと 60kg!! )





ひぇ~っ!! おサル隊長の体重と一緒でないかい!?

↑↑ 本人の名誉のため、謹んで訂正、一切根拠のないジョークです、ハイッ。





ふと振り返ると、見間違えようもない、シルエットが!!
今年は まだ冠雪前なんだねぇ

ここで 再び友人を 山に巻き込むための
㊙️テクニック その4
『富士の見える山を目指せ!!』

日本人たるもの、このフォルムを見て、テンションの上がらない人はいません!!
外人でさえ、
“ Oh~❗️”
“フジヤマ、ゲイシャ、スシ、スモウレスラー、日の丸、AKB” 
と言うくらい、( ← なんか違う気がする… )
日本をイメージする、代表的な『かたち』の一角を成す、
永遠の不動の4番打者
それが ザ・富士山 !!
なので、その姿がきれいに見えれば見えるほど、
テンション あげあげ!!


しかも、自分のムラに帰って、
「いや~、昨日登った山から見た富士山が、そりゃあきれいでねぇ~」
なんて自慢話をすること、まちがいありません。
そう、そんな自尊心をくすぐるっていうネタが、
この際 大切でやんすねぇ…

そうそう、記念写真も、大事でやんすよ、ムフフ





友人を山の虜に誘うための
㊙️テクニック その5
『 山メシって、最高ーっ!!!!』

思い起こしてみてください。小学生の時の遠足。
何でもない里山にピクニックに行った時だって、お弁当だけは最高においしかった!!
ましてや汗流して登った山の上で食べるご飯が、
美味しくない訳が無いではないかっ!! (← どっちなんだっ!?)

本当はコンビニで買い込んでいった何でもない おにぎりが、
超高級料亭の板長 自らが仕込み、握った 、おにぎり に大変身‼︎
( あの…、ちょっといいですか?
板長さん、そもそも そんなの、まず握りませんて… )

事が それ程 オーバーに感じるほど、( ← 実際、オーバーですから…)
山の上でのご飯は大事なんです。
だから、今回もおサル隊員が用意して来てくれたみたいに
プラスα のおかずやら、フルーツなんか持って行った日には、
言ってみりゃ それは、なんだ、その…、   そう、満漢全席❗️
( どんだけ やねん!)

とにかく!!
連れて行ったお友達の その脳裏に刻まれる、感動の味となるって塩梅でさぁ、
ねっ、旦那❕






で、  『鍋焼きうどん』である。
そう、あの 噂の…、  である。
あえて多くは語るまい。
ただ 断言してもいい。T は、これから生涯、山で食べた卵焼きの事を、
鍋焼きうどんの事を、事あるごとに語るであろう…

「あぁ、あの時のあれ、おいしかったなぁ…」



うふん、なんか、和んじゃってるし…












天気もいいし、登って来た充足感もあるしで、
( あ、お腹もいっぱいになったし… )すこぶる気分の良いひと時を
まったりと味わいました…

さて、では にぎやかな鍋割山山頂も踏めたことだし、帰りますか…


ところで、
そのまま登ってきた同じルートをピストンして戻ってもいいんだけど
なんか、それじゃあ いかにも芸が無い。
そこで、隣の「塔之岳」に向けて一旦進み、
途中 「小金」という所から マイナールートを 
二股の先へ下るというのが 今回の選択。

もう少し先の、「金冷し」という所から平行して下る「大倉尾根」は、通称“バカ尾根”と呼ばれ
だらだら だらだら、飽きるほどこの上ない 長い下り。
( 歩きながら寝ちゃったこともあるくらい… )

T や W に 下らせたら、いい加減 嫌になってしまうこと必至。
ならば、マイナーらしい、ひっそりとした道を下るのも一興。
行くぜっ!!



♪キノコの山は 食べ盛り~♪












さて これで、下山して、はい、お疲れ様でした~ で終わってしまってはいけない。
否、いけないわけじゃないけど…、   面白く無いんじゃね!?


そこで…
㊙️テクニック その6
あなただけに 特別の『温泉にビール』作戦っ!!


私の企画である。
ただ、風呂入って ビールかっ食らって 電車で爆酔、いや爆睡じゃ いかん。
そう、
たとえ結果が同じであってもだ!!
最後にもう一山、盛り上がりを持って来ねばっ!!

そう、察しの良い方は、もうお気づきのことでしょう…
丹沢方面で、私の隠し球と言えば…
『陣屋』さん、再びっ!!

東京の奥座敷、丹沢・鶴巻温泉にある名湯へ、いざっ!!





どうですやんす!? 情緒満点でやんしょ!?
こんな高級感溢れる温泉宿が、
汗臭い 登山帰りのおっさん達に、( ← “おっさん”で悪うござんしたねっ!! )
門戸を開いてくださってんでやんすよ、ええっ…



( まぁ…、確かに おっさんだなぁ… )

ドドンッ!!     お客様の お帰り~




締めは、ここっ!!   え!? どこ!?
むふふ、混んじゃうと嫌だから、ここから先は内緒よん!!

ヒントは、地元の飲兵衛に圧倒的な支持を受けている
居酒屋さんであります。
( なんと、後で、この地に住む大学時代の恩師や、元職場の上司も常連であった事が判明!! )
たらふく飲んで、食べて、家路に着いたわけであります。


※ちょうどこの日の昼過ぎに、御嶽山が爆発したことを、
この店のテレビで知りました。
まだ この時は、被害状況もわからない中で
ただ、大変なことが起きてしまったなぁ、と
ずっとニュースを見ていました。
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。




最後にっ

今回、我がブログにご登場いただきました面々、
改めて「 T 」と 「 W 」、そしてレギュラーの おサル隊長です。

「 T 」  くたびれてますが、昔はイケメンでした…


「 W 」 仕事バリバリの、いい顔したおっさんになりました…


おサル隊長 」  いや~ん


本人の承諾もなく、思いっきりネット上に素顔を晒してしまった
お詫びに、お申し出いただければ、薄謝謹呈させていただきます
お礼に、お申し出いただければ、謝礼 申し受けまーす(笑)




次回は…
いよいよ( っていうか、やっと )『 北アルプス表銀座、錦秋の稜線へ!編 』へ続きます。
お楽しみに…

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