山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

涸沢経由 北穂高行き 奮闘編(その1)

2013年10月22日 02時46分51秒 | 北アルプス
え~、冒頭 まず言い訳を…

田舎での母の七回忌と、その直後の広島旅行
この山行後続いた為、
 “北穂高岳へ行って来ます”
と高らかに宣言しておきながら
すっかり更新が遅くなってしまいました

文章は 山行直後に書き込んでおいた為、
今読み返すと多少のタイムラグを感じるやもしれませんが
そんな訳で 悪しからず…

友人T には、てっきり北穂高で遭難したんじゃないかと
心配される始末

もっとも その時点で心配されても、
もし遭難していたなら、捜索隊が到着する頃には とっくに天国に着いていただろうけど、ね…
え⁉︎ 天国⁈
閻魔大王さまに お前がすんなり行かせてもらえるかって?
ま、そりゃそうだ…



とりあえず、二週間ほど前に、巻き戻そう…


珍しく、筋肉痛である。
右脚太腿部が、チョットだけ……… いや、今更見栄を張ってもしょうがない
実はかなり痛い。

例によって、登山後お馴染みの全身筋肉痛に悲鳴をあげているおサル隊員を
調子にのって早ばやと からかってしまった手前、
あまり声高に言い募れないをのが 癪だ。



帰って三日経ち、やっと落ち着いた。


さて、今回の山行を振り返るとするか…


先日の木曜夜半に新宿を出発したバスが 上高地バスセンターに着いた時
まだ明けやらぬ空には、重い朝霧がかぶさっていた。






紅葉シーズン真っ只中、絶望的な混雑の中に我が身を置くのだけは避けたかった我が隊ゆえ、
上高地バスセンター前での身仕度もそこそこに、
まだ薄暗い木立の中を、河童橋に向けて、何かに急かされるかのようにスタート







先を急ぐのには訳がある。
沢渡(さわんど)からの始発のバスは、到着が まだ小一時間は後のはずだから
今なら多少のアドバンテージがあるはず…
加えて、先程から 準備を整え続々と歩き出し始めた夜行バス組の中でも、先陣に近い位置をキープ出来れば
少しは上高地らしさを味わえるはず…
( ほんとは、朝食を期待していたバスターミナルの食堂が まだ開いていなかった故の、
苦肉の計画変更なんだけどね…タハッ



足早に歩を進めるうちに、空が明るさを増してくる。







そんな中でも、やはりお腹はすく。
「ん、徳澤!そう、徳澤着いたら、朝ご飯にしよっ‼︎」
あったかいご飯を思い描けば、一段とスピードが増すってもんだ。







突然の、本家 おサル登場‼︎




上高地からの このコースにおける『楽園』と、隊長が信じて疑わない、『徳澤園』到着!!
朝ご飯が待っている。












さて、もうひとがんばり





『横尾』到着!!
さぁ、平らな道はここまでっ‼︎
何とか、食事休憩の時間を足しても、予定通りの三時間で来る事が出来た。







いよいよ 『涸沢』に向けてのセカンドクール、その三時間のスタート!!
この辺りから、下りの人達との すれ違い 急増。
きっと涸沢以遠に昨晩 泊まった人達なんだろう…






そして、屏風岩が大きく視界に映り出すのと時を同じくして、
周りの木々が 紅葉の度合いを深めてきた…






WaaO!!
刻一刻と、視界に映る風景が変わり、彩りが深まる。





WaaO‼︎
本谷橋を境に、ついに恐れていた『渋滞』が…










もしかしたら、永遠に途切れないんじゃあ…
そんな不安がつのり、快調に足早だった ペースを狂わせる。








人間のそんな思惑に関係なく、紅葉の度合いは増すばかり。
おサル隊員が 昨年、ヘロヘロに バテきったのも
涸沢ヒュッテが望めだしてからの 最後の登り…
振り返ると 今回もやはり かなり辛そうな表情を…
アニマル浜口じゃないが、ここだけは、
気合いだ 気合いだ 気合いだぁ、
き・あ・い・だ・あ~っ









隊長も、ここは心を折らないためにも 間近な人とのゴール争いを意識
しばらく前から抜きつ抜かれつの 『韓国人ツアー一行様』
お腹を風船みたいに膨らませて歩く『チーム “福ちゃん”』ご一行様と
涸沢小屋目指しての デッドヒート‼︎
















勝ったど~❗ エイドリア~ン


ささっ、ご褒美のラーメンを遣わそう~



( 後編につづく )


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