いつもながら、やや古い発表について。
8月度の積期間中の平均残高は、88兆と、ほんの1年前の
発行済み紙幣の総額を超えんとしている。
ついこの間まで、
「マネタリーベースのうち、三分の一が日銀当座で
三分の二が発行済み紙幣」と、覚えるようにしていたのだけれど、
これはもう、全然通用しなくなってしまった。
まあ、もちろん、黒田さんは、総裁就任時
「2年間でマネタリーベースを倍にする」
と、宣言していたわけだから、
当然予想されていたことだが、現実にはじめられたのをみると
改めて、なんだかなあ、と、感じてしまう。
で、困ってしまうのが、所要準備は
8兆のままで、1年前と比べれば、10%の増加(ちなみに
前月比では減少)であるのに比べ、超過準備のほうは
あと少しで3倍になんなんとしている。
実際、所要準備に対する超過準備のほうはまだ10倍には達していないものの
準備以外の日銀当座も含んだ残高合計は、所要準備の11倍である。
ひところのアメリカはもっとひどいようだったが、
これは明らかな不安定要因だろう。
さて、このうち付利の対象となるのは、79.8兆円つまり約80兆円だそうである。
その内訳はちょっとわからないが所要準備の約10倍が付利の対象になっているそうである。
都銀や第2地銀は、所要準備の9倍前後の超過準備を抱えている。信託銀行は
13倍を上回っている。それに対して、
地方銀行は3倍にすぎない。このような違いがなぜ発生しているのか
よくわからないが、地銀はそれだけ堅実な経営をしている、
ということなのか、あるいは、もともと買いオペに応じるだけの
国債等資産を保有していなかったのか。。。
どうでもいいが、
超過準備のうち、約1割に相当する
8兆円は外国銀行のものである。
所要準備は、わずかに0.029兆円。
所要準備に対する超過準備の比率は
実に277倍!
これだけの暴利を、外国銀行は日本国民の税金から
(と、いうのは、この分、日銀の国庫納付金が
減っているわけだから)支払われているのだが。。。
ネットによくいる愛国者の方々は、
こういう事実について、
あんまり、お感じになるところはないのだろうか。。。
8月度の積期間中の平均残高は、88兆と、ほんの1年前の
発行済み紙幣の総額を超えんとしている。
ついこの間まで、
「マネタリーベースのうち、三分の一が日銀当座で
三分の二が発行済み紙幣」と、覚えるようにしていたのだけれど、
これはもう、全然通用しなくなってしまった。
まあ、もちろん、黒田さんは、総裁就任時
「2年間でマネタリーベースを倍にする」
と、宣言していたわけだから、
当然予想されていたことだが、現実にはじめられたのをみると
改めて、なんだかなあ、と、感じてしまう。
で、困ってしまうのが、所要準備は
8兆のままで、1年前と比べれば、10%の増加(ちなみに
前月比では減少)であるのに比べ、超過準備のほうは
あと少しで3倍になんなんとしている。
実際、所要準備に対する超過準備のほうはまだ10倍には達していないものの
準備以外の日銀当座も含んだ残高合計は、所要準備の11倍である。
ひところのアメリカはもっとひどいようだったが、
これは明らかな不安定要因だろう。
さて、このうち付利の対象となるのは、79.8兆円つまり約80兆円だそうである。
その内訳はちょっとわからないが所要準備の約10倍が付利の対象になっているそうである。
都銀や第2地銀は、所要準備の9倍前後の超過準備を抱えている。信託銀行は
13倍を上回っている。それに対して、
地方銀行は3倍にすぎない。このような違いがなぜ発生しているのか
よくわからないが、地銀はそれだけ堅実な経営をしている、
ということなのか、あるいは、もともと買いオペに応じるだけの
国債等資産を保有していなかったのか。。。
どうでもいいが、
超過準備のうち、約1割に相当する
8兆円は外国銀行のものである。
所要準備は、わずかに0.029兆円。
所要準備に対する超過準備の比率は
実に277倍!
これだけの暴利を、外国銀行は日本国民の税金から
(と、いうのは、この分、日銀の国庫納付金が
減っているわけだから)支払われているのだが。。。
ネットによくいる愛国者の方々は、
こういう事実について、
あんまり、お感じになるところはないのだろうか。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます