一人ディズニー見聞録

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シンデレラに似ているブルーハーツ

2022-01-18 17:53:37 | キャラクター
ガラスの靴、カボチャの馬車、そしてビビディ・バビディ・ブー。この単語を聞けば、多くの人がディズニー映画の『シンデレラ』(1950)を想像するだろう。

先週初めて『シンデレラ』(1950)を観た。ストーリーは知っていたが、ディズニーが製作するとドタバタコメディの要素が強く、観ていて楽しかった(さらに、シンデレラの姉のアナスタシアとドリゼラが、アメリカのお笑い漫画に出てきそうな顔をしていたのも笑えたポイント)。

初めての『シンデレラ』を観ていると、ある言葉が多く使われていることに気づいた。「信じていれば、夢は叶うもの」。シンデレラはこの言葉を歌詞に入れて歌ったり、トレメイン夫人たちから嫌味を言われた際も、小声でおまじないのように言っていた。「信じていれば、夢は叶うもの」という言葉は、全てのディズニー作品の決まり文句で、ディズニー哲学とも言えるフレーズだ。

作中で何度もこの言葉を聞いていると、こんなことを思った。「このフレーズって、ブルーハーツの歌詞にありそうだな」。1980年代後半~1990年代前半に、日本で絶大な人気を誇ったロックバンド、THE BLUE HEARTS。『リンダリンダ』や『TRAIN-TRAIN』等の名曲を生み出した彼らの歌詞には、『シンデレラ』で登場する「信じていれば、夢は叶うもの」と似た意味の言葉が多く登場していた。

ブルーハーツのどの歌にディズニー哲学が入っているかは、申し訳ないが覚えていない(ごめんなさい)。だけど、ブルーハーツのボーカルで作曲も行う甲本ヒロトが以前、雑誌かなんかのインタビューで「夢を信じれば、いつか必ず叶う」みたいなことを言っていた。そのような言葉を他のメディアでも言っていることから、ブルーハーツの歌にはディズニー哲学が含まれていると思った。

夢を信じ続けたことで、王子様と舞踏会で踊り、さらには王子様と結婚したシンデレラ。同じく夢を信じ続けた結果、多くの日本人から愛されるバンドとなったブルーハーツ。もしかすると、ブルーハーツのメンバーは『シンデレラ』を観て、彼女から勇気づけられたのかもしれない。

これは決して冗談ではない。なぜなら、ブルーハーツの歌に『シンデレラ(灰の中で)』というものがあるからだ。歌詞の詳しい意味は分からないが、『シンデレラ』の主人公、シンデレラのことを歌っていることは間違いない。例えばAメロの歌詞は、まさに彼女を表している

「シンデレラ シンデレラ ここにずっと居たくてもいられない シンデレラ シンデレラ 口に出せないことが多すぎて 素直になれやしない」

やっぱり、『シンデレラ』から何かしらの影響を受けているため、同作に敬意を込めてあの歌を作ったのだろう(あくまで個人の感想です)。


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