一人ディズニー見聞録

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あざとかわいいミニーちゃん

2022-03-02 19:01:57 | キャラクター
「あざとくて何が悪いの?」。これはパワーワードだ。


これは、テレビ朝日系列で毎週土曜日の21時55分から放送される番組名だ。一般社会に蔓延る「あざとい」行動・言動などを出演者たちが語り尽くすバラエティ番組は、今やすっかりテレ朝の人気番組となっている。


芸能界では「あざといキャラ」で知れ渡っている田中みな実とテレ朝アナウンサーの弘中綾香が、視聴者投稿の「あざとエピソード」をもとにして作られた再現VTR「あざといミニドラマ」を観ながら、「これはあざとい」などと突っ込む姿は、とても信ぴょう性がある。数々のあざとい行為をしてきた2人が言うのだから、間違いはないと思う(2人が本当にあざといかは分からないが…)


しかし、芸能界1、2を争うあざとさのある2人を越える「あざとい女子」がいた。その名は、ミニー・マウスだ。「え、どこが?」と突っ込むのは野暮だろう。ミニーは可愛い見た目ながらも、田中や弘中を越えるほどのあざとさが詰まったキャラなのだ。


例えば、彼女の目の使い方。20年ほど前にテレビ東京系列で放送されていた『TVチャンピオン』(懐かしい)で、「ディズニー王選手権」に出場したミニーの写真を1万枚撮影したミニー大好きおじさんが、彼女の魅力を語ってくれた。


ミニーの虜になり写真を撮るようになったのは、彼女の目が理由だった。ミニーの目は「私を撮って」とアピールしているらしく、それに惹きつけられミニーが大好きになったと言う。「私を撮って」と訴えるミニーの目は、世の男たちを振り向かせるためのあざとさなのかもしれない。


また、ミニーはミッキーフレンズ(ミッキーやドナルドたちのこと)の中で唯一、下着を身に着けているキャラクターだ。ミニーは過去に出演した作品やイラストでは、ほとんどスカートからパンツが見えており、パンちら状態なのだ(パークにいる時はそうではない)。本人は気にしていないように見えるが、もしかすると恋人のミッキーだけではなく、多くの男を惹きつけるためにやっているのかもしれない。


だが、それら以上にミニーが「あざとい女子」だと決定づけるものがあった。それは、1936年に公開された短編映画『ミッキーのライバル大騒動』での一幕だ。ある日、ミッキーとミニーがピクニックをしていると、猛スピードの高級車が現れ、そこに乗っていたのはミニーの幼馴染のモーティマー・マウスだった。モーティマーの紳士的な対応にミニーは心を奪われる一方、ミッキーはモーティマーを敵視し、突っかかろうとするが、軽くあしらわれてしまった。その後色々あってモーティマーは帰り、ミッキーとミニーは仲直りした。



<ミニーの幼馴染のモーティマー・マウス(一番左)>


話はともかく、モーティマーが現れて以降のミニーは、あざとい女子の典型とも言える姿になっていた。高級車を乗り回し、恋人(ミッキー)より高身長で、女性の扱いが上手な幼馴染が現れた途端、急に女の顔を見せ始めたのだ。しかも、恋人の前で堂々と好意を持つ素振りを見せつけ、さらには、ミッキーよりモーティマーへのボディタッチの回数は多くなっている(しかも、パンちらもしている)。


温厚なミッキーがかなりの嫉妬をするほどミニーのあざとさは、田中や弘中を越えるものだと思う。『~ライバル大騒動』時のミニーは、「あざとくて何が悪いの?」と言わんばかりの姿になっている。ミニー・マウスはミッキー・マウスの恋人でありながら、世界で一番「あざとかわいい」女子だった。

<参考ホームページ>
・あざとくて何が悪いの?|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

・ ミッキーのライバル大騒動 - Wikipedia


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