一人ディズニー見聞録

ディズニーを切り口に世の中の出来事を紹介しています。ディズニーソングのコンサートレポートも書いています。

キャラクターとの撮影は、至福のひととき

2022-08-31 07:49:00 | 一人ディズニー
老若男女を問わず、1日に与えられる時間は24時間である。お金持ちであろうが貧乏人であろうが、天が与えてくれる時間は同じだ。

これは、プロ野球・ヤクルトスワローズや東北楽天ゴールデンイーグルスで監督を努めた野村克也氏が生前述べていたものだ。

この言葉には、「平等に与えられた時間を有効に活用するか、しないかでその人の結果は変わってくる」と続いており、監督としてリーグ優勝5回、日本一3回と活躍してきた野村氏の功績を考えると、とても意味がある言葉だ。

「時間は平等に与えられている」という言葉を少し変えて見ると、誰にでも平等に「至福のひととき」があると言えるだろう。

ディズニー好きの自分にとっては、一人でパークに行くこと自体が至福のひとときではあるが、中でもそれを思いっきり感じられるのが、キャラクターと一緒に写真撮影をするときだ。

「キャラクターグリーティング」と呼ばれるキャラクターとの写真撮影は、「極上の至福のひととき」と言っても過言ではない。なぜなら、自分のスマホカメラの中にはキャラクターと自分の2人しか写ってないからだ。自分が好きなキャラクターたちと同じ空間を共有し、同じポーズが出来ることほど幸せなものはない。

「一人でキャラクターと楽しそうに写っていると、並んでいる人たちから白い目で見られるんじゃない?」とネガティブなことを思うかもしれない。しかし、意外にも並んでいる人たちは、他人のことをあまり気にしていないのだ。皆自分達のことでいっぱいだ。それに加えて、自身も目の前にキャラクターと一緒に楽しんでいるため、周りの人の存在を忘れているのだ。

「そんなことないだろう」と感じるかもしれない。自分も最初は思っていた。しかし、いざやってみるとキャラクターたちだけに目が行き、並んでいる人の視線など一切気にならなかった。それぐらいキャラクターたちは、来てくれたゲストを楽しませる魔法があるのだ。これには驚いた。

また、一人でキャラクターたちと写真を撮ると、彼らから貰える幸せや喜びをフルで受けとることが出来るのだ。誰かと一緒に行ってその人たちと写真を撮るのは、一緒に行った人の思い出にはなる。それはそれで良いが、キャラクターたちが与えてくれる幸せなどは、人数分に分けられると思った。自分が中学生の頃、家族と一緒にミッキーと写真を撮ったが、一人で写っていた時の表情は、より楽しそうでイキイキとしていた。

中学生の頃と比較するのは少し無理があるが、それでも一人でキャラクターと写真を撮っているときは、マスク越しの自分の表情から察するに、至福のひとときだと思った。

現在は新型コロナの影響で、キャラクターと至近距離での撮影は出来ないが、再び近くで一緒に写真を撮れる日が来ることを願っている。

『ピクサー アニメーション大全集』が届いた

2022-08-30 07:52:00 | 書籍
ついに届いた。

昨日、本日(8/30)より発売される『ピクサー アニメーション大全集』が家に届いた。

発売日より早く手にすることができたのは、月刊『ディズニーファン』の定期講読限定の予約購入をしたためだ。さらに予約購入をしたため、特典でミッキーのオリジナルポーチも付いてきた(『ピクサー アニメーション大全集』の予約購入は、既に終了しています)。

『ディズニーファン』を定期講読すると、ディズニー関連書籍の先行購入できるため、とてもお得だ。ぜひ定期講読をしてみてはいかかだろうか。

その内容は後日紹介。

ディズニーの楽しさとは何か?

2022-08-29 07:59:00 | メンタル
「ディズニーの楽しさとは何ですか?」。その時、思いよらぬ質問に驚き、思わず「良い質問ですね!」と池上彰さん風に答えると、その場は笑いが起きた。

先週、自分が週2~3回通っているメンタルクリニックに併設されている復職サポートセンターでグループワークが行われた。

この日のワークは、資料に書かれた100の価値観から3つ選び、その理由と、3つの価値観を踏まえた9月の目標(9月をどのように過ごしていきたいか)を利用者の前で発表する、というものだった。

そこで自分は「タフネス」、「知識」、「楽しさ」の3つを選び、9月の目標は「体と心の栄養を補給する」と発表した。「タフネス」、「知識」、「楽しさ」を選んだ理由は、7月下旬に新型コロナ感染によって落ちた体力を回復させ、9月に一人ディズニーを行うためだ。

コロナ感染によって体力と体重が落ちて、倦怠感も感じていた。そのため、8月中にやりたかったことや遠出が出来ずストレスを感じていた。そこで9月は、落ちた体力を回復させるために健康的な食事と運動に関する知識を取り入れて実践し、8月に行けなかった一人ディズニーを9月に2回(ランドとシーをそれぞれ1回ずつ)楽しみたい、と発表した。

その後、利用者からの質問タイムで、初老のダンディーな利用者から文の冒頭に書いた質問がされた。その時「たしかに、なんでディズニーに関するコトやモノは楽しいんだろう?」と改めて思った。

ディズニーの映画やパークがなぜ楽しいかについては、テンプレート化された答えがアメリカのディズニー本社にはあるのかもしれない。しかし、ディズニー関連のものが楽しく感じる理由は人によって答えが異なると思うから、万人が納得できる共通の答えは、見つけにくいと思う。

裏を返すと、それだけディズニーの楽しさは一言で言い表せるような単純なものではないのかもしれない。だから、長きに渡り世界中の多くの人々に愛されているのだと思う。

だが、ディズニーが楽しい理由を心理学の観点から分析すると、もしかしたら万人が納得できる答えが見つかるかもしれない。なぜなら、心理学は長きに渡って教えられてきた学問だからだ。

現在通っている復職サポートセンターでは、グループワーク等利用者間で行うワークに加えて、認知行動療法や心理学といった人間の心理に関する講座も行われている。その講座で得た知識とディズニーの映画やパーク等の楽しさを分析していきたい。

ディズニー・メンタル・クリニック(新しいブログ名)

2022-08-25 08:24:00 | ディズニー
再びブログのタイトルを変えることにした。

以前は、一人でディズニーのパークやコンサートの楽しみ方を書いていこうと思った。しかし、書いていくうちに、自分にしか書けない文章を書きたいと思った。

そこで思い付いたのが、今年の1月に「適応障害」という精神疾患を患った自分が、様々なディズニーコンテンツによって救われたという話だ。

「適応障害」と診断された頃は、今後の人生をどう生きていけば分からなくなり、将来に希望や夢を抱きにくくなっていた。会社を休職することになってからは、家の中で悶々と日々を過ごし、これからの人生に不安を抱いていた。

休職してから半年後、突然一人で開園20周年のイベントを行っている東京ディズニーシーに行きたいと思い行ってきた。結果は、最高に楽しむことが出来て、「また行きたい」、「これからの自分のルーティンにしていきたい」と思うようになった。

その後もディズニー・オン・クラシックやディズニー・オン・アイスといったディズニー関連のイベントに足を運び、思いっきり楽しむことが出来た。

その頃になると、何でディズニーに関することを消費すると、自分の心が元気になったり、楽しい気分になったのかが気になった。

なぜ、ディズニーは心の病気を抱えていた自分の心に元気と幸せを届けてくれたのか。何を書くかは詳しく決めていないが、先に述べたことをこれからは書いていきたい。

パークの思い出で体調チェック

2022-08-22 07:28:00 | メンタル
この1カ月は、あっという間だった。

新型コロナに感染して早くも1カ月。今月初旬に自宅療養を終えて外出可能になったが、一度落ちた体力はなかなか戻らなかった。半日外出して帰ってくると、ソファに座ってしばらく動けなくなり、脂っこい料理や肉料理を食べるとお腹を下すため、野菜や消化が良い料理しか食べられないなど、コロナの後遺症は想像以上にキツい。

さらに、体力が落ちているため、楽しいことを少しするだけで日常生活で使う以上の体力を消費すると分かった。自宅療養終了から2~3日経ったある日、就寝前にスマホの写真をGoogleドライブに移していた。そのとき、6月末に東京ディズニーランドに行った際に撮ったイースターのパレード動画を発見した。

動画には、聞いていると楽しくなる音楽に合わせて「うさたまチェイサーズ」の衣装を着たキャラクターたちの踊る姿が映っており、撮影時間は約1分30秒というとても短いものだった。

観て聞いて楽しくなる内容のため、観ていると楽しくなってテンションが高まり、とても幸せな気分になった。10日間外出ができなくなり、気持ちが落ち込んでいたため、観ていて楽しくなるイースターのパレードは、自分の活力剤となった。

しかし、動画を見終えると急激に疲れが襲ってきた。体のキレが悪くなり倦怠感に包まれている感じだった。その時、「自宅療養は終えたけど、体力は元に戻ってないのか。むしろ、無くなったままだったのか」と気づかされた。

この疲れは、家事や外出して買い物に行く以上のものであったから大変だった。後でなぜ倦怠感が出たのかを調べると、コロナの後遺症であることが分かった。楽しくて元気が出ることは、病気明けの体にとって、体力を激しく消耗することだった。

楽しいことが疲れることだと分かり、当面はパークに行った時の写真や動画を観ないようにしようと思った。しかし、それから数日後、パークの写真がどうしても見たい!、という衝動にかられて見たが、その時は興奮して心拍数は上がったものの、見終えた後の疲れは以前ほどのものではなかった。つまり、感染後の後遺症が軽減されたということだ。医学的な根拠はないが、体が快方に向かっているということを実感したから、後遺症が軽減されているとも言えるだろう。

パークでの思い出は、自身の体調を知る方法であると同時に、コロナ明けの体にはキツかったが、楽しくて元気の出るものだということも分かった。体力がコロナ以前に戻ったら、再びパークに行って楽しみと元気を貰ってきたい。