一人ディズニー見聞録

ディズニーを切り口に世の中の出来事を紹介しています。ディズニーソングのコンサートレポートも書いています。

1993年の思い出。『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を観て思ったこと

2023-10-20 18:19:36 | 映画




先日、シネマイクスピアで『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス/ディズニー デジタル 3D(TM)<日本語吹替版>』を観てきました。

現在、東京ディズニーリゾート内のシネマイクスピアリでは、大人気ハロウィーン映画『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(以降『ナイトメアー~』)の3D日本語吹替え版が、10月13日(金)から11月2日(土)まで3週間限定で上映されています。

3D吹替え版の『ナイトメアー~』は、毎年ハロウィーンの時期にシネマイクスピアリで公開されており、私は今回初めて劇場に足を運んで観に行きました。

今年は、『ナイトメアー~』が劇場公開されてからちょうど30年という節目の年となっています。記念すべき年ということで、30年前の公開日である10月29日(日)に上映される回では、来場者限定の特別なプレゼントが配布される予定です。

『ナイトメアー~』が公開された1993年は、東京ディズニーランドが開園10周年を迎えました。4/15の開園日から「ディズニー・ファンタジー・オン・パレード」が始まり、シンデレラ城前のステージでは「東京ディズニーランド10thアニバーサリー・スペクタキュラー"イッツ・マジカル!"」が行われました。

また、「ディズニー・ギャラリー」や「ビジョナリアム」、「スイスファミリー・ツリーハウス」といった懐かしいアトラクションなどがオープンしました。

新しい時代に入った1993年の東京ディズニーランド。実はこの年は、ランド同様にメモリアルな出来事が多い年となりました。

この年の個人的に「メモリアルだな」と感じた主な出来事は次の通りです。


・Jリーグ開幕(5月15日)

・皇太子徳仁親王(現・天皇陛下)と小和田雅子(現・皇后陛下)の結婚の儀(6月9日)

・『ジュラシック・パーク』公開(6月11日。日本公開は7月17日)

・細川連立内閣発足。それにともない自民党の55年体制は終焉(8月9日)

・レインボーブリッジ開通・開業(8月26日)

・「ドーハの悲劇」(10月28日)

・EU発足(11月1日)

・日本プロ野球FA制度開始(11月2日(この日に阪神の松永浩美がFA権を行使))


1993年は、JリーグやEUなどの現在も私たちが知っている組織が発足するなど、新しい組織が誕生した年になりました。また、Jリーグや「ドーハの悲劇」など日本国内がサッカーの話題で大いに盛り上がった年になりました。

東京ディズニーランド10周年とサッカーで盛り上がった1993年の日本。そこから30年が経った2023年は、ランドが開園40周年を迎え、国内外のサッカーチームで多くの日本人が活躍しています。

話が『ナイトメアー~』からだいぶ反れてしまいましたが、1993年はティム・バートンが現在も大人気の『ナイトメアー~』を作ったメモリアルな年でもあります。

今年は、11月2日(木)までシネマイクスピアリで公開されている『ナイトメアー~』を観て、同作をお祝いしてみてはいかがでしょうか。

ディズニー100 フィルム・フェスティバル 『モアナと伝説の海』

2023-10-15 17:33:04 | 映画

〈今回配布されたアクリルスタンド〉


10月15日(日)、『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』が行われている横浜市内の映画館で『モアナと伝説の海』(2016)を観てきました。

『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』は、今年創立100周年を迎えるディズニー社を記念して、全国100か所の映画館で特別上映イベントです。2023年10月 の毎週土日限定で開催されており、10月15日(日)の今日は、一人の少女が故郷を救うべく海に繰り出す『モアナと伝説の海』が上映されました。

9月25日(月)の午前0時よりチケットが販売されていましたが、その日の午後0時には完売するなど、イベントの約2週間前から盛り上がりを見せていました。

今回のイベントでは、各作品で必ず来場者限定のアクリルスタンドが配布されました。主人公のモアナがペットの子豚・プアを抱き抱えており、彼女がプアのことをとても大事にしている様子が伺えます。

今回私が『モアナ~』を劇場で観るのは、2017年に日本で公開された以来6年ぶりのことでした。当時は現在のように毎週パークに行く、ディズニーのコンサートやイベントに行く、推しのキャラクターがいるなど、熱狂的なディズニーマニアではなく、「子どもの頃からなんとなく好き」程度の感じでした。

そのため、『モアナ~』が公開された時は「どんなディズニー映画なんだろう?」と、興味本位程度で観ることにしていました。今だったら、「どんな話だろうと、誰が出てこようと絶対に観たい!」と思っていたでしょう。

公開当時に観終えた後、私は次のことを感じていました(あくまで覚えている範囲内です)。

・モアナ一人でよく頑張っているな。
・マウイの声の尾上松也さん、めっちゃマウイになりきっている。
・タマトアの声のRollyさんが唄う『シャイニー』、まるでグラムロックみたい。
・モトゥヌイの男性陣、ラグビー選手みたいな身体しているな。

といったように、当時は声優さんや作品の世界観に対して様々なことを感じていました。

しかし、公開時から6年経ち、毎週パークに行くほどのディズニー好きになった今日の自分が観ると、その見方は変わっていました。

・はやく「ハモカラ」(東京ディズニーランドの昼のパレード「ハーモニー・イン・カラー」の略称)観に行きたいな。
・はやく「ビリーヴ」(東京ディズニーシーの夜のショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」)観に行きたいな。

パークに頻繁に行くようになってから『モアナ~』を観ると、作品の世界観よりモアナが登場するパークのパレードやショーのことばかり、観ている間にずっと考えていました。

「ハモカラ」は、今年開園40周年を迎えた東京ディズニーランドで行われている昼のパレードで、モアナはラプンツェルとポカホンタスのプリンセスたちと一緒にフロートに乗って登場します。

一方「ビリーヴ」は、昨年11月に東京ディズニーシーで始まった夜のショーで、モアナはショー終盤にエルサと共に登場し、ショーを盛り上げてくれます。

両パークに行くと必ずと言ってもいいほど観ているため、今日映画館の巨大なスクリーンにモアナが映ると、観に行きたい衝動が走りました。それぐらい「ハモカラ」も「ビリーヴ」も魅力的なパレード、ショーと言うことができます。

6年ぶりに観た『モアナ~』は、自身のインパ(パークに入園すること)へのモチベを高め、「ハモカラ」と「ビリーヴ」が素晴らしいエンターテイメントだと思い出させてくれました。

この観に行きたい気持ちは、来週と再来週に発散してきます。

ディズニー100 フィルム・フェスティバル 『アナと雪の女王』

2023-10-07 16:36:49 | 映画




10月7日(土)、『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』が行われている横浜市内の映画館で『アナと雪の女王』(2013)を観に行きました。

『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』は、今年創立100周年を迎えるディズニー社を記念して、全国100か所の映画館で特別上映イベントです。2023年10月 の毎週土日限定で開催されており、10月7日(土)は主題歌が社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』が上映されました。

9月25日(月)の午前0時よりチケットが販売されていましたが、その日の午後0時には完売するなど、イベントの約2週間前から盛り上がりを見せていました。

今回のイベントでは、来場者限定のアクリルスタンドが配布されました。主人公のアナとエルサの2人が並んで立っている姿がプリントされたこのスタンドは、見ているだけで可愛くて癒されます。


〈『アナ雪』来場者特典のアクリルスタンド〉


今回の上映は、アナの日本語吹き替え声優を務めた、女優の神田沙也加さんが亡くなってから初めて劇場公開となりました。

神田さんの声は元気いっぱいで姉想いのアナにピッタリで、神田さんはアナの生まれ変わりと言っても過言ではありません。今回の『アナ雪』の劇場公開は、ディズニー創立100周年をお祝いすることに加えて、神田さんを追悼する意味合いもあったのかもしれません。

特に、劇中でアナが人生で初めて国外の人々と関わることへの嬉しさを唄った『生まれてはじめて』を聞いたときは、この歌を唄う神田さんの姿が思い浮かびました。

神田さんが意気揚々と嬉しそうに唄う姿を想像すると、直接その歌声を二度と聞けない寂しさと、私たちを感動させてくれたことへの感謝の念を抱きました。

そして歌の終盤になると、急に胸が熱くなり、最後の「生まれてはじめて」という歌詞のところでは涙が出ていました。前述した寂しさと感謝の感情が頂点を極めたため、自然と涙が出てきて心を落ち着かせたのだと思います。

感動の涙をもたらした『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』最初の作品『アナと雪の女王』。今月の土日にこのイベントが行われる劇場では、感動をもたらすことになると思います。


ジャニーズ出身のディズニー声優は?

2023-06-01 18:29:09 | 映画




6月1日(木)、8月4日公開のディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』の主人公で水の青年・ウェイドの日本語吹き替え声優を、Kis-My-Ft2の玉森裕太さんが務めることが発表されました。

玉森さんはインタビュー記事にて、初めてピクサー作品の声優を務めることに喜びを明かすと同時に、映画への熱い想いを語ってくれました。

この記事を読んで、ふとあることを思いました。

「ジャニーズ出身のディズニー声優て、V6の長野くん以来だな」。

昨今何かと話題なジャニーズ事務所には、数多くのイケメン男性アイドルが所属しており、彼らは卓越した歌や踊りを披露する一方、ドラマや映画では私たちを感動させる演技力も兼ね備えています。

高い演技力が評価される人の中には、国内外のアニメーション映画の吹き替えも担当している方もいます。しかし、意外にもディズニー&ピクサー作品の日本語吹き替え声優を務めた人は、今回の玉森さんを始め、わずか4人しかいません。それはこの人たちです。

・秋山純(ジャニーズJr.):『ヘラクレス』(1997)→少年時代のヘラクレス

・松岡昌宏(TOKIO):『ヘラクレス』(1997)→青年時代のヘラクレス

・長野博(V6):『アトランティス 失われた帝国』(2001)→マイロ・ジェームス・サッチ

・玉森裕太(Kis-My-Ft2):『マイ・エレメント』(2023)→ウェイド

多くの人気アイドルや俳優が所属するジャニーズですが、以外にもディズニー作品の声優を務めた人は、たった4人。しかもマイロ役の長野さんを最後に、なんと22年もの間ジャニーズ出身のディズニー声優はいませんでした。

なぜ彼らが長年にわたり吹き替え声優に選ばれなかったのは分かりませんが、久しぶりのジャニーズ声優の作品には期待しかありません。玉森さんは、ドラマや映画で主役を張れるほどの演技力があるため、今回の『マイ・エレメント』でも私たちを惹き付け、そして感動させてくれる吹き替えを魅せてくれると思います。

22年ぶりにジャニーズ出身の日本語吹き替えが聞ける『マイ・エレメント』は、8月4日(金)公開です。

〈公式ホームページ〉
https://www.disney.co.jp/movie/my-element

『ボー・ピープはどこに?』(2020)

2022-06-26 07:59:00 | 映画
「だから、ボーは逞しくなったんだ」。


一昨日、日本テレビ系列の「金曜ロードSHOW!」で『トイ・ストーリー4』が地上波初放送された。それを踏まえて、今日はヒロインで主人公ウッディと恋仲にあった羊飼いボー・ピープの日本語吹き替えを務めた戸田恵子さんの魅力を紹介しようと思っていた。


戸田さんは、前回出演した『~2』から20年(日本語吹き替え版公開からは19年)ぶりに『トイ・ストーリー』シリーズに出演したため、今回彼女の声の魅力を紹介しようと思っていた。しかし、戸田さんがボーの声を務めた作品は、まだあったのだ。それが『ボー・ピープはどこに?』(2020)という、ボーが主演の短編作品だ。


同作は、『~4』の冒頭シーンでウッディと別れたボーが、再びウッディに会うまでの間に起きたことを描いた作品だ。『ボー・ピープはどこにを?』では、なぜボーが『~4』で強くて逞しいおもちゃとして登場したのかが分かる。色々なことがあったから逞しくなったと思ってはいたが、ウッディと別れた後にそういったことを経験したら、『~4』で独り立ちして生きていたことに納得が出来た。


また『ボー・ピープ~』は、ボーの成長過程に加えて、同作でも彼女の日本語吹き替えを務めた戸田恵子さんの魅力を思う存分に知ることが出来た。


戸田さんが演じるボーの魅力とは、一体何なのだろうか?


<「戸田恵子のボー・ピープ」に続く>