一人ディズニー見聞録

ディズニーを切り口に世の中の出来事を紹介しています。ディズニーソングのコンサートレポートも書いています。

ミッキーとミニーへの誕生祝い

2022-11-18 07:28:00 | キャラクター
「ミニーちゃん、1週間早いけどお誕生日おめでとう!!」。そう言うと、彼女は驚きそしてめちゃくちゃ喜んだ。

11/8(火)から東京ディズニーランド、シーでクリスマスのイベントが始まった。3年ぶりの本格開催ということで、ランドとシー共にパーク全体がクリスマスのデコレーションが施されている。

2週連続でランドに行っていて、既にクリスマスのパークを楽しんでいる。しかし11月のパークは、クリスマスのイベント以上に楽しむことがある。それは、11月18日(金)に誕生日を迎えるミッキーとミニーをお祝いすることだ。

約半年前、ランドのキャラグリ(キャラクターグリーティングの略)でミッキーとミニーに会い、そこで誕生日を祝ってもらってから、ランドならびにシーに行った際は、必ず彼らに会うようにしている(特にミニーちゃん)。

ミッキーとミニーは、満面の笑顔で挨拶し、自分がよく着ているミッキーがプリントされた服やぬいぐるみバッジを褒めてくれる。さらに、写真を撮る際は、同じポーズを考えてくれて、そして直筆のサインをしてくれる(10/1~)など、ミッキーとミニーはゲストに対して目一杯のおもてなしをしてくれるのだ。

元気いっぱいにゲストをもてなすことが得意なミッキーとミニー。彼らに会うと常々感じるのは、2匹は共(彼らはネズミ)にとても幸せなオーラに包まれているのだ。最初は分からなかったが、会っていくうちにミッキーとミニーからは、幸せなオーラが溢れ出ていることに気がついた。どんな形をしているのかは説明が難しいので、実際に行ってみて確認してほしい。

目に見えやすいものではないため少し信憑性には欠けるかもしれない。では、ミッキーたちから幸せなオーラが出ていると仮定して、なぜ彼らからそのようなものが出ているのか?

その答えは、ミッキーとミニーが常に私たちゲストへ様々なものを与えてくれているからだ。彼らは素敵な笑顔と仕草でその日会ったゲストに、元気や幸せ、さらには日々の生活や将来の夢へのモチベーションも与えてくれる。つまりミッキーたちは、私たちに元気や幸せを提供しているから幸せや元気なオーラを放っているということになる。

詳しい内容は後日書くが、実際に心理学でも相手が喜ぶことをすることで自分も嬉しくなるということがある。ミッキーとミニーは、それが実践できているため、私たちには常に幸せな雰囲気でいるように見えるのだ。

相手の喜ぶや幸せになることを与えることで、自分も同じく喜び幸せになるなら、今までミッキーたちから与えられてきたことをやろうと思った。

そこで、11月にパークに行ってミッキーとミニーと会うときは、彼らのバースデーカードを書いて渡すことにした。

そして先週。ミッキーのカードにはミニーのサインを、ミニーのカードにはミッキーのサインをしてもらい、彼らに直接手渡してきた。すると、ミニーは冒頭文のような反応をし、ミッキーも同じような反応をしてくれた。



〈バースデーカードに驚き、喜ぶミッキー〉

相手を喜ばすことを行った結果、自分も嬉しくなり幸せな気分となった。この感覚は翌日まで続くなど最高の時間だった。

東京ディズニーリゾートは、11月上旬から絶賛クリスマスのイベントを行っているが、自分にとっての11月は、ミッキーとミニーをお祝いし、自分も彼らと同じく幸せな気分を味わう時間だった。

応援上手なミニーちゃん

2022-11-06 07:53:00 | キャラクター
「頑張って書いてね!!」そう言っているように思えた。

先週、一人ディズニーで東京ディズニーシーに行き、初めてシーの「ミッキー&フレンズ・グリーィングトレイル」でミニーからサインを貰った。

朝イチで行った際は、ファンダフルディズニー(東京ディズニーリゾートのオフィシャルファンクラブ)会員限定のサイン帳にサインをしてもらった。

朝から元気なミニーに会えたため、彼女からサインを貰った時は「ミニーちゃんの字、可愛すぎ!!」、「このハートなんて、めちゃくちゃ可愛いよ!!」と、朝から超ハイテンションでベタ褒めしまくった。ミニーの元気は、会った者も元気にさせ、テンションを上げてくれる力があることを教えてくれた。

そして、朝イチとラストでミニーに会ったが、この日の最後に行った時に自分の将来を動かす出来事が起きた。その時のやり取りは、こんな感じだ(全て事実です)。

自分:「ミニーちゃん、今ミニーちゃんについての本を書いていて、」

ミニー:「え、そうなの!?嬉しい!」(ミニーの言葉は、仕草から推測したものです)



〈喜ぶミニーちゃん〉

自分:「このノートにアイデアを書いているんだけど、ミニーちゃんがサインをしてくれたら、めっちゃ書ける気がするから、サインいいかな?」

ミニー:「分かったわ!サインしてあなたにパワーをあげるわ!」。


〈頑張るポーズのミニーちゃん〉


そしてサインを書いてもらい、写真撮影をした後、
ミニー:「頑張って書いてね!!」

自分:「ありがとう!頑張って書くね!!」

ミニーは、人を励ましてやる気にさせる力の持ち主だ。自分がミニーの「推し」ということもあるが、そうじゃない人でもミニーからは元気や励ましを貰うことが出来るはずだ。

なぜそうなるのかは、これから考察していくテーマであるため今回は触れないが、ミニーに応援されたからには、必ずミニーの可愛いさについて書いた本を出版しようと決めた(出版されたら、その本にミニーからのサインを貰う)。また近い将来は、物書きとして生計を立てていこうとも思った。

一人の人間の将来を応援してくれるミニーマウス。また、彼女に会いに行きたい。

一流の脇役 ドナルド・ダック

2022-06-09 17:37:49 | キャラクター
1934年6月9日。この日、世界一有名なあの騒がしいアヒルが、銀幕デビューを果たした。


その名は、ドナルド・フォントルロイ・ダック。意外かもしれないが、ドナルド・ダックにはミドルネームが入っており、そのことが大人気テレビ番組『TVチャンピオン』の「ディズニー選手権」の予選問題として出題されたこともあった。


セーラー服に可愛いお尻をふりふりさせながら、個性的な声で話すアヒルのドナルド。登場から80年以上経つ現在でも大人気のディズニーキャラクターだが、実はドナルドには、単独で主演を務めた長編作品並びにテレビアニメシリーズがないのだ。


ドナルドは、短気かつ自分勝手な性格のため、トラブルをよく引き起こし、または巻き込まれてしまう。一方、トラブルが起きた際は、真っ先に逃げ出すアヒル、じゃなくてチキン(臆病)な奴だ。さらに、騒々しい声で話すため言ってることがよく分からないのだ。


これらの特徴では、長編作品の主人公にするのは難しい。長時間何言ってるか分からないのは、観ている側にとっては疲れるし、主人公は必ずピンチに巻き込まれるが、臆病なドナルドでは逃げてばかりいて、話が先に進まなくなるだろう。また、シリーズものの主人公を務めても、自分勝手な性格からトラブルを引き起こすパターンが定着してしまい、観ている側を飽きさせてしまいかねない。


主人公に向かないドナルドに対し、主人公向いているのが、ドナルドの友人であるミッキー・マウスだ。ミッキーは、どんな時も笑顔を絶やさず、誰かが困ったときには必ず助け、困難な状況でも決して諦めずに立ち向かう勇敢なネズミだ。これらの性格は、物語の主人公にはピッタリとも言えるため、ミッキーは、数多くの中編(尺が30分程度の作品)で主演を務め、自分の名前が入ったテレビアニメシリーズを持つことが出来ているのだ。


また、ミッキーのように主人公気質ではないのに、長編映画の主演やテレビアニメシリーズを持っているのが、グーフィーだ。ドナルドのように数多くの失敗を行ってきたグーフィーだが、ドナルドと異なり、のんびりやで難しいことも一生懸命やるグーフィーは、観ていて好感が持てる。不器用ながら息子のマックスと接する姿は、何とも微笑ましい。


話をドナルドに戻すが、決してドナルドをディスってるわけではない。ドナルドは、ミッキーやグーフィーと違い、主役よりも脇役のほうが向いているのだ。脇役の一流と言っても良いだろう。


彼のデビュー作『かしこいメンドリ』(1934)では、脇役として登場し、陽気に唄っているかと思うと、畑仕事を頼まれると顔をしかめて仮病を使う、というセコくてだらしなく描かれており、悪役のような設定だった。しかし、癖の強い脇役ぶりが注目され、2か月後には『ミッキーの芝居見物』(1934)ではミッキーと共演し、観客からのヤジにキレてギャアギャア騒ぐ「短気なトラブルメーカ―」という、現在のドナルドのキャラクターを確立させたのだ。


また、ドナルドのキャラクターは、主人公が活躍できるようにお膳立てをさせることもある。例えば、ドナルドの甥っ子であるヒューイ・デューイ・ルーイと共演したアニメシリーズ『クワック・パック』(1996)では、ドナルドが自分勝手な行動から頻繁にトラブルを起こし、または巻き込まれるが、最後は甥っ子たちに救われることが多々あった。


映画もドラマもそうだが、主役クラスの役者ばかり出演させると、バランスを欠いた大味な作品になるものだ。一方、名作には必ず名脇役と言われる役者がおり、彼らが主人公に華を持たせ、バランスの取れた良質な作品を作り出しているのだ。ドナルド・ダックは、強烈な個性を持ったキャラクターだが、それは主役のミッキーや甥っ子たちの活躍を引き立たせる唯一無二のものである。


ドナルドは、ミッキー&フレンズ並びにディズニー作品における一流の脇役キャラクターだった。


マックスは高校生探偵!?

2022-05-26 18:29:30 | キャラクター
「どう聞いても工藤新一だ」。そう感じる人は多くいると思う。


90年前の5月26日、グーフィーがスクリーンデビューを果たした。それに伴いSNS上では、グーフィーをお祝いする投稿が多く挙げられていた。自分もブログで、グーフィーに関する記事を書いたが、今日はグーフィー繋がりで、彼の息子マックスについて、どうしても言いたいことがある。それは、マックスが『名探偵コナン』の工藤新一とキャラが似ていることだ。


共通点が無いように思える両者だが、意外にも似ている部分はある。2人(マックスは人?)とも高校生でガールフレンドがいて、さらには子ども時代の姿も見ることができるのだ。しかし、正直言うとあまりパッとしない共通点ばかりだが、マックスと新一の最大の共通点と言えば担当声優が山口勝平さんということだ。


勝平さんは、『ONE PIECE』のゾロや『バッグスバニー・ショー』のバッグスバニーなどのお調子者キャラから、新一や怪盗キッド、『犬夜叉』の犬夜叉などイケメン青年キャラを務める大人気声優だ。勝平さんの演じてきたキャラクターを見ると、お調子者の高校生マックスの声は適役だと思う。


声優さんが演じているキャラクターが、その人が務める別のキャラクターにどことなく似ていると、後者のキャラクターに似てくるのだ。だから例えば勝平さんがマックスの声のまま、『名探偵コナン』の映画シリーズの冒頭で必ず出てくるあのセリフを言うと、


「俺は高校生探偵、マックス。幼馴染で同級生のロクサーヌ(マックスのガールフレンド)と遊園地へ遊びに行って、ヴィランズたちの怪しげな取引現場を目撃した。(中略)フォンドレイク教授(ドナルドの親戚の発明家)の助言で正体を隠すことにした俺は、ロクサーヌに名前を聞かれてとっさに…「プルート」と名乗り、奴らの情報を掴むために(中略)」。


個人の妄想で書いているが、これはこれで面白いと思う。グーフィーを主人公にした作品は数多くあるが、マックスを主人公にした作品はまだない。それなら、マックスを高校生探偵にして、探偵ものの新しいアニメを作ってほしい。もちろん、彼の父親のグーフィー、お隣さんのピート家も共演させて。


多分、マックスが主人公のアニメは作られないと思うが、作られたら『名探偵コナン』のよう真面目な探偵ものになるか、それとも『パパはグーフィー』路線を継続させるのか。どちらの路線になっても、これだけは言いたい。


「マックス、ずいぶん成長したな。これからも頑張れよ」。


グーフィー・バースデイ/今年でデビュー90周年

2022-05-25 19:38:11 | キャラクター
1932年5月25日。世界一有名なドジでのんびり屋な犬のキャラクターが生まれた。


それは、「グーフィー(Goofy)」だ。90年前の今日、『ミッキー一座』(1932)でデビューしたグーフィーだが、当時はミッキーが主演する作品の脇役として出演していた。また、デビュー時の名前は「グーフィー」ではなく、「おかしな犬」という意味の「デイピー ダウグ(Dippy Dawg)」と呼ばれていた。さらに、『ミッキー一座』のグーフィーの見た目は、四角い鼻眼鏡に白いあごひげと、どこか小汚い恰好だった。


デビュー時こそあまりパッとしなかったグーフィー。しかし、何をやってもドジを踏むも、どこか憎めないキャラクター、「アヒョオ!」という独特の笑い声と間延びした声がウケて、1939年に『グーフィーの釣り天狗』でソロデビューを果たした。その後、グーフィーが様々なスポーツに挑戦し(ほとんど失敗に終わる)、ナレーターが真面目に解説する『グーフィーの○○教室』が大ヒット。


グーフィーは、1950年代にアスリートから一般人(犬?)となり、先生や会社員として働き、子育てやダイエットに励む作品が増えた。その中でも子育て路線は、1992年から放送されたテレビアニメシリーズ『パパはグーフィー』に受け継がれた。息子のマックスとお隣さんのピート家とのドタバタ劇は、大人気アニメとなった。


人気を博した『パパはグーフィー』シリーズは、1995年に初めての長編作品『グーフィー・ムービー/ホリデーは最高‼』が劇場公開された。グーフィーが、高校生になったマックスと夏休みの旅行を活かして、親子の絆を深めようとする作品は、涙を流さずにはいられなかった。さらに2000年には、続編の『史上最強のグーフィームービー/Xゲームで大パニック!』がオリジナルビデオ作品として発売された。


2本の長編作品で主演を務めるグーフィーだが、実はミッキーやドナルド等のディズニーフレンズ中で、最も多くの長編作品で主演を務めるキャラクターだ。2作品で多く感じたと思うが、グーフィーよりも数多くの短編作品に出演するミッキー(127作品)やドナルド(124作品)は、意外にも長編作品において単独で主演を務めていないのだ。むしろ、チップとデールのほうが、今年の5月20日(金)からディズニープラスで独占配信している長編作品『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』で主演を務めている。


今日でデビューから90年となるグーフィー。ミッキーやミニーより遅れてデビューし、当初は名前もなく見た目も残念だったが、のんびりでお間抜けなキャラクターが人々の心をつかみ、徐々に人気をつけていった。そして気づけば、大人気のミッキー先輩でさえも成しえなかった、テレビアニメシリーズと長編作品の主演にも抜擢されていた。デビューから90年が経ったグーフィーは、今後もまだまだ活躍しそうだ。