一人ディズニー見聞録

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ニモで熱くなる人たち

2022-03-04 18:33:25 | キャラクター
その2人は、いつになくヒートアップして言い争っていた。


5年ほど前に放送された『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系列)内で、MCのマツコ・デラックスがダブルMCで関ジャニ∞の村上信五に、最近ピクサー作品の『ファインディング・ニモ』(2003)を初めて観たと報告した。


すると村上が、「ニモ」を間違ったアクセントで発音した。そのことにマツコが怒り、「ニモ」のアクセントを巡り、2人は冒頭に述べた場面になった。やり取りはこんな感じだ。


村上:「ニ(→)モ(➘)でしょ?」


マツコ:「ニ(→)モ(➘)じゃない!、ニ(→)モ(→)!!」


村上:「ニ(→)モ(➘)やろ!!」


マツコ:「『ファインディング・ニ(→)モ(➘)』!?」


村上:「『ファインディング・ニ(→)モ(→)』やけど、ファインディング取ったら「ニ(→)モ(➘)」やろ!!」


マツコ:「違うわ!!(ファインディング)取ってもニ(→)モ(→)だよ!!じゃあお前、ド(→)リー(➘)て言うの?」


約5年前のやり取りだが、今もなお2人の言い争いは頭の中に残っており、ふとした時に蘇るのだ。そうなるのも無理はない。「ニモ」のアクセントでここまで熱く言い争った人は、後にも先にもマツコと村上だけだと思う。


そもそもなぜ村上が、「ニモ」のアクセントを間違えているのかが謎だが、そのことに対して応戦するマツコの熱量も凄い。『月曜から夜ふかし』は、人のアクセントの違いにツッコミを入れて大いに盛り上がるのだから、週が始まり憂鬱になりがちな月曜日のガス抜きとなる番組と言ってもよい。


そして、主人公のアクセントで大いに盛り上がることができるディズニー・ピクサー作品は、『ファインディング・ニモ』ただ一つだけなのかもしれない。



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