一人ディズニー見聞録

ディズニーを切り口に世の中の出来事を紹介しています。ディズニーソングのコンサートレポートも書いています。

耳下腺腫瘍との闘い18. 入院初日の入浴

2023-10-27 10:54:07 | 健康




8月上旬。耳たぶの下にできていた耳下腺腫瘍を除去する手術を受けるため、近くの大学病院に入院することになりました。

入院初日の夕方、入院患者が利用できるシャワー室(バスタブ付き)で入浴をしました。シャワー室は多くの患者が利用するため、利用時間は1人20分と決められていました。

普段の私は入浴も含めて30分以上かけて入浴するため、この日は入浴せずに急いでシャワーだけを浴びました。

また耳下腺腫瘍の手術を受けると、首に浸出液を排出するドレーン管を入れます。そのため、管を濡らさないようにするため管を抜くまではシャワーを浴びることができなくなります。

ドレーン管を抜いた後は、首より下はシャワーを浴びることができますが、首より上の頭や顔は洗うことができません。
つまり入院初日の入浴は、身体全身を綺麗にする最後のチャンスだったのです。

この時、手術後からドレーン管を抜くまで身体を洗えないことが、これほどまで辛い状況になるとは想像もできませんでした。このことは後ほど紹介したいと思います。

1993年の思い出。『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を観て思ったこと

2023-10-20 18:19:36 | 映画




先日、シネマイクスピアで『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス/ディズニー デジタル 3D(TM)<日本語吹替版>』を観てきました。

現在、東京ディズニーリゾート内のシネマイクスピアリでは、大人気ハロウィーン映画『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(以降『ナイトメアー~』)の3D日本語吹替え版が、10月13日(金)から11月2日(土)まで3週間限定で上映されています。

3D吹替え版の『ナイトメアー~』は、毎年ハロウィーンの時期にシネマイクスピアリで公開されており、私は今回初めて劇場に足を運んで観に行きました。

今年は、『ナイトメアー~』が劇場公開されてからちょうど30年という節目の年となっています。記念すべき年ということで、30年前の公開日である10月29日(日)に上映される回では、来場者限定の特別なプレゼントが配布される予定です。

『ナイトメアー~』が公開された1993年は、東京ディズニーランドが開園10周年を迎えました。4/15の開園日から「ディズニー・ファンタジー・オン・パレード」が始まり、シンデレラ城前のステージでは「東京ディズニーランド10thアニバーサリー・スペクタキュラー"イッツ・マジカル!"」が行われました。

また、「ディズニー・ギャラリー」や「ビジョナリアム」、「スイスファミリー・ツリーハウス」といった懐かしいアトラクションなどがオープンしました。

新しい時代に入った1993年の東京ディズニーランド。実はこの年は、ランド同様にメモリアルな出来事が多い年となりました。

この年の個人的に「メモリアルだな」と感じた主な出来事は次の通りです。


・Jリーグ開幕(5月15日)

・皇太子徳仁親王(現・天皇陛下)と小和田雅子(現・皇后陛下)の結婚の儀(6月9日)

・『ジュラシック・パーク』公開(6月11日。日本公開は7月17日)

・細川連立内閣発足。それにともない自民党の55年体制は終焉(8月9日)

・レインボーブリッジ開通・開業(8月26日)

・「ドーハの悲劇」(10月28日)

・EU発足(11月1日)

・日本プロ野球FA制度開始(11月2日(この日に阪神の松永浩美がFA権を行使))


1993年は、JリーグやEUなどの現在も私たちが知っている組織が発足するなど、新しい組織が誕生した年になりました。また、Jリーグや「ドーハの悲劇」など日本国内がサッカーの話題で大いに盛り上がった年になりました。

東京ディズニーランド10周年とサッカーで盛り上がった1993年の日本。そこから30年が経った2023年は、ランドが開園40周年を迎え、国内外のサッカーチームで多くの日本人が活躍しています。

話が『ナイトメアー~』からだいぶ反れてしまいましたが、1993年はティム・バートンが現在も大人気の『ナイトメアー~』を作ったメモリアルな年でもあります。

今年は、11月2日(木)までシネマイクスピアリで公開されている『ナイトメアー~』を観て、同作をお祝いしてみてはいかがでしょうか。

ディズニー100 フィルム・フェスティバル 『モアナと伝説の海』

2023-10-15 17:33:04 | 映画

〈今回配布されたアクリルスタンド〉


10月15日(日)、『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』が行われている横浜市内の映画館で『モアナと伝説の海』(2016)を観てきました。

『ディズニー100 フィルム・フェスティバル』は、今年創立100周年を迎えるディズニー社を記念して、全国100か所の映画館で特別上映イベントです。2023年10月 の毎週土日限定で開催されており、10月15日(日)の今日は、一人の少女が故郷を救うべく海に繰り出す『モアナと伝説の海』が上映されました。

9月25日(月)の午前0時よりチケットが販売されていましたが、その日の午後0時には完売するなど、イベントの約2週間前から盛り上がりを見せていました。

今回のイベントでは、各作品で必ず来場者限定のアクリルスタンドが配布されました。主人公のモアナがペットの子豚・プアを抱き抱えており、彼女がプアのことをとても大事にしている様子が伺えます。

今回私が『モアナ~』を劇場で観るのは、2017年に日本で公開された以来6年ぶりのことでした。当時は現在のように毎週パークに行く、ディズニーのコンサートやイベントに行く、推しのキャラクターがいるなど、熱狂的なディズニーマニアではなく、「子どもの頃からなんとなく好き」程度の感じでした。

そのため、『モアナ~』が公開された時は「どんなディズニー映画なんだろう?」と、興味本位程度で観ることにしていました。今だったら、「どんな話だろうと、誰が出てこようと絶対に観たい!」と思っていたでしょう。

公開当時に観終えた後、私は次のことを感じていました(あくまで覚えている範囲内です)。

・モアナ一人でよく頑張っているな。
・マウイの声の尾上松也さん、めっちゃマウイになりきっている。
・タマトアの声のRollyさんが唄う『シャイニー』、まるでグラムロックみたい。
・モトゥヌイの男性陣、ラグビー選手みたいな身体しているな。

といったように、当時は声優さんや作品の世界観に対して様々なことを感じていました。

しかし、公開時から6年経ち、毎週パークに行くほどのディズニー好きになった今日の自分が観ると、その見方は変わっていました。

・はやく「ハモカラ」(東京ディズニーランドの昼のパレード「ハーモニー・イン・カラー」の略称)観に行きたいな。
・はやく「ビリーヴ」(東京ディズニーシーの夜のショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」)観に行きたいな。

パークに頻繁に行くようになってから『モアナ~』を観ると、作品の世界観よりモアナが登場するパークのパレードやショーのことばかり、観ている間にずっと考えていました。

「ハモカラ」は、今年開園40周年を迎えた東京ディズニーランドで行われている昼のパレードで、モアナはラプンツェルとポカホンタスのプリンセスたちと一緒にフロートに乗って登場します。

一方「ビリーヴ」は、昨年11月に東京ディズニーシーで始まった夜のショーで、モアナはショー終盤にエルサと共に登場し、ショーを盛り上げてくれます。

両パークに行くと必ずと言ってもいいほど観ているため、今日映画館の巨大なスクリーンにモアナが映ると、観に行きたい衝動が走りました。それぐらい「ハモカラ」も「ビリーヴ」も魅力的なパレード、ショーと言うことができます。

6年ぶりに観た『モアナ~』は、自身のインパ(パークに入園すること)へのモチベを高め、「ハモカラ」と「ビリーヴ」が素晴らしいエンターテイメントだと思い出させてくれました。

この観に行きたい気持ちは、来週と再来週に発散してきます。

耳下腺腫瘍との闘い17. 入院当日

2023-10-14 10:58:30 | 健康




8月上旬。ついに入院する日が来ました。

入院当日、父の運転する車で病院まで送迎してもらい、入院受付時間内に来院しました。まず最初に向かったのが「入院当日受付」の窓口です。

ここでは、自身が滞在する病室番号や入院生活の説明、病院に提出する書類の確認などの事務手続きを行いました。また、内服中の薬がある場合は、このときに提出することになっていました。

私は日頃から整腸剤を内服していたため、受付の際に職員の方へ渡しました。提出した薬は、安全性があるかなどを検査した後、当日中に自身の泊まる病室に届けると言われました。

続いて、レンタル用品の受付窓口に向かいました。ここではパジャマ、ガウン、術後衣(手術時に着る浴衣のような服)、タオルなどの入院生活に必要なものを貸し出しています。

レンタル用品は病院によって異なりますが、私が入院したところでは、歯磨きセット(歯ブラシ、歯みがき粉、コップ)、洗面セット(ボディーソープ、リンスインシャンプー)、紙オムツなどが貸し出されていました。

今回私は手術を行うため、術後衣を借りる必要がありました。そのためパジャマ、術後衣、タオルがまとめて借りられるレンタルセットを借りました。1日500円で借りられるため、大変お得でした。

入院の手続きが全て終わると、いよいよ病室に向かいました。病室のナースステーションで、自身の名前と病室番号を伝えた後、看護師に部屋まで案内されました。そして、部屋や館内の説明、病室での1日のタイムスケジュールなど、入院当日受付で受けた説明の詳細を教えてもらいました。

今回私が滞在した部屋は、3人部屋の入り口付近でした。ベッドにはカーテンが付いているため、隣の患者さんとのプライバシーも保つことができていました。

私の部屋(ベッド?)には、小型テレビに冷蔵庫が完備されていました(使う際には、1枚1000円のプリペイドカードを購入する必要がある)。また無料Wi-Fiも接続されているため、ネットで動画を見放題な環境となっていました。

初めての入院に緊張していましたが、自身の滞在する病室が過ごしやすそうな環境であることにホッとしました。そしてその夜、私は人生で初めて病院食をたべることになりました。

耳下腺腫瘍との闘い16. 入院時に持っていきたいオススメアイテム

2023-10-13 11:04:02 | 健康



8月上旬。ついに耳下腺腫瘍の手術を受ける日が来ました。

この手術は入院を伴ったため、術日前日に入院する予定になっていました。入院期間を主治医から聞くと、「耳下腺腫瘍の手術における入院の期間は長くて1週間ぐらい」と言われました。そのため、1週間滞在できるだけの持ち物を持っていくことにしました。

入院は手術内容、年齢、性別などによって異なるため、一概に「これは必ず持っていくように!」と断言することはできません。今回は、耳下腺腫瘍の手術における入院時の私の持ち物を紹介します。

私が入院時に持っていった物は、以下の通りです。

・寝巻き(Tシャツ、短パンジャージ)
・Tシャツ×3枚
・肌着×3枚
・パンツ×3枚
・靴下×3枚
・タオル×3枚
・入院ならびに手術に必要な書類一式
・ファブリーズ
・自分が使っているシャンプー、洗顔、ボディーソープ
・イヤホン
・充電器と充電コード
・衣類洗剤
・紙コップ
・除菌シート
・ティッシュペーパー(ボックス入り)
・本×2冊
・普段飲んでいる薬(整腸剤)
・歯ブラシなどのアメニティアイテム

長期入院を覚悟していたため、無いと困りそうなものを多めに持っていきました。持ち物は個人差があると思いますが、その中でもファブリーズと紙コップを持参することをオススメします。

病院によって異なると思いますが、私の入院した病棟では1週間に1回だけベッドのシーツや枕カバーを交換することになっていました。そのため、交換するまでは汗や臭いがついたベッドで寝ることになるため、とても不快に感じると思いました。

そこで、ファブリーズを持っていくことで、毎日臭いや菌を取り除き、少しでも快適なベッドで過ごせるようになります。暑い夏の時期には必須のアイテムになります。

病室のベッドには冷蔵庫があるため、院内のコンビニで買った飲み物を保存することができます。しかし、口を一度つけたペットボトルを長時間放置すると、雑菌が繁殖しとても不衛生です(冷蔵庫に保管しても菌は増えます)。

そこで、紙コップを使いながら飲むことで、不衛生な飲み物を飲まずに済むことができます。比較的キレイな状態の飲み物を飲むことで、お腹をくだすことを避けられるため、紙コップを持参することをオススメします。

というように、ファブリーズと紙コップは長期に渡る入院生活の心強いお助けアイテムになるかもしれません。