一人ディズニー見聞録

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耳下腺腫瘍との闘い10. CT検査を受ける

2023-09-18 10:31:15 | 健康




6月下旬。その前の週に検査した左耳下にあったコブの検査結果を教えてもらうために、大学病院へ行きました。

担当した先生からは、「多形腺腫の疑い」と診断されました。多形腺腫は、良性の耳下腺腫瘍のことを言います。そのため、私にできていたコブは良性の腫瘍であるため、すぐに命を落とすことはないと分かりました。

私はこの結果を聞いてひと安心しました。しかし先生からは、良性の腫瘍も放置しておくと悪性に変わり、癌に変わると教えてくれました。そこで、腫瘍が良性のうちに除去する手術を受けるように提案して頂きました。私は「手術のほどお願いします」とすぐに同意をし、8月中旬に手術をすることが決まりました。

この日は、前週の検査結果を聞きに来たことに加え、コブの大きさや発生箇所などをより詳しく知るために頚部造影CT検査を受けに来ました。

この検査では、検査時刻の3時間前から食べ物を口にしないように通知されていました。私の検査は
午後2時であったため、午前11時から何も食べられずとてもキツかったです。

検査の受付を終え、待ち合い室で呼ばれるのを待った後、いよいよ検査の時を迎えました。

検査前に身長、体重、血圧を計った後、ヨード造影剤を点滴で射たれることになりました。この薬は、X線を使った検査を行う際に用いられ、血管や臓器の状態や機能を詳しく調べることができます。

しかし、個人的な感覚ですが、造影剤を射たれると急激な眠気に襲われました。意識が朦朧とするなか、残りの力を振り絞ってなんとかCTのベッドに横たわり検査を受けました。

自身の体がCTの中に入っていくのは覚えていましたが、それ以降は眠気が勝ったため、気がついたら寝ていて検査は終わっていました。

検査が終わると、ヨード造影剤を入れた時より眠気は収まっていたため、朦朧とした感覚はなくなっていました。また、検査で張っていた緊張の糸がプツンと切れて、あまり気にしていなかった空腹状態が復活。急にお腹が空いて、早くお昼ご飯を食べたい気持ちになりました。

無事に検査が終わり、結果が分かるのは1ヶ月後であったため、耳下腺腫瘍との闘いはひとまず区切りがつきました。心配ごとから少し解放されると、気持ちが楽になりました。


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