若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

サポートブック7

2008-04-10 21:38:38 | サポートブック
パニック時の状態と対応方法。
正直、このページが一番時間がかかりました。

日々対処してきているのですが、
いざ具体的に文書化しようとすると難しい。

考えて、考えて、「ミニのパニックの発端は見通しが裏切られたことであることがほとんどだ」と気づいたのが、個人的に一番大きな収穫だったかもしれない。

わかっているつもりであいまいな理解だった
ミニという子のかたちが、はっきりと見えた気がしました。

改訂版をつくる時は、通園施設の先生にも対応の仕方を聞いてみました。
先生たちは私とは対応が違う(そして冷静)なので面白い。
早速家庭でもとりいれて、サポブックにも利用させていただきました
これも園との協働

イラストは「イラストレーターわたなべふみ 子供と動物のイラスト屋さん」からお借りしています。

サポートブック6

2008-04-10 19:38:55 | サポートブック
自閉っ子の特徴「こだわり」
ミニも色々ありますが、このページでは
どちらかというと困ったこだわりについて記載しています。
(好きなことなどのこだわりは余暇活動のページに記載)

ミニが支援者の方と一緒に行動する際のトラブル予防、に焦点をあてたら
こうなりました。

適切な行動の妨げになりそうな2点(水濡れ、犬)をまず記載して
対処法を。
順番に対するこだわりは、場面によって対処が異なってくるので
対応の仕方は記載せず。(もう少し説明したほうがよかったかな?)
社会的にどうかな~?というライン(ハンカチ)を、2通りの対処法で。

スケジュールに対してはこだわり、というか
本人にあった支援手段って感じなんだけど。
ミニにとって大切なことなので、しつこい位にここにも記載。

画像があった方がイメージしやすいよね、
とスケジュールの例を挿入しようとしてなかなかうまくいかず
結局、なんとなくお粗末なできです。トホ。

サポートブック5

2008-04-10 19:15:04 | サポートブック
コミュニケーションのとり方の続きです。
今度は大人からはどう発信すればミニに通じるのか
その時どういうことに気をつければよいか。
ミニの場合、わりあい発語も意思もはっきりしているので
会話で疎通できますが
やっぱり自閉っ子ならではの困難さは持っている。
そこを知ってほしいので、「オウム返し(エコラリア)」と「声色に敏感」という部分を赤にして強調。
エコラリアって自閉っ子をあまり知らない人にとって厄介なんですよね~。
本人はわからなくてオウム返しにしちゃってるのを、了承や肯定と取ってしまうことがある。
実家帰省の際、それでイタイ目みたことあるので、書いておかねば!と思いました。
誤解は双方、損だからね~。

イラストはあせって困っている表情をチョイス。
絵があった方がイメージしやすいのは定型脳も一緒

イラストは「イラストレーターわたなべふみ 子供と動物のイラスト屋さん」からお借りしています。

サポートブック4

2008-04-10 09:39:52 | サポートブック
5ページ目からは「コミュニケーションの取り方」

サポートブックをつくるにあたってはまず、エンパワメント研究所の「思いっきり支援ツール」を参考にしました。
この本はサポブックのひながたも付録についてて、とっても便利。
これからサポブックを作ってみようと思っているひとは買って損はないと思います。
この本ではまず作成のもととなるアンケートがあって
それに記入してから、記載する内容を洗い出していくんだけど
設問の量が結構膨大。
ついつい億劫になってなかなか着手できなかったけど
何も全部埋める必要はないんだよね。
子供はひとりひとり違うんだから、サポートブックの形式だって
それぞれ違っていい。
ミニを支援してもらう時、どんなことを知ってもらったらいいかな?
もし私が支援者だったら、どんな情報が欲しいかな?
考えていると、自然取捨選択ができてくる。

本にはなかった「基本的な接し方」というページをつくったのには
実はきっかけがある。
「愛情を持って叱れば子供にはちゃんと伝わる」という考え方の指導者の方にお会いした時、ま、そういう考え方もあるよなぁと思う一方で
でも、ミニには合わないな、と。
通園施設でも「ほめ殺し」作戦だったミニ。
失敗することが怖くて、失敗したら世界が崩れちゃう!とばかりに
苦手なことを回避しようと必死になるミニ。
そんな子がビシバシ厳しく叱られる状況にいたら、
萎縮してしまって、逆にのびていけなくなってしまうだろう(と私は思う)。
全く叱らない、と言うわけでなくて
叱り方にも、本人に伝わるような工夫や配慮が必要。
ただ厳しく怒鳴ったりするだけじゃ逆効果。ミニの場合はね。

そんなわけで
「肯定的な接し方」を基本にして下さい、というお願いを
トップに持ってきました。
心理学でいうところの初頭効果をねらって。
「視角優位」であること
「見通しが大切」なこと
など、これだけは知っておいてほしい、という項目を記載しました。

次のページはミニの表現レベルの説明です。
これは、まぁ読んだとおり。

イラストは「イラストレーターわたなべふみ 子供と動物のイラスト屋さん」からお借りしております。



サポートブック3

2008-04-10 09:17:12 | サポートブック
読んでくれる人へのメッセージに続き、
3ページ目はミニの紹介。
血液型や連絡先、愛称などを記載しています。

4ページ目は、障害についての説明。
支援者が自閉症や障害について詳しい方とは限らないので
自閉症についての基本的な説明をさらりと。
(読む方の負担にならないよう、なるべく短めの文を心がけています)
ミニ自身の障害については
自閉症と知的障害両方を持っていることを明記。

サポートブック2

2008-04-10 09:06:33 | サポートブック
サポートブックの2ページ目はこんな感じ。
保護者の連絡先など、個人情報満載なので
扱いには注意して下さい、というお願いメッセージ。
またしても可愛いイラストで、なごみムードを演出してます。
こういうお願いって人によってはちょっと構えてしまうかな~、と
思ったので。
なるべく、やわらか~く。

イラストは同じく「イラストレーターわたなべふみ 子供と動物のイラスト屋さん」から無料DLさせて頂いて、使用しております。