自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

3月30日バードウオッチングの様子

2016年03月30日 | 季節の自然散歩
今日は、北大構内でバードウオッチングでした♪
春休みということで親子参加もいっぱいで、賑やかな観察会となりました。

まずは、双眼鏡の使い方から。

子供達も元気よく、鳥を見つけてくれました。
風が強かったので、あまり種類は見れられませんでしたが、
スズメをじっくり観察したり、ハシブトガラスの水浴びと羽繕いを観察したり、普段はじっくり見ない身近な野鳥もよく見ると面白いことを実感してもらえたかなと思います。


声を聞いて、野鳥を探すことも知ってもらえたかな。
ヒヨドリの声は聞こえるけど、姿が見えないのをみんなで一生懸命探しました。

オンコの木の枝に止まっていると、本当に見つけにくかったです。

最後は、雨降りでしたが、2時間、北大構内の自然を楽しみましたよ。

2016年3月30日北大構内で観察したのは、
「野鳥」マガモ、トビ、ドバト、ヒヨドリ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ハシブトガラス
「植物」キタコブシ、ニワウルシ(シンジュ)の種子、エゾノコリンゴ、ニセアカシア種子、ケヤキ、ヤマモミジ種子、ヨーロッパクロマツ など。
でした。

次回は、4月20日(水)初めてシリーズ「春の花とマガンの観察」があります。バスで美唄市宮島沼のマガンを見に行きます。

K
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わんぱく遊び隊!冬のお泊り会の様子

2016年03月22日 | わんぱく遊び隊!
先日、3月19日(土)~20日(日)は親子自然ウオッチング「わんぱく遊び隊!」冬のお泊り会でした。
今年は、滝野自然学園での雪あそびです。

あいにくの霧雨模様ですが、元気に雪遊びしました。

親子でチューブ滑り♪


おやつのアイスクリームも手作りです。

野外で雪を入れて、一生懸命転がして作りました。

おいしく出来たかな?

夜ご飯もみんなで力を合わせて作ります。



スノーキャンドルも作って、夜のナイトハイクも楽しみました。星空は見えなくて残念。

2日目は、スノーシューを履いて雪山ハイキング!



鳥の巣や


クマゲラの食痕も発見!


木に登ったり、


尻すべりしたりしました♪


油断するとこんなに埋まります^^;


今年度のわんぱく遊び隊!は、これでおしまい。
5月からの予定は、4月中旬に発表します。お楽しみに!!

おひょう

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標津町ポー川史跡自然公園~森の様子と生き物の痕跡~

2016年03月16日 | 自然
先週行ってきた。道東標津町のポー川史跡自然公園。
ポー川史跡自然公園は、自然ウオッチングセンターで長年、夏期解説員(自然ガイド)として関わってきた公園です。ココ3年間は、標津湿原保全のための鳥類調査を行うために通っていました。
冬の様子を紹介します。第二弾です。

ポー川公園は、標津湿原だけでなく、史跡のカリカリウス遺跡がある森も素敵です。

点々と立派な巨木が残って、行く度に会いに行きたくなります。

今回は、森の奥へは行けませんでしたが、

擦文時代の復元竪穴住居まで行ってきました。
冬は、扉がしまっていました。夏はヒカリゴケが見られます。

生き物痕跡シリーズ♪
森も、湿原も、動物たちの足跡はたくさんありました。

一番多いのはキツネの足跡。
雪の上を悠々と歩く姿が見られました。沈むこと無く軽やかに歩くキツネをうらやましく思います。私も痩せたら沈まないかな?


湿原で、こんな堀跡も発見。

ひいてみると、こんな感じです。
カラスなどの鳥にしては、深くしっかり掘ってあるので、キツネかな?
ミズゴケの中に、何かいたのでしょうか??

湿原の真ん中にこんな落し物も^^

カラスが持ってきたのだと思います。
夏も良く湿原の木道にカニの足が落ちていたりしました。

野鳥にはあまり出会えませんでしたが、
オジロワシとオオワシは良く飛んでます。

湿原の上を飛ぶオジロワシ


近くの街灯に止まったオオワシ

今回、他の野鳥は、シジュウカラ、エナガ、ハシブトガラ、ゴジュウカラなどカラ類とハシブトガラス、ハシボソガラスにしか会えませんでした。ポー川公園の冬鳥はまだまだ出会えていないものが多そうです。

もっと近かったら、いっぱい行きたいです~。
みなさんも、道東に行った際は、ポー川史跡自然公園、歩いてみてくださいね。

K
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2016年3月15日さっぽろ自然散歩~豊平公園~の様子

2016年03月15日 | さっぽろ自然散歩
今日は、豊平公園でさっぽろ自然散歩でした。昨日は暖かかったのに、今日は風が強くて寒い日でした。

参加の皆さんお疲れ様でした。

豊平公園は野鳥がよく見えるので期待していたのですが、風があるせいか、鳥にはほぼ会えず。
樹木を中心に観察しました。

他ではなかなか見られないモクゲンジも、まだ実を観察できました。


シャクナゲの仲間の芽が何故か落ちてました。カラスの仕業?人?ともかくせっかくなので観察します。
半分に割ると、すでに雄しべの葯がわかりました。
お花がこの中にいくつも入っていることを実感できました。


エゾリスの食痕もたくさん見つかりました。クルミやヒッコリーの実を半分に割った食痕の近くに、

マツボックリを半分に割ったものや傷をつけたものが沢山落ちていました。
これもエゾリス??謎が深まります。


フキノトウも発見!
今日は寒かったけど、春はもうすぐです。

2016年3月15日豊平公園で観察したのは、
「植物」ケヤキ、キタコブシ、トドマツ、シラカンバ、ノムラカエデ、イタヤカエデ、ヤチダモ、モクゲンジ、ハンカチノキ、オニグルミ、ミズキ、アカナラ、ブナ、フキノトウなど。
「野鳥」シジュウカラ、ヒガラ、スズメなど
「その他」エゾリス食痕 など。
でした。
4月からのさっぽろ自然散歩の日程は近々発表します。

K
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標津町ポー川史跡自然公園~標津湿原、冬の植物の様子~

2016年03月14日 | 自然
先週、道東の標津町ポー川史跡自然公園へ行ってきました。
自然ウオッチングセンターで長年、夏期解説員(自然ガイド)として関わってきた公園で、昨年までの3年間は、標津湿原保全のための鳥類調査を行うために通っていました。
その報告会で行ったのですが、


閉園中の冬のポー川史跡自然公園を歩きましたので、とても素敵な標津湿原の自然も紹介します。

木道が見えているくらい雪は少ないのですが、やはり歩きにくいので、足元にはスノーシューです。


標津湿原を歩いて、驚いたのは、この吹きさらしの雪原に、湿原の植物が顔を出していることです。


ボコボコ雪から見えている黒い部分は、湿原のブルト(ハンモック)部分でした。
近づいてみると、

エゾイソツツジ


ヤチヤナギ


コケモモとガンコウランも


ツルコケモモ


ミツバオウレンの葉まで。

吹きさらしの中に生きている小さな植物たちに感動しました。


ポー川

ちょっと歩いただけで面白い!
まだまだ紹介しきれないので、第二弾へつづく。

K

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