自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

標津町ポー川史跡自然公園~標津湿原、冬の植物の様子~

2016年03月14日 | 自然
先週、道東の標津町ポー川史跡自然公園へ行ってきました。
自然ウオッチングセンターで長年、夏期解説員(自然ガイド)として関わってきた公園で、昨年までの3年間は、標津湿原保全のための鳥類調査を行うために通っていました。
その報告会で行ったのですが、


閉園中の冬のポー川史跡自然公園を歩きましたので、とても素敵な標津湿原の自然も紹介します。

木道が見えているくらい雪は少ないのですが、やはり歩きにくいので、足元にはスノーシューです。


標津湿原を歩いて、驚いたのは、この吹きさらしの雪原に、湿原の植物が顔を出していることです。


ボコボコ雪から見えている黒い部分は、湿原のブルト(ハンモック)部分でした。
近づいてみると、

エゾイソツツジ


ヤチヤナギ


コケモモとガンコウランも


ツルコケモモ


ミツバオウレンの葉まで。

吹きさらしの中に生きている小さな植物たちに感動しました。


ポー川

ちょっと歩いただけで面白い!
まだまだ紹介しきれないので、第二弾へつづく。

K

コメント
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