万由:「さーて、まずは誰から遊ばせていただきましょうか」
千佳:「もちろん、アタイからだね」
百合:「お姉さま、ずるいですの」
スタミナ:「くっくっく……はーっはっはっは!」
万由:「なにを笑っていますの?恐怖で頭がおかしくなったのですか?」
スタミナ:「なぁに。ここに運ばれてくるのは私も狙っていたんだ。
むしろ、どうやって運んでもらうかを悩んでたくらいさ。
それをそっちから準備してくれるとはね。まさに渡りに船ってやつだな」
千佳:「なにを言ってるんだい?」
スタミナ:「ここはお前達の遊び場。
そしてお前達は誰にも遊びを邪魔されたくない。
鬼怒川以外の人間はここには簡単には入れないはずだ。
逆を言えば、この場に運ばれてくる事が出来れば、
私は誰にも邪魔されずにお前達、3人だけを相手に出来るってことさ」
百合:「縛られたままで何を言ってるんですの。このひょうたん」
スタミナ:「手足を縛ったくらいでこの仮面ライダーを止められると思うなよ。
必殺!ライダー……」
スタミナ:「ぶちぶちぃ!!」
万由・千佳・百合:「ぎ、擬音ーーー!?」
スタミナ:「まずはこの身体に変えてくれた恨み。お前達に晴らさせてもらおうか」
万由:「戒めを解いたくらいで。武器もないくせに。
あなたにはここで死んでいただきますわ」
千佳:「あたいらを怒らせた罰だ」
百合:「今更、謝っても遅……」
スタミナ:「ライダーパーンチ!!」
千佳:「ぐっはああああああ!!」
千佳;「そ、そんな。たった一発で……」
スタミナ:「お前ら。改造人間をあまく見すぎだぞwwww
さぁて、どんどんいこうか」
そのとき、ドアが開き2人の影が飛び込んできた。
茂呂:「スタミナ!大丈夫か」
小暮:「助太刀に来たぞ」
スタミナ:「次はお前だ。武器は千佳の剣をもらったよ。
こっちは仲間も来た。形勢逆転だな」
万由:「く……」
スタミナ:「ライダー牙突・ゼロスタイル!」
万由:「そんな……私達、三姉妹が……」
スタミナ:「さぁて、百合。貴様には特別にスタミナ・ブルーフラッシュでも見せてやろう」
百合:「仮面ライダーを名乗っておきながら、必殺技は宇宙刑事ですの!?」
スタミナ:「レーザーブレード……」
スタミナ:「スタミナ・ブルーフラッス!あ、かんじゃった」
百合:「あ、あんまりですの……」
茂呂:「片付いたな」
小暮:「ああ」
茂呂:「おっと、のんびりしてる場合じゃないぞ。ローラさんが危ない」
スタミナ:「そうだ。鬼怒川に連れて行かれたと聞いたぞ。どこだ」
茂呂:「釜茹での処刑場だ」
スタミナ:「あの変態め!」
小暮:「丸腰で戦うわけにはいかんだろう。あんたの道具だ」
スタミナ:「ライダーリボルバーにライダーソードも戻ってきた。
これで勝つる!」
第25話につづく