仮面ライダースタミナ 第29話

2012年12月06日 | 侍道4


スタミナ:「よーし、このまま黒船に乗り込むぜぇ!」



鬼怒川:「あ、あのひょうたんは!」



スタミナ:「いぇーい。鬼怒川ー。見てるー?」



鬼怒川:「なんてしつこいひょうたんだ。ひょうたんだけに!」

しかし、なにもかかってなかった。



鬼怒川:「こいつで撃ち落してやる!」



スタミナ:「え!?いやwwwwwちょwwww」



スタミナ:「こうなったら、ライダー落下!」



スタミナ:「うーーーーーわーーーーーー」



ドンガラガッシャン!!

鬼怒川:「あいたー」



スタミナ:「待たせたな。鬼怒川。私はお前を絶対に逃がさないぜ」



鬼怒川:「おのれ。よくもやってくれましたね。しかも、なんですか。
     さっきまで青空だったのがいつの間にか夕暮れに変わっているじゃないですか」

解説しよう。それは大人の事情だったのだ!

鬼怒川:「実は前から言おうと思っていたのですが」



鬼怒川:「あなた、ベルトの位置、高すぎじゃないですか?」



スタミナ:「今更かよ!次はもう最終回だぞ!」

スタミナVS鬼怒川。
最後の戦いガ始まった。
お互い、改造人間同士。その戦いは熾烈を極めた。



スタミナ:「ライダーリボルバーが効かない!?」

鬼怒川:「ふ……、そんな豆鉄砲で私が倒せるとでも思っているのですか?」

スタミナ:「くそ……やはり、豆ではダメか」

鬼怒川:「ホントに豆鉄砲だったのかよ!」



スタミナ:「ならばライダーソードだ!」

鬼怒川:「鬼怒川ソード!」



鬼怒川:「あなたもなかなかやりますが、私の敵ではありませんね」

スタミナ:「斬っても傷がふさがっていく。釜に落ちても平気だったのはこの能力のせいか」

鬼怒川:「いや、あれは我慢してただけですよ」

スタミナ:「忍耐強ーい!」



スタミナ:「くそっ!強い……」

鬼怒川:「ふっふっふ。そうでしょう。あなたは所詮、改造人間の出来損ない。
     完全な改造人間の私に勝てるはずがないのです。
     私の戦闘力は53万円です」

スタミナ:「円!?」



スタミナ:「このままではやられる……」

鬼怒川:「さぁ、覚悟しなさい。アナタの正体とともに屍を阿弥浜に晒して上げましょう」



スタミナ:「え?」

鬼怒川:「え?」

スタミナ:「いやいやいや、え?今、なんて?」

鬼怒川:「アナタの正体とともに屍を阿弥浜に晒して上げましょうって言ったんですよ!」

スタミナ:「いやいやいや、正体も何も、まだ変身してないんだけど……」

鬼怒川:「えええええええええええっ!?」

スタミナ:「最初からよく思い出してみろよ。私、登場してから一度も『変身!』って言ってないから」

鬼怒川:「え?じゃあ、今は?」

スタミナ:「ようするに本郷猛(仮面ライダーの中の人)状態だよ」

鬼怒川:「ベルト出しっぱなしとか、そんなだらしない本郷猛がいますかっ!
     どうするんですか。次で最終回ですよ!!」




次回、感動の最終回。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする