仮面ライダースタミナ 第18話

2012年11月25日 | 侍道4


寿司屋に突如あらわれた魔鱗組。
彼らもJ・Jの寿司を食べにきたのであろうか。



魔鱗組A:「ジェット・ジェンキンス。お前を逮捕する」

そんなわけなかった。



魔鱗組B:「外人が寿司を握るなんて生意気なんだよぉ!」



魔鱗組C:「そういうわけで、逮捕だ。早速、お縄につけ」



琴吹:「なにを言ってる。寿司を握るくらいいいだろう」



魔鱗組A:「お代官様。これはご大老の命令です。
      なにかご不満でも?」

スタミナ:(やはり、鬼怒川の指図か!)



琴吹:「いや……しかし……」



J・J:「ど、どういうことだい。ボクはただ寿司を握っていただけじゃないか」

魔鱗組C:「うるさい。きりきり歩け!」

J・Jは魔鱗組に連れて行かれてしまった。



琴吹:「やはり、納得がいかん。待てっ!!」

琴吹は急いで後を追った。



おやっさん:「J・Jは本気で寿司職人になりたかったんだ」



おやっさん:「昨日も一晩中、寿司の握り方を練習をしていた」



おやっさん:「J・Jを助けてやってくだせぇ!」



おやっさん:「あっしの……あっしの弟子を…。どうか!どうか!お願ぇします!」



スタミナ:「……」



ふとスタミナが厨房に目を移すと、そこには



スタミナ:「作りかけのプラモデル……」

おやっさん:「いや、それ寿司なんですけど……」



スタミナ:「おやっさん。そのプラモ、大事に取っておいてくれよ!」

おやっさん:「旦那。あれ、一応、寿司……」



スタミナ:「待ってな。なぁに、そいつのセメダインが固まるまでには帰ってくるさ」

おやっさん:「いや、だから。あれは……」



スタミナ:「鬼怒川め。お前の思い通りにはさせん!」


夜の街をヒョウタンが駆けるっ!





第19話につづく

コメント
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