赤城:「ほう、剣術も超一流。おもしれぇな。あんたギャグも超一流だぜw」
スタミナ:「キサマの剣は『一振りで300m』のライダーソードを止められるかな?」
スタミナ:「いくぞ!!」
カキーン!
赤城:(こ、こいつ。口だけじゃねぇ。つ、強いっ)
スタミナ:「どうした、どうしたぁ!ピッチャー、びびってるぅ。へいへいへい♪」
赤城:「誰がピッチャーだ。こらぁ!」
赤城が刀を振り上げる。
スタミナ:「おっと」
ひらりと宙を舞うスタミナ。
スタミナ:「ライダー宙返りっ」
スタミナ:「あっ!低っ……」
スタミナ:「へうっ……」
赤城:「馬鹿がっ!死ねっ!!」
スタミナ:「待って、待って!胸打った。超痛い!待って、ちょっと待って」
赤城:「アホか!殺し合いに待ったもクソもあるか」
スタミナ:「くそ、汚いぞ。赤城。こうなったら、ライダーリボルバー!」
ターンっ!
赤城:「おめぇの方がよっぽど汚ねぇぇぇぇぇ!!」
スタミナ:「勝負あったな」
赤城:「く、くそ……」
スタミナ:「大人しくなったところで、私の話を聞いてもらうぞ。
鬼怒川の狙いは……」
謎の声:「ちょっとお待ちになって」
そこには戦場に似つかわしくない美しい三人の女性の姿があった。
三人の娘はとても美しいが、どこか狂気を感じさせる。
中央にいるのは長女、万由。
向かって右側にいるのが次女、千佳。
そして左側にいるのが三女、百合。
スタミナ:「お、お前達は。鬼怒川三姉妹っ!!」
万由:「ごきげんよう」
スタミナ:「これはこれは、鬼怒川のお姫様方……」
スタミナ:(あっちから現われてくれるとはな。好都合だぜ)
スタミナは不敵な笑みを浮かべた。
第6話に続く