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5枚のカード 17

2020-06-12 09:56:19 |  カード
コナン・ドイル『勇将ジェラールの回想(原題はThe Exploits of Brigadier Gerard、上野景福訳、1971年、創元推理文庫)』に、スペイン前線で捕虜となってしまったジェラール大佐が自身の開放を賭けてイギリス軍将校と「エカルテ」というゲームをするシーンがある。
この「エカルテ」のルールがWikipediaにある現代ルールとちょっと違うようなので見てみよう。
まずジェラール大佐はこのような手札を持っている。場の切り札はクラブ。


カードは2〜6をのぞいた32枚で、強い順にK、Q、J、A、10、9、8、7。

まずイギリス軍将校はスペードの10から出してきた。大佐はスペードの札を持っていなかったが、切り札のAでこのトリックとる。

トリックをとったので今度は大佐から出す。大佐いわく「切り札から出すのが定石」なので、クラブのJを出す。イギリス軍将校からクラブのQが出てきて、このトリックをとられる。

すると今度はイギリス軍将校からスペードの8が出てきた。








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