冷戦 １０

　アメリカは「中東戦争」をポイントで使用。先にイベントを解決する。

　1948年、イスラエルが独立を宣言（第1次中東戦争）。56年、イスラエルはシナイ半島へ侵攻を開始するが、国際的世論の反発をうけて撤退した（第2次中東戦争）。

　サイコロの目は４。イスラエルは（米0:ソ1）となり、ソ連に2VPが加算された。

　アメリカはフランス（米3:ソ0）、イラク（米1:ソ1）に影響力を配置。

　第6ターン。ソ連は「CIA設立」をクーデターで使用。もういちどイラン（米2:ソ0）で画策するが、サイコロの目は2でまた失敗。デフコンレベルは２となる。

　CIAエージェントの暗躍により、ソ連が「国連の介入」を持っていることがバレてしまった。アメリカはさらにスーダン（米1:ソ0）に影響下に置いた。

　アメリカは「コメコン」を宇宙開発に使用。サイコロの目は５で失敗。第1ターン終了。ソ連が11VPのリード。

冷戦 ９

　第5ラウンド、ソ連は「台湾決議案」でイラン（米2:ソ0）におけるクーデターを画策。サイコロの目は１で失敗。

　1949年、金門島で大敗をきっした中国共産党は、さらに台湾を武力制圧する機会をねらっていた。アルバニア決議によって中華人民共和国が国連安保常任理事国となるのはそれから約20年後のことである。

　以後、アメリカが台湾を支配していた場合、台湾を係争地とみなす。アメリカが中国カードを使用したら除去される。

　すでにソ連は「アジアの得点」を使っていて「中国カード」はアメリカにわたしている。このタイミングでの「台湾決議案」にはほとんど効果がない。

冷戦 ８

　第4ターン。ソ連ははやくも「アジアの得点」を使用。7VPを加算し、合計9VPとなった。

　アメリカは「フィデル」をポイントで使用。イベントを先に解決する。

　1958年、キューバで反政府ゲリラが本格的な攻勢を開始。59年1月1日、バティスタは国外へ逃亡し、ハバナに新政権が成立した。キューバの影響力は（米0:ソ3）となる。

　アメリカは影響力をフランス（米2:ソ0）に配置。おそらくフランスのあれを手札に握り込んでいるのだろうな。

冷戦 ７

　アメリカは「朝鮮戦争」をポイントで使用。イベントを先に解決する。

「中国共産党が台湾解放の準備に奔走していた1949年4月、モスクワでは金日成が『北朝鮮による韓国攻撃によって南では、韓国の共産主義者たちが蜂起し、ごく短期間で容易に南を制圧できる』などと主張し、スターリンから朝鮮統一の許可をもらっていた。」

「そして運命の6月25日。北朝鮮軍は38度線を越えて韓国攻撃を開始し、28日にはソウルを陥落、またたく間に韓国軍を釜山まで追い込んだ。」

（江崎道朗『朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作』より抜粋）

　サイコロの目は４。ソ連は朝鮮戦争に勝利し、2VPを得る。韓国…いや南朝鮮の影響力は（米0:ソ1）となった。

　アメリカは3ポイントをイラン（米2:ソ0）とアンゴラ（米1:ソ0）に配置した。