いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

大災害から学ぶこと

2011-04-23 19:00:19 | Weblog
地球温暖化の情報を週数している中で感じて、
周りの人たちにアピールしてきたのは、

「5年以内に地球では大きな自然災害が発生して、
 気象異変も同時に起こって

 農業林漁業が大打撃受けて、
 食糧難に陥るだろう」

東北東関東の震災と津波その上の人災「放射能汚染の問題」が
起こってしまって
自分の予測を超える事態になっていると感じ、大変落胆をしていました。

そんな中で聞こえてきたのが、食糧高騰の足音です。

昨年7月にはロシアの旱魃の影響で小麦価格が上昇し、
トウモロコシも大豆も主要農産物の価格は上昇をしてきました。

「ワシントン時事」によりますと世界銀行が4月14日に伝えている
ところによりますと
今年度の第一四半期の世界の食料品価格が前年の同期比に
比べて36%も上昇したと報告しています。

また、1日105円未満で暮らす最貧層の人たちは、食糧価格が
現在より10%上昇すれば

新たに1000万人、30%上昇すれば3400万人がこの層に加わると
予測しています。

昨年夏からの食糧価格の上昇で最貧層が4400万人余り増えたと
指摘しています。

世銀まとめた主要食料品価格の指数によりますと
トウモロコシは74%、小麦は69%大豆は36%上昇したと
報告しています。

このような食糧価格の高騰が低所得国を直撃して、貧困層の苦境が
一層深刻になっています。

国連食糧農業機関(FAO)今年の初めに発表した2010年12月の
食料価格指数は、
2002年から2004年を100として、214.7と伝えています。

この数字は1990年以降で一番高くなっています。

この背景には中国などの新興国での需要の増加があります。

たとえば大豆について、2000年時点では世界の貿易量の
4分の1だったが、
現在では約半分を占めています。

中国のほかインドも農産物の輸出国であったものが、
輸入国になってきています。

このような新興国の消費拡大が背景にあることも事実ですが

大きな要因は世界各地で起こる気候変動に伴う異常気象が
今後大きなウエイトとなってきます。

昨年のパキスタンの大水害、オーストラリアの干ばつや洪水など
たくさんの気象災害が農産物の生産に大きな影響を与えています。

気候変動には様々な要因はありますが、
一番の源は、人間活動による自然破壊、特に森林の減少があること
をもっと認識してほしいと願っています。

これまでの人類文明はすべて、
森を失くして、食糧の確保ができなくなって

滅んできた歴史的な事実を真摯に
受け止めて地球環境修復のために行動しないと
次世代の生存リスクを残すことになります。

人間中心主義でなく、経済一辺倒ではなく、自己中心でなく、
すべての自然と調和する社会づくりへの

大きな価値観の転換が進めることが、大震災の警告に答える
事だと思います。

年を重ねてきた人間には、大きなパラダイムシフトを
受け入れられないか、大変難しいと思いますが、

40歳以下の人たちは、この機会に一度立ち止まって
このままの社会が進めば、

自分たちや子供たちの未来はどうなるか
考えれば、自ずと答えは見つかります。

人間は次世代も人間であり、空気も水も食料も新鮮で
安全でなければ、健康な人生を送ることは不可能です。

物作りだけではなく、自然に一番近い一次産業を社会みんなで
守ることや物づくりだけに時間価値を置かないで、伝統芸能に

時間をかける人生を受け入れる社会になれば、
より平和で豊かな社会がつくれると思います。

そんなことを気付かせるためにたくさんの尊い生命の
犠牲を伴う大災害と原発による人災は起こったのではないかと
感じています。

みんなでより安全で安心できる、持続的な社会づくりをすることが
生命の残された人間の役目だと思います。


「自然との調和」した社会こそが、万人に平和と健康を
与えてくれます。

自然界にない物質を作り出す、原発はもういらないし、
なくて良い社会を目指すきっかけにすることが

今回の犠牲になった人たちに答える
生き方
~「自然の一員として生きるライフスタイル」~です。


よりよい未来のためにあなたもすぐに行動をはじめましょう!

■万人の願い世界平和と健康な生活のために?
世界平和の森づくり
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