いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

あなたの木を地球に残そう!

2006-06-28 20:39:44 | Weblog
巨石のモアイ文明の滅亡と森林

面米チリのイースター島にある巨大な石の像「モアイ」をご存知でしょうか?
写真や映像でご覧になったみなさまも多いかと思います。

私ごとですが,以前の仕事の関係で地球の裏側南米のチリにブナに似た木やサクラに似た木、シナに似た木などの木材を探しに何度か行きました。
そんな関係からイスター島の存在を知り、「モアイ」に興味を持つようになりました。

高さ20メートル,20トンもの石像を古代の人たちがどのようにして作ったのでしょうか?
8世紀から16世紀までの800年の間に1000個ものモアイ像を作り上げた、
程度の高い文明です。
 しかしモアイの文明が栄えていた頃は、木々の緑が豊かな島だったのに,今のイースター島は,岩だらけの荒涼とした岩の島になってしまっています。

文明の発達により,人口が増え人々を養うために,森の木々を切り,畑にしてしまいました。
そして、森をすべて使い尽くしてしまいました。

森を失った人々は,外に出るための船を作る木材も無く,森を失った大地は表土が流出して,岩盤が露出しました。
そんな土地では農業も出来ません.
森の木々が無ければ木の実もそれを餌に育つ動物も滅亡してしまいます。

このような経緯をへて、文明も人も地球上から永遠に失われててしまったのです。
モアイの文明に限らず、森を利用し尽くした過去の文明はすべて滅んでしまっています。

森を利用して、切り尽くして砂漠化を招いて文明も人も滅んでしまったのです。
森が無くなれば人も文明も地球上からなくなる。

現在の地球も同じような運命をたどっています。
その上、過去の文明と違って,その規模が地球規模で起こっているので大変なのです。
このままで行けば地球がイスター島のようになってしまいます。

人類の文明が始まる前の8000年前には60億ヘクタールあった地球の森林は,現在44%も失われて34億ヘクタールになってしまいました。

この計算をさらに詳しく見てみると、残された森林の実態はとても劣化が進んでいます。実質的には80%が失われて,20%しか残されていないのが実情なのです。

米国では8000年前の15%,バングラディシュでは5%、ノールウェーでは3%,スコットランドでは1%しか残されていないのです。
 
その上,減少のスピードが最近の30年間に激しく,加速度的に減少していることが問題なのです。

日本の国土には67%もの森林が残されていて、外国の森林が減少する深刻なことなど実感もありません。

しかし地球全体がイースター島のように進行している状態では、日本だけは大丈夫とは言えないのです。

森がたくさんあり、自給できるだけの木材資源があるのに、海外から安い木材を大量に輸入して、世界の森を食いつぶしている日本が、やがて世界の人々から非難され、問題視される時期は目前です。

地球規模で森林との付き合い方を考え、みんなで即行動しましょう!

都市部で暮らしていると「森林」らしきものは無いし、木がなくても何とかなるのではないかと思ったりします。

しかし、森は地球の大気の成分や気流の流れなど、さまざまな生命の存続にかかわる部分でかかわっています。
森が無ければ二酸化炭素と酸素のバランスが崩れ、大気中の二酸化炭素が増えて,地球温暖化が進んで、地球中の氷河、北極,南極の氷が溶け,気流が不安定になり異常気象が世界各地で起きています。

森が無くなれば,雨水を保水できませんので,すぐに流れ出して洪水を起こし、作物の栽培に必要な水が,安定的に供給されなくなります。

そうなれば,農作物の供給や家畜の飼育に影響がでて,食糧不足になります。

わたしたち人間が、生きるために必要な「水」が世界中で不足してきます。
現実に世界中で五億人が極度の水不足に苦しみ,世界の1/4の16億人は慢性的な水不足に悩んでいます。

森があって,雨水を一時保水して、安定的に河を流れる水がなければ、海のプランクトンの栄養となる有機物が供給されなくなります。

プランクトンが少なくなれば、それを餌にする魚やコンブは生きて行けなくなります。
まさに「森が死ねば海も死ぬ」事態を招くのです。

森がなければ人も死ぬ~生命の森つくり~
そのことは、わたしたち人間にも当てはまります。
森の無い地球に人類は住めません。
わたしたち人類が、未来に向かって安定的に生存出来るように植林による森づくりが必要なのです。

わたしたちが進めている「生命の森つくり」は、そのような背景で5年前から地球の中心部、熱帯雨林地域の森の再生です。

たくさんの皆さんに参加していただける形で勧めています。
ぜひ1度ホームページをのぞいてください。http://www.vivo.jp

無料の小冊子をプレゼントしています。

一人でも多くたくさん参加して頂いて,一本でもたくさんの木を植えて,
未来の子供や孫に森を残せるシステムづくりを目指しています。

みんなでやらなければ地球崩壊を防げない現実が目の前にあるのです。
ぜひ、あなたも一本の木を地球上に残しませんか?

GPSで緯度経度を付けて、証明書をお渡ししています。
目に見える環境貢献、あなたの参加が必要です。



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