ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

老夫婦で昼間から乾杯!

2020-07-21 08:37:32 | エッセー

 都立松沢病院は3か月に一度通っているが、すでに10年間お世話になって

いる。何年か前に建て替えてから、病院もきれいで明るくなり、樹木も

多く公園のような雰囲気すらある。前回は4月で桜が満開だったので、夫が

桜を独り占めしたような写真を撮ったが、あれから3か月はあっという間

だった。今日はコロナウイルスのためか、病院はとても空いていたが

入口で手の消毒と体温のチェックがあった。

いつものように先生の診察(と言っても最近の体調や最近の様子など聴

かれたりするだけ)を受けたが、もう10年間通っているが、先生は穏やか

でやさしく、先生にお会いするのは、私の精神衛生にも大変良いと感じる。

 今日は病院の入り口など、写真を随分撮ったつもりだったが、家で

チェックしたら何故か撮れていなかった。メカオンチの私が最新のアイホン

を使いこなすのはとても難しいし、ました私は超メカオンチだ。

 何時になったら思い通りにつかえるのだろうが焦らずに、ゆっくり覚

えるつもりだ。

 

全て終わった時間は12時近く、八幡山からは新宿周りで帰り、デパート

のレストラン街で2人で食事をしたが、喉が渇いたので生ビールで乾杯した。

 食事はとても美味しく「さすがプロの味」と十分満足した。

認知症10年目の夫は、記憶は全くできないが、自分のことはほとんど

できるし、明るく穏やかで、まだ二人で楽しく会話できる優等生だ。

「10年も経ってまだ介護度1なんて」と、心理学系の友人は驚いているが

心理のプロの妻が付いているから、実は当然なのかも知れない。

 夫は間もなく88歳を迎えるが、男性の平均寿命確か81・5歳だ。

それより10歳は絶対に長生きさせたいので、私は色々工夫しているが

92歳まで後4年。夫を長生きさせるため、これからも色々模索しながら

がんばりたいと思っている。

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