ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

多分看取りになると覚悟したが

2024-09-06 03:25:53 | エッセー
23年間狭心症、認知症他さまざまな病気を併せ持つ夫は、先月29日
14回目の救急車のお世話で入院した。そして昨日退院したのは、私は
QOLを重視したためだ。介護タクシーで帰宅した夫は、今年の1月の退院と
全く病状が違っていた。3日に病院で「退院後のケアのために9人で
介護のための会議」をしたためか、帰宅した途端主治医の先生や、看護師
さんケアマネ、介護用品のスタックなど次ぎ次と着て、行きつく暇も
ないような気分だった。

 夫は家なら食べると思ったが、ほとんど食べなかったし、水分もとれ
かった。「口から食べられなかったらお迎えがきたこと」と、認識して
いたがまさしくそんな状態だった。これから毎日看護師さんや、ケアの
人達が来るようだが、初めての経験だが、プライバシーも何もなく
ずかずかと人が家に入ってくる。開放的な私だが、明日も10時に看護師
さんが来る、ここまで書いたら夫の様子が変だ、するとパジャヤマのボタン
を全部外して、おむつを外したようでズボンが濡れている。
 大慌てで初めてのおむつを当てたが、大変なことだ。覚悟してたが
これから一体どうなるのだろう?と言ってもやらなければならない
真夜中だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする