ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

心理       笑うことはこんなに素晴らしい (19回)   

2021-06-15 10:52:33 | エッセー

 あなたは毎日良く笑う方ですか?もしもそうであれば、きっと幸せなタイプでしょう。

「笑う門には福来る」と言う有名な諺もありますが、中国には「一笑一若一怒一老」と

いう言葉もあるそうです。同じ毎日なら明るい笑顔を振りまいて、和やかに過ごし

たいものですね。笑うことは好感度が高まるだけではなく、これほど心身に大きな

効き目があるのをあなたはご存知でしょうか?

 ※   その笑う効果についてご紹介しましょう。

1 副交感神経を高め(リラックス、安定)心身をくつろがせる。

2 消化活動がよくなる。               

3 体の抗体能力を高めるため、病気にかかりにくくなる。

4 ガンの敵ナチュラルキラー細胞を活性化させる。

5 リューマチなどの痛みを和らげる・

6 気分が明るくなり、イヤなストレスを感じにくくなる。

7 元気や、活力や、ヤルキが出る。

8 体が柔らかくなる。

9 お腹全体が動くので、内臓が活性化する。

10  気持ちが若返り、老化予防になる。

11 自然に腹式呼吸になるので、気分が安定する。

12 心身とも若返る。

このように笑いは、大脳生理学的、精神免疫学的にもこんなに効果があることが

実証されていますが、もしかしたら、もっと沢山の効き目があるかも知れません.

 世界的に有名なアメリカのジャーナリスト「ノーマン・カズンズ氏」は、難病の

膠原病に侵され、再起不能と言われました。そのため医学的な治療をしてもなかなか

治らず、友人の医師と相談し、大量のビタミンCを摂取すると同時に、「ドッキリカメラ」

や「面白い映画」など見続け、毎日笑い転げると言うユニークな治療法を行いました。

 すると痛みもだんだん少なくなり、その結果として完全な健康体になる奇跡が起きた

のです。それから、75歳で亡くなるまで、以前にもまして活躍をなさったのは大変

有名な話です。カズンズ氏は、その著書の中で「寝たきり病人にとって笑うことは

体内の運動、一種の内臓ジョキングをさせることだけではなく、ほかのあらゆる積極的

な情緒まで作用する働きがあるようだ」また、「笑いは脳内のエンドロフィンを刺激

して、痛みを和らげ、また生きる意欲をよびさましたのだ」と述べています。

 これも事実ですが、たとえ自分で意識的につくった笑顔でも、それが大脳に良い情報

となり、大脳は体全体に「今は大変良い状態だ」と、指令を送るので、心身が健康に

なるのです。気が合う友達と話していると、いつでもコロコロと笑っている自分に

気が付きますが、そんなときはとても和やかな幸せな気分になっています。

 意識的に、日常も楽しく面白いテレビ番組を見るだけでも、随分気分もほぐれ

体も柔らかくなり、呼吸もゆったりとしているはず。

 笑いは自分のためだけではなく。周りの人達も楽しい気分にしますので、ぜひ

「些細な事でも笑える感性」を身に着けることを、私はお勧めしたいと思います。

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