大谷選手の大活躍

大リーグオールスター戦は昨日
デンバーのクアーズ・フィールドスタジアムで開催されました。
エンゼルスの大谷翔平選手はピッチャー、打者の二刀流として選出され、
AP通信は「翔平のためのショーケース（展示会）」と、
大谷のための真夏の祭典だったことを強調。
日本でも前日のホームラン競争から生放送されました。
コロナ禍の中ですが、テレビで見る限り満員の観客と、
殆どの人はマスク無でしたよね。
入場するには感染防止の対策が取られているものと思いますが・・
日本ではオリンピックが無観客となり、
東京都には４度目の緊急事態宣言が発令されました。
あまりにも状況が違い、ただただビックリでした。









前日に開催されたホームラン競争に選出され堂々の戦いでした。
歴代２位のホームラン755本を打ち、今年１月亡くなった
ハンク・アーロンの背番号44を付けた選手８名。
８名が勢ぞろいすると筋骨隆々の選手の中にただ一人野球少年がいるようで・・
デンバーは標高1600mに位置し、空気が薄いので息切れが大変のようでした。
大谷選手は現在ホームラン数ではトップを走っており、
生きた早い球を遠くへ飛ばす技術、選球眼は優れていても、
緩い球を遠くへ飛ばす力では適わなかったのかも知れません。
初めての経験で力んでいたように見えました。










日本選手では大谷選手の他に、菊池選手、ダルビッシュ選手が選出されたものの、
ダルビッシュ選手は体調不良で出場辞退。
菊池選手は登板日程等、多分チーム事情だと思いますが
残念ながら出場はありませんでした。








打つ方では１番打者で登場。
惜しい当たりでしたが、左打者には極端にシフトを敷く守備に阻まれアウト。
投げる方では１００マイル（161km）の剛速球を立て続けに投球。
当日投げた投手では一番早かったようです。

ベンチでもロッカーでも大谷選手は大人気で、
一流の選手からも次から次へとサインを求められたとか。
大谷選手の人柄が現れていますよね。
これからチーム同士の勝敗が絡んでくると、
厳しい攻めにあったり、フォアボールが多くなったりし、
調子を落とすかもしれません。
そしてこれから先に投手、打者のどちらかを選択せざるを得ない時期が来るかもしれません。
どちらにしても自分のしたいように、いつまでも野球少年のような気持ちを忘れず、
頑張って行って欲しいですね。