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山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

1000の瞳

2013-10-30 22:42:00 | 万歳峠
体育館がシアターになり、灯りがおとされる。
そこからの時間は先生方から私が生徒たちを預かる。
歌語りをはじめた8年前は自分で精一杯でとてもそんな気持ちにはなれなかった。
年齢を重ねたことや、林住期がはじまる今だからこそ。

田富中のPTA芸術鑑賞会で歌語りを聞いていただきました。
ここは大所帯の中学校。
今日の体育館には500人の生徒と150人の大人がいらっしゃる。
makotoさんとsigeちゃんを音響サポートにお願いし準備しました。


     


学校という現場はここに居る、居ないの選択が出来ません。
ゆえに、お互いに出会いにもなるし、私には時には修行の場にもなります。

楽しいとか、盛り上がるというライブではないしね。
大切な真面目なお話を、真正面から。
万歳峠はこのスタイルです。
1000の瞳を見つめます。

時には負けそうになります。
でも、またひっぱられます。
何度も繰り返し、約65分を一息で終えられた時、1000の瞳はちゃんとこちらをむいています。
それからエピローグへ。

まっすぐこちらを見る顔に手応えを感じます。
多感な中学生がまっすぐこちらを見る時、とてもよい顔になっています。


     

「歌語り」というネーミングは、8年前に私のオリジナルの解釈ではじまりました。
歌・語り・・・。

よりリアルになった「音」は五感で体感する歌語りにはかかせなくなりました。


     

生徒のみなさん、保護者のみなさん、先生方、ありがとうございました。
平和やいのちをみつめる同じ空間を一緒に過ごせてうれしかったです。

私が歳を重ねてもこの歌語りを続けていることで、メッセージは誠になります。
そして私が最後に息をする時に、真のメッセージが完結するのでしょうね。

どうか、健やかに夢をつかんで下さいね。





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