少林寺流空手道拳昇会

道場案内・活動記録・会員間出来事など

深呼吸をしよう!

2015-05-18 16:04:31 | 日記

道場で型の稽古をするときに誰でも無意識に呼吸法を使っている。息を吸いながら技を打つなんて器用?なことはしない(笑)よね?。ましてや気合いを出すときは、息も出している。なんだか、当たり前のように道場で繰り広げられる光景だが、健康な体を保つためにはとっても大事なことだってわかりやすく教えてくれる偉~い本に出会った

これだ~

いろんな体の部位別に効果的なストレッチが掲載されている。よくある体の表面の筋に効くストレッチとは違い、内臓に近い深部筋を伸ばし矯正するストレッチだ。例えば、仰向けになり、腕を上げる(肋骨を上げ、更に背骨を伸ばすように)、脚も腰骨を伸ばすように意識しながら上下に目一杯伸ばし10秒キープ。脱力すれば大きな呼吸を。たったそれだけで、肩甲骨の位置も矯正され、胸骨が広がって、体がとっても軽くなり、血行が良くなることを実感できる。呼吸器系の働きが弱くなると体がさびつきやすくなる。肩こりや腰痛の根本原因もそこにある。だから悪い部位に手当をしても根本的には解消しない。深部筋を伸ばし10秒キープして脱力後、深呼吸。 ほらほら、半月の型にあるね~腕を真上に伸ばし、丹田吸で打つ動作!姿勢良く、長息短息を丹田呼吸で繰り返し型を打つことは、素晴らしい健康法なんだ。 体の一部位の動きは骨や筋肉を通して体中に連動し、活力が蘇る。前ブロブに掲載の空手道の基本的理念の一つ「動の本義とは、己の身体を強からしめ、こころを爽やかに楽しませ、明日への活力を養うことである」・・・だからこそ、正しく稽古しよう。     深呼吸(丹田吸)しよう! 

本からの引用:<浅い呼吸と深い呼吸の違い>  日本では古くから、深呼吸や呼吸法などを大切にしてきました。これは、副交感神経が優位になり精神的にリラックスするという理由のみにとどまりません。深い呼吸をすれば多くの深部筋や骨がスムーズに動くようになりますそれが弱った内臓や神経を刺激し、体内のめぐりが良くなるという健康上のメリットもあるのです。逆に呼吸が浅い人は、回復力が弱いため健康を害しやすく、精神的にも怒りやすくなるなの悪影響が生じてしまいます。