少林寺流空手道拳昇会

道場案内・活動記録・会員間出来事など

寒来暑往 秋收冬蔵  連絡事項(10月)

2015-09-30 11:32:30 | 道場案内・連絡事項

明日から10月 

 紅葉が美しい秋を迎えると、昨年の痛ましい御嶽山噴火が昨日のことのように思い出される。自然のなせる業は今年も生きとし生けるものを天国にも地獄にも揺さぶり続けている。

 何もかも表裏一体。戦争も同じだ。地獄を体験した人々のおかげで私たちは平和を当たり前のように享受している。そして地球上には宗教や自国のエゴのぶつかりあいで、いまだ戦争やそれに備えるモノが渦巻いている。戦後70年の節目に日本も方向性が「物騒な備えるモノ」所謂、目には目をの体制に変化しつつある。あくまでも、隣国のよもやの攻撃に丸裸で突っ立ってはいられないという防衛策や、中東国への援護とはいえ、物騒極まりない。ガンジー翁の無抵抗主義で貫いた精神こそが平和を継続しうる真のあり方ではないだろうか。備えなど何の方便になるというのか。戦争は人を狂わせるが、戦争へと移行する時点で人は人で無くなり、理想を盾に叫んでいることも狂気のるつぼに呑み込まれてしまうだろう。だから何より、戦争を知らない私達は、過去の戦争で散っていった無数の御霊に少しでも触れ、そのおかげで平和に暮らす今があることを噛み締める機会を多くもつこと、若者にはその機会をもたせることが必要だと思う。修学旅行先も海外が主流となっているようだが、原爆ドームはもとより、知覧特攻祈念会館や靖国神社などにもっと足を運ばせるべきではないだろうか。沖縄はリゾート地としてだけ行く場所ではない。私は、最近、戦争で亡くなられた無数の御霊が眠る靖国神社に参拝し、玉串奉奠する機会を持てたが、そこは厳かな中にも、包み込むような何か懐かしい、優しい空気に満ち溢れた「場所」であった。あまりにも悲しく、そして美しい無数の魂が参拝者を迎えてくれている。もう二度と同じことが起こらないようにと手を差し伸べてくれている。首相が参拝するか否か物議をかもす場所なんかじゃない。そんな戦争責任者個人を云々する場所ではない。そこは「起こってしまった悲劇」を永久に起こさない誓いを御霊に捧げる場所でしかない。そう実感した。

大鳥居 さすがはお国の神社です

さてさて、随分長く重い前置きになりましたが、本題の<連絡事項>です。

10月のお休み  22日(木) エコール道場 私事  31日(土) 山口道場 文化祭の準備で使用不可

10月25日(日)名塩道場 特別稽古 17:00~19:00 型(自由参加) 19:00~21:00 組手

        自主的に参加ください。