少林寺流空手道拳昇会

道場案内・活動記録・会員間出来事など

因果応報 連絡事項(7月)

2017-06-30 16:53:43 | 道場案内・連絡事項

以前、「封神演義」アニメのテーマソング「WILL」が懐かしく、漫画も読んでみたいと紹介しましたが、コミックは段ボール箱にしまって家に置いていると娘から聞き、「よっしゃ、読むぜ」と意気込んで捜すとラッキーなことに最初の段ボールで見事発見大当たり ワンピース70巻\(^o^)/とともに全編23巻出てきたので、早速夜な夜な読み始めた・・・が、第3部がない よおく見るとワンピースもところどころ抜けているなんでだろう 長女に聞くと「お母さんが、捨てたんやん。忘れたん?」「えええ~~、なんで!!そんな記憶ないし????」「いやいや、部屋に漫画が散らかり放題で、片付けないと頭にきて、破いてゴミ箱に入れたりしてたやん 」次女に聞いても即答「お母さんが、頭にきて外に投げたり捨てたりした分がないんやで 」 そういえば、そんなことでブチギレてた時代もあったなあと思い出し、「まさか、うん十年後に自分が読むことになるとはこれってまさに 因果応報やなあ」と豆粒のように小さくなる私。娘たち「ほんま、ほんま」とニンマリ。 あんな仕打ちをしたというに、漫画に溢れかえっていた環境の中で、長女は見事漫画家となり(漫画本は娘の血となり肉となるべく財産となったわけで)うん十年立った今、改めて思うのです。・・・あの頃、一緒に漫画に親しんでいたらなあ・・子供たちとも楽しい会話が弾み、大事な漫画本を捨てるなどおぞましい行為にも及ばなかっただろうと。 ニンマリで済ませてくれる寛大な娘たちに心から詫びたい思いがした・・・結局、第3部を飛ばして読み切り、すっかり太公望のファンに  一緒にワクワクしたかったなあ。

というわけで、今子育て真っ最中のお母さん方には、気は長く、心は丸く、子供と共有する時間をできるだけ持って楽しんで!!!!と心から願います。でないと!!!因果応報は忘れたころにやってきます 

 連絡事項

<7月のお休み> 1日(土) 支部長私事  29日(土) 全国大会前夜祭

 *9日予定の昇級審査会は日程を変更して、12日(水)13日(木)の各道場にて実施します。                                   *今年も東山台サマーフェスティバルに演武参加することに決定しました。8月26日(土)です。みんなで参加して楽しくお祭りを盛り上げましょう。事前練習など、また詳細は後日連絡します。

 

 


心に響く(古代日本人に学ぶルール)

2017-06-23 19:19:19 | 日記

この本は「一流の人」「すごい人」「面白い人」たちの「美学=マイルール」をまとめた本です。28のマイルールが紹介されています。生き方や考え方は個性的かつ刺激的で 、ドキドキワクワク~へえー!なるほど~はあーすげえ!全マイルール感嘆符付きで読み終えました。超お薦めの一冊です。その中から一つのマイルールを紹介します。

古代日本人に学ぶルール「正しいかどうかより、美しいかどうかで判断する」

序文省略~日本人は災いだって神様の働きだって考えていたんです。災いが起きたとき、人は前に進めなくなります。右にも左にも行き場を失う。だからこそ、唯一残された道、空にジャンプするしかない。つまり、災いは、ひとつ上の次元に誘ってくれる源となるのです。これが「災い転じて福となす」ということわざです。

日本では災いだって神様だし、貧乏だって「貧乏神」疫病だって「疫病神」。どちらも神様なんです。日本人は「八百万」というように、ありとあらゆるものに、聖なるもの(神)を感じていたってことです。

だから、これは正しい、これは間違いという基準で人を裁かずに、どんなものにだって、そこに聖なるものを見出していたのが、僕ら日本人のご先祖さんたちなんです。正しい、正しくないで人を裁かなかったから、争いが極端に少なかったのです。日本の縄文時代、人と人が争った形跡が一万年以上ないんだそうです。縄文期の遺跡は、数千箇所発掘されていますが、外国に見られるような、頭に矢じりが突き刺さっているような遺体が発見されていないのです。

人類史とは、戦争の歴史だと言っても過言ではありません。今日も地球のどこかで戦争が行われています。しかし、日本では、一万年以上、争った形跡がほとんど見つかっていない。植物採取や狩猟のための道具はあっても、人を殺すための武器、刀剣や槍などの武器も出土していないんです。これは人類史上の奇跡(ミラクル)と言っていい。そのかわりに、貝殻の裏側を表にしたオシャレな腕飾りや耳飾りなど、ファッションの装飾品が多数出土しています。~古代日本人は、どんなものにも聖なる美しさを見出して、武器ではなく、装飾品をつくり、オシャレを楽しんでいたんです。

以前、熊本の幣立神宮で正式参拝をさせてもらったときに、神主さんがこんな話をしてくれました。「日本人が大事にしてきた叡智である「神道」には、あるものがないんです。他の宗教だったら考えられない、決定的なものがない、なんだと思いますか?」 「教えがない」んだそうです。教えがない宗教なんて、ほかに考えられます?でも、教えがないから相手を裁かないし、ケンカせずに相手に合わすことができるんです。教えがないということは、教えを守らなかったときに落ちる地獄もないということ。地獄がないから、誰かに救ってもらうべく救世主も必要ないのです。日本人は、救世主を持たなくてもひとりひとりが自分の内なる叡智とつながっていけると考えていたのです。教えはない。救世主もいない。そんなの宗教じゃない(笑)。そう、宗教じゃないんです。「神道」は宗教ではなく、日本人の「生活」だったんです。

「では、教えがない代わりに、何があったと思いますか?」神主さんの話にはまだ続きがありました。

「美しいか、美しくないかで判断する感性があったんです。」これが答えでした。「その行為は美しいのか?」 これが日本人の生活(神道)の本質だったわけです。だから火薬で爆発させる技術が日本に伝わったときに、日本人は、それを鉱物資源の発掘として自然を破壊することに使うのではなく、なんと花火に使った。これが日本人のかつての感性なんです。損か得かではなく、美しいか美しくないかを基準にして生きる。それは江戸時代には「粋」か「野暮」かという言葉に変わります。お金を借りる時の借用書は、普通は、期日はいつで、それまでに返せなかった場合は利子がこうとあるところ、江戸時代に交わされた但し書きは違うんです。期日までに返せなかった場合は。 「お笑い下され」 この一言だけなんです。借金を返せなくて逃げるなんて、野暮も野暮、粋じゃないんです。当時は、美しくない生き方が最大の恥になるので、この一言だけで約束を守れたんです。

かつての日本人が大切にしてきたルール、その判断基準は、美しいかどうかだった。まさに美学です。古代中国で書かれた「魏志倭人伝」の中にも、「邪馬台国は盗みが少ない」と書かれています。人のものを盗むなんて美しくないからです。

すべての戦争は「私が正しい。あなたが間違っている」とお互いに思っているからこそ起きています。正しさを基準にする限り、そこに永遠に戦いがあります。だから、美しいか、美しくないかを基準にして、どんな相手にも、そこに聖なるものを見いだせたら、きっと、そこにあるのは人類初の世界平和です。正しさで争う時代を終わらせて、美しさで魅せ合う時代を僕らはつくっていく使命があると思ってます。

古代日本人が大切にしてきたその感性を、今こそ復活させるときだと思います。

なんてシンプルで、美しいルールでしょう。

美しいかどうか、生きる基準はそれだけなんて。   以上

 

私たちのご先祖様は素晴らしいですね。 discover  Japan!!

 

 

 

 


泉地区本部空手道選手権大会(2017)

2017-06-13 14:24:35 | 行事・稽古

H29,6,11(於:はびきのコロセアム)

今年も友好支部として第33回泉地区本部空手道選手権大会に神戸北支部から20名の拳士が参加しました。曇り空で、さほど蒸し暑くもない快適な天気の中、大会は始まりました。

今年は支部団体演武で「拳手法」「半月の型」の正・逆、個人模範演武で中国剣を披露しました。

団体演武もよく息が揃い、中国剣も女性拳士らしくキリっと決めてくれました。

 いざ個人戦に突入 みんな一生懸命稽古してきただけに、一戦一戦、粘り強く勝ち抜いてくれることを祈念しつつ見守りました。今回の試合、前で観戦して思ったこと。神戸北の子供たちは、緊張しながらも堂々たる自然体で、何より大きな気合いを響かせてくれたこと、なんてかっこいいなあと!。子供らしく元気一杯生き生きと演武する姿を見るのは師として何より嬉しいことです。試合を楽しんでくれてありがとう!という気持ちです。

今年は子供たちの成長著しく、少年黒帯の部、緑帯の部、チーム戦初級、上級の部と優勝 そのほか、多数準優勝や入賞に恵まれました。おめでとう!本当に良かったね。それから、男性拳士2名の組手試合も初戦突破と善戦してくれました。

 

本部長の計らいで、幼年さんにはこんな可愛い「おみやげ賞」も!意味が分からずポカンとしていますが(笑)

 最後に気持ちを引き締めて一言!試合で頑張って結果を出したことも、過ぎれば一つの記録であり通過点に過ぎません。明日からの稽古が本番のつもりで、また稽古に励んでまいりましょう。積極性を持って明るく楽しく!!をモットーに