乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

あきもせず毎年毎年、だらだらだらだらと、記録している「柏餅味噌餡」(4景)

2012年04月23日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 

 毎年、今の季節になると柏餅味噌餡の記録をしています。

 そして今年も、味噌餡の季節がやってまいりました。
 
 

 昨日、雨が降り、四天王寺の舞楽をおそらく石舞台で観ることができないだろうとあきらめ、家におり、モンモンとした気分

 するとタイミングを計らったように 娘から電話がかかり、
「たねやさんの味噌餡なら、買って帰るよ」
と、かわいい 声☆
「待ってました!おねがいしま~す♡」
と、少しはかわいらしい 声☆

 たねやさんは近江八幡のお菓子屋さんだが、奈良に住んでからは大阪で買うことが多い。



 そもそも、味噌餡文化の薄い奈良に住み、柏餅味噌餡を買い求めると、
「そ、そ、そ、そのようなものはございません…」
と、まるで宇宙人を見る目つきで応対されたのが悲劇の始まり。

 ある店では、
「味噌餡は特殊ですから、四、五十個くらい買ってくらはるんやったら、作りますよ。」

 奈良ではあまり売られてない。たまに見つけた店の白味噌は配分が少なく、申し訳程度で薄い。

 

 柏餅味噌餡好きな時に好きなだけ食べられないといった悲惨な生活ばかりではない。
 頼みの綱の、京都南座に五月大歌舞伎が無くなり、柏餅味噌餡との悲しい別れ。
 わたしは長年 演目の合間に、お弁当変わりとして 柏餅味噌餡を食べることを楽しみにしていたのだった。
 ショックは大きい。
 
 

 ここ三年は家族は京都に行く機会が多いが、時代の流れからだろうか…。
 山椒と味噌のこい味噌味を作る 某○○寮向かい側の鳴海餅は、作っている日と作ってない日があると言う。
 往復半時間かけて、味噌餡が購入できない場合の、家族の気分的負担は大きい。
 予約して作っていただくいった方法も考えられるが、それを言うと家族は苦笑。

 

 和菓子が好きで、月に何度かはいただいているし、自分でも餡子は度々炊いているが、柏餅味噌餡と水無月の黒(黒糖の水無月)だけは、わたしにとっては特別のもの。
 今でも京都では、5月は「味噌餡10個」、6月は「黒10個」とばっかり買いをする人は多い。

 そしてだけは、あきもせず毎年毎年、だらだらだらだらと、このブログで同じことばかり記録している。

 

     
  
     











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吉野 宿坊竹林院 群芳園  天人之桜・植物 編(17景)

2012年04月23日 | お出かけ



        吉野 宿坊竹林院 群芳園  天人之桜・植物

















 天人之桜




















 中から外を見ても、道沿いに吉野桜



           2012年4月15日
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吉野 宿坊竹林院 群芳園  建築編(13景)

2012年04月23日 | お出かけ



   吉野 宿坊竹林院 群芳園



 ウィキによれば、竹林院(ちくりんいん)は、奈良県吉野郡吉野町吉野山にある単立の寺院。
 本尊は不動明王、蔵王権現、役行者、弘法大師。
 宿坊竹林院群芳園で知られる。

 寺伝によれば、聖徳太子が開創して椿山寺と号し、その後弘仁年間(810年~824年)空海が入り常泉寺と称したという。
 1385年(至徳2年/元中2年)に竹林院と改められた。
 戦国時代の院主尊祐は弓道に優れ一派をなした。
 明治初年の神仏分離に伴い1874年(明治7年)廃寺となったが、その後天台宗の寺院として復興、第二次世界大戦後の1948年(昭和23年)現在の修験道系統の単立寺院となった。
 役行者霊蹟札所

 群芳園は 大和三庭園の一つとされる回遊式庭園
 千利休の作細川幽斎の改修と伝わる。



























         奈良県吉野郡吉野町吉野山2142
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