乱鳥の書きなぐり

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54: 『絵巻を読み解く』美術館へ行こう 若杉準治 著 新潮社

2012-04-05 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風



   54:  『絵巻を読み解く』美術館へ行こう





 若杉準治 著

 新潮社

 1998年 

 208ページ 1800円(税別)



『絵巻を読み解く』美術館へ行こう を読了。

 美しい絵巻や興味深い内容の絵巻が多く載せられている。

 絵巻は大きく三分類されるという。

 絵巻は博物館などで見かけることが多いが、本書では見方や意味が細やかに説明されている。

 この本に具体的に(一部)あった中では、地獄草子(奈良国立博物館)や「信貴山縁起」朝護孫子寺(巻違い)は見たことがある。

 京都国立博物館では月四巻の絵巻が展示されていたというが、平常展示館は ずいぶん前から建替工事中で休止。

 新平常展示館の2013年度完成予定を心待ちにしている。

 大和文華館では多くの絵巻が展示されていることが多いので、最近のお気に入り野美術館のひとつ。

 いろいろな本に 餓鬼草紙と信貴山縁起が出てくる場合が多いが、見てみたい。


 今回も簡単な記録だけで失礼いたします。


 
目次
源氏物語絵巻―徳川美術館・五島美術館
信貴山縁起―朝護孫子寺
伴大納言絵巻―出光美術館
鳥獣人物戯画―高山寺
地獄草紙―東京国立博物館・奈良国立博物館
餓鬼草紙―東京国立博物館・京都国立博物館
病草紙―京都国立博物館
寝覚物語絵巻―大和文華館
白描絵料紙金光明経―京都国立博物館
前九年合戦絵巻―国立歴史民俗博物館〔ほか〕







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