『流轉』るてん
衛星劇場HPより ▼
監督:大曾根辰保
原作:井上靖
脚色:井手雅人
出演:高田浩吉 香川京子 雪代敬子 市川段四郎 北上弥太郎 近衛十四郎
1956年
松竹
94分
カラー
歌舞伎界を舞台に芸道の厳しさを描く 芸の道の厳しさと師弟愛を描いた井上靖の小説を映画化。時は天保年間。芸のことで対立し一座を飛び出した三味線弾き・新二郎は、偶然、お秋という天才踊り子と出会い、お秋の芸を育て一座を見返すことを決意する。しかし、運命の皮肉か、二人は流転の旅を続けることになる。
原作 井上靖
パターンに乗った筋書きの展開だが、面白かった。
弁慶の舞いは腰を落とすというよりも、「手」が強調されていた。
わたしは弁慶の手が好きだ。
今回この映画を見る前に、歌舞伎『馬泥棒』を見ていた。
ラスト花道、馬六法を思い浮かべほくそ笑む。
偶然だが、見事なタイミングで 『馬泥棒』と『流轉』を見た。
高田浩吉は小の映画でも三味線を弾き、歌っておられた。
つやのある声で、すごくうまい。
『京都太秦物語』
衛星劇場HPより ▼
監督・脚本:山田洋次
監督:阿部勉
ナレーション:檀れい
脚本:佐々江智明
出演:海老瀬はな USA(EXILE) 田中壮太郎 西田麻衣 田中泯
2010年
90分
カラー
山田洋次監督が若者たちと撮り上げたウェルメイドな感動作 山田洋次監督が、客員教授を務める立命館大学映像学部の学生たちと共に作り上げたラブロマンス 第60回ベルリン国際映画祭フォーラム部門招待作。高い評価を得て追加上映作品の1本に選ばれた ヒロインは松竹110周年記念オーディション“STARGATE”でグランプリに輝いた海老瀬はな ―私は、この街を去るのだろうか。 京都太秦、大映通り商店街。クリーニング店の娘・東出京子(海老瀬はな)は、立命館大学の図書館に勤めている。幼なじみの梁瀬康太(USA)は豆腐店の息子で、アルバイトをしながらお笑い芸人を目指している。ある日、京子が図書館で白川文字学を研究する榎大地(田中壮太郎)と出会う。学問一筋の大地は京子にひとめぼれしてしまい、一途な情熱を京子に注ぎ始める。一方、康太は自分の将来に悩み、京子との関係もうまくいかない。大地は京子に、京都を出て留学先の北京に来てほしいと一方的にプロポーズし、新幹線のチケットを無理やり手渡した。翌朝、京都駅に向かう京子がとった決断とは・・・。
面白かった
なつかしかった
あはは あはは 京都弁