日焼けしそうな晴天であるというので、散歩へ連れ出されたBooじーちゃ。
……まあ、家の中で踏み段昇降運動をしているよりも、散歩の方がいいのだろう。
おかんさまの付き添いつきなのは、一人にするとどこへ行くやらわからぬからであるのと、疲れてくると顎から前にのめっていくので転倒の危険性があるからである。
帰ってきて開口一番。
おかんさま「すごいわ!新記録樹立よ!」
これまでの半分のタイムでいつもと同じ散歩コースから帰ってきたのだとか。
それを聞いたおとんさま。
「Booじーちゃ。すごいわ、オリンピック出んならんわ!」
…………。
出られるわけがないってばよ。