ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

おりません。

2010-02-09 | Weblog
ここのところ特に、滅多に反応を返さなくなったBooじーちゃ。
別に耳が遠くなったわけではござんせん。


自分に都合の悪いことは知らんぷりするのがデフォルトなだけでございます。


何をしでかしてくれるかわからぬため。
起きている間は、一秒たりとも目を離すことができないBooじーちゃ。
必然的に、一つ一つの行動ごとに細かく口を出したりダメを出したりする必要が生じる。
そのため、もっとも多く話しかけるおかんさまが呼びかけた途端。


威嚇or無視の二択はやめなされBooじーちゃ。


比較的、おとんさまの言葉は素直に聞いていたのだが…。


本日もこっくりこっくり、TVの前で船をこぎ出したBooじーちゃ。


おとんさま「Booじーちゃ。」


返事レス。


おとんさま「Booじーちゃ。」


さらに返事レス。


…………。


このような場合、フルネームで呼ぶと良いお返事をすることが多いBooじーちゃ。
おそらく、デイサービスではスタッフからそう呼ばれているからだろう。
良いのはお返事だけだが。


最後の手段としてフルネームで呼びかけたおとんさま。


それに対し。


Booじーちゃ。「その人はおりません!」(きっぱり)


…………。


そこにぃ~わたしはぁ~いません~♪
眠ってなんかいませぇ~ん♪てか。





千の風になって吹き渡っていかれても困るんですが。
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