ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

発掘。

2010-02-07 | Weblog
本日も朝から粉雪が降り続く。
天候のニュースは大雪警報と注意報を往復しており。
山沿いでは高速すら視界不良で通行止めになっているらしい。
おかんさまは週末恒例の買い出しを諦めた。
雪で舗装された道路をすっとばしたら、あの世にまで続いてしまいそうな悪天候だからして。


とはいえ。炬燵で丸くなるほど猫化はしていないワタクシメ。
雪踏みでもしようかと、風も雪も止んだころを見計らって外へ出た。
なにせ、冷蔵庫が空腹を訴えているのである。
せめて明日は買い物に出られるようにしておかねば。空腹は人間にも感染する。


昨日つけた道も砂丘の足跡のように消えかけている。
その上をひたすら踏む。ついでに幅を広げてみたり。
あまりにも雪がさらさらすぎて、新雪を踏んだとき特有の音すらしない。
綿菓子かパウダービーズでも踏みつけているような感じでひたすら踏み踏み。


…………。


あのー。おかんさま。
なぜに半分車から雪を下ろしたところで戻って参りますか。
タイヤはすっぽり雪の中。
動かすにはまだまだ発掘作業が必要かと推察いたしますが。


…………。


中止理由、判明。


下ろした雪の持って行き場所がどこにもないから。


下ろした雪で狭い駐車スペースがさらにぎうぎうとなり。
「出したら二度と入れられない」状態となることが判明したんだそーな。


半分だけ雪を下ろされた車ときたら。
なにやら丸刈りにされる途中でバリカンがいかれて放置された男の子のような風情でありましたとさ。






本日もどっとはらい。
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