ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

おかめ。

2010-02-26 | Weblog
我が家には数本の椿がある。
その中でも、ひときわ大きな蕾をつけるのが、オカメツバキである。
普通の椿と違って、オカメツバキは蕾から真っ先に雌蘂が出てくる。
ご丁寧にもその先が二つに別れているせいで、舌をにょろりんちょと覗かせている蛇の頭のようだ。


オカメツバキは雄蘂も変わっている。
普通の椿の10倍くらいあろうかという雄蘂が束になっていると、シャワー口と良い勝負の大きさに見えるほどだ。
ぼってりとした椿の花の中でも、オカメツバキはびろーんと横に広がって見えるのもそのせいだろう。


ヒヨドリが芽キャベツに夢中で、椿には見向きもしないでいたら近くで工事が始まった。
一日中工事の音が聞こえるせいで、鳥たちも姿を消した。
いや、庭の農作物その他にとっちゃ、その方がいいだんが。






オカメツバキは今日も雌蘂をちょろちょろ覗かせている。
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