我が家には数本の椿がある。
その中でも、ひときわ大きな蕾をつけるのが、オカメツバキである。
普通の椿と違って、オカメツバキは蕾から真っ先に雌蘂が出てくる。
ご丁寧にもその先が二つに別れているせいで、舌をにょろりんちょと覗かせている蛇の頭のようだ。
オカメツバキは雄蘂も変わっている。
普通の椿の10倍くらいあろうかという雄蘂が束になっていると、シャワー口と良い勝負の大きさに見えるほどだ。
ぼってりとした椿の花の中でも、オカメツバキはびろーんと横に広がって見えるのもそのせいだろう。
ヒヨドリが芽キャベツに夢中で、椿には見向きもしないでいたら近くで工事が始まった。
一日中工事の音が聞こえるせいで、鳥たちも姿を消した。
いや、庭の農作物その他にとっちゃ、その方がいいだんが。
オカメツバキは今日も雌蘂をちょろちょろ覗かせている。
その中でも、ひときわ大きな蕾をつけるのが、オカメツバキである。
普通の椿と違って、オカメツバキは蕾から真っ先に雌蘂が出てくる。
ご丁寧にもその先が二つに別れているせいで、舌をにょろりんちょと覗かせている蛇の頭のようだ。
オカメツバキは雄蘂も変わっている。
普通の椿の10倍くらいあろうかという雄蘂が束になっていると、シャワー口と良い勝負の大きさに見えるほどだ。
ぼってりとした椿の花の中でも、オカメツバキはびろーんと横に広がって見えるのもそのせいだろう。
ヒヨドリが芽キャベツに夢中で、椿には見向きもしないでいたら近くで工事が始まった。
一日中工事の音が聞こえるせいで、鳥たちも姿を消した。
いや、庭の農作物その他にとっちゃ、その方がいいだんが。
オカメツバキは今日も雌蘂をちょろちょろ覗かせている。