ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

通院。

2010-02-11 | Weblog
久々に通院ネタである。
いや、ワタクシメの通院ではなく。


Booじーちゃ。は、脳外科のせんせが大好きである。
喜んで診察を受けるのはいいのだが。
その問答たるや、頓珍漢なことこのうえない。


認知症の診察の一環として、「日常の事物に対する認識」についての質問をすることがある。
時計の絵をさして「今何時ですか」と尋ねたり。
家族との続柄などを確認することがある。


おかんさまを指したせんせ。
「この人はどんな関係の人?」


Booじーちゃ。「わからん。」


…………。


ま、まあ、こういう回答も予測済みなのだが。
やはりがっかりするおかんさま。
その様子を見て。


Booじーちゃ。「ごはん作ってくれる人。」


せんせ「そうですか。それはよかったですね。作ってくれるご飯はおいしいですか?」


Booじーちゃ。「不味いです。」(きっぱり)


腎臓のことも考え、おかんさまの味付けは薄味である。
そして、混ぜご飯のことが多い。
なにせ、ほっとくと味噌汁、ごはん、おかずすべて一品ずつ食べるBooじーちゃ。
どうやらこれも認知症の症状らしいが、結果、よく噛まず飲み込むので消化不良の遠因にもなりやすいからだ。


身を案じての食事に無頓着なBooじーちゃ。
さすがにおかんさまもクサっていたが…。





負けるな、おかんさま!
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