さて、例の電源キットですが、メーカーの直販サイトでは品切れで注文できなかったため、他の店で注文したところ、在庫があったらしくすぐに手に入りました。組み立てに六角レンチとピンセットが必要だったため、慌ててこれらを注文。
例の電源キットとは、共立電子産業のWonderPure WP-906PSというものです。
トランスにOIトランス、平滑コンデンサーにオーディオ用の大型コンデンサーを使用しています。
組み立てにははんだ付けいらずで、ドライバーと六角レンチでのネジ留めだけで30分ほど完成しました。ただ、基板の配線は、ピンセットを使わないといけない狭い場所があり、ピンセットは必要でした。
フロントにアクリルパネルを取り付けたのですが、ここに紙をはさんで着せ替えにできるようです。今回はシンプル着せ替えなしのシルバーにしてあります。そのうちBABYMETALのロゴで着せ替えシートでも作ってみますか。
キットに電源ケーブルも付属していましたが、A-A9MK2用に購入して使用していなかったシルバードラゴンの電源ケーブルがあったので、これを使用。
ケーブルの取り回しの関係で、DACのbabyfaceを電源の上に載せています。DACとアンプがそれぞれ外付けの電源というなんとも仰々しい構成になってしまいましたが、改めて音出し。
まず気付いたのが、静けさ。アンプをLXA-OT3に替えた時も聴感上のS/N比が良くなりましたが、電源を替えてさらにもう一段静かに鳴りました。そうしたらホワイトノイズのようなサーという音が気になりだして、発生源を調べたら10年以上使っている液晶モニターでした。モニターの電源を切ってみるとサーという音が消えるので、そのうちモニターも交換しないといけないですね。
低音の出方も変わりました。もっと低音が分厚くなるのかなとおもっていたところ、そうではなく低音が締まる方向での変化になりました。ベースも引き締まり、音の輪郭がはっきりしてきて、サブウーハーとのつながりもよくなりました。サブウーハーの音量を少し上げた方がバランスが取れるようです。
劇的変化ではありませんでしたが、トランス電源導入は十分な効果があったと思います。
さらについでにスピーカーケーブルも替えてみました。以前に購入してお蔵入りしていたカナレの4S6です。これに替えたところ、カナレの音になりました(笑)。ワイドレンジではないのですが、とても整った滑らかな音。刺激的な感じは全く受けません。音が甘くなったというよりは穏やかに丸くなった感じです。1m100円以下で買えますからコストパフォーマンスは抜群ですが、ラウド系を聴くにはちょっと物足りないかな。ただ、スピーカーの雑味をうまく抑えてくれます。カナレのほかにスピーカーケーブルはBELDENの8470を持っているので、これも試してみたいとおもいます。
さて、これでスピーカー以外はほぼ整いました。ニアフィールドの環境はなかなか難しいですね。手を入れる前と比較すれば格段によくはなりましたが、逆に音源の良し悪しがはっきりと分かるようになってしまったので、優秀録音のCDリッピング音源を聴いた後で、YouTubeを見たりすると音の悪さにちょっとがっかりしたりします。
もともと大音量で聴くようなことを想定していないので、小音量でも良い音が鳴るようなシステムにしたいところですが、やはりスピーカーに限界を感じます。
(つづく)
例の電源キットとは、共立電子産業のWonderPure WP-906PSというものです。
トランスにOIトランス、平滑コンデンサーにオーディオ用の大型コンデンサーを使用しています。
組み立てにははんだ付けいらずで、ドライバーと六角レンチでのネジ留めだけで30分ほど完成しました。ただ、基板の配線は、ピンセットを使わないといけない狭い場所があり、ピンセットは必要でした。
フロントにアクリルパネルを取り付けたのですが、ここに紙をはさんで着せ替えにできるようです。今回はシンプル着せ替えなしのシルバーにしてあります。そのうちBABYMETALのロゴで着せ替えシートでも作ってみますか。
キットに電源ケーブルも付属していましたが、A-A9MK2用に購入して使用していなかったシルバードラゴンの電源ケーブルがあったので、これを使用。
ケーブルの取り回しの関係で、DACのbabyfaceを電源の上に載せています。DACとアンプがそれぞれ外付けの電源というなんとも仰々しい構成になってしまいましたが、改めて音出し。
まず気付いたのが、静けさ。アンプをLXA-OT3に替えた時も聴感上のS/N比が良くなりましたが、電源を替えてさらにもう一段静かに鳴りました。そうしたらホワイトノイズのようなサーという音が気になりだして、発生源を調べたら10年以上使っている液晶モニターでした。モニターの電源を切ってみるとサーという音が消えるので、そのうちモニターも交換しないといけないですね。
低音の出方も変わりました。もっと低音が分厚くなるのかなとおもっていたところ、そうではなく低音が締まる方向での変化になりました。ベースも引き締まり、音の輪郭がはっきりしてきて、サブウーハーとのつながりもよくなりました。サブウーハーの音量を少し上げた方がバランスが取れるようです。
劇的変化ではありませんでしたが、トランス電源導入は十分な効果があったと思います。
さらについでにスピーカーケーブルも替えてみました。以前に購入してお蔵入りしていたカナレの4S6です。これに替えたところ、カナレの音になりました(笑)。ワイドレンジではないのですが、とても整った滑らかな音。刺激的な感じは全く受けません。音が甘くなったというよりは穏やかに丸くなった感じです。1m100円以下で買えますからコストパフォーマンスは抜群ですが、ラウド系を聴くにはちょっと物足りないかな。ただ、スピーカーの雑味をうまく抑えてくれます。カナレのほかにスピーカーケーブルはBELDENの8470を持っているので、これも試してみたいとおもいます。
さて、これでスピーカー以外はほぼ整いました。ニアフィールドの環境はなかなか難しいですね。手を入れる前と比較すれば格段によくはなりましたが、逆に音源の良し悪しがはっきりと分かるようになってしまったので、優秀録音のCDリッピング音源を聴いた後で、YouTubeを見たりすると音の悪さにちょっとがっかりしたりします。
もともと大音量で聴くようなことを想定していないので、小音量でも良い音が鳴るようなシステムにしたいところですが、やはりスピーカーに限界を感じます。
(つづく)
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