夜の翼

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テレビ&レコーダー更新(その2~レコーダーをセットアップ)

2021-07-23 15:24:29 | 映像
BDZ-FBW2000を注文して、めでたく4K仕様となったわけだが、4Kになって必要なパーツがいくつかある。
まずは、アンテナまわり。
BSの4K放送を受信するのに、正確に言うとBS 4K左旋だけのようだが、それ用のアンテナ周りのパーツにしなければならない。
賃貸住宅でBSアンテナと混合器が古いままなので、4K左旋は受信できるとは到底思えないが、この際室内のパーツはこの際4K用にしておく。
まずは、分波器。今までもケーブルレスのマスプロの分波器を使っていたが、同じ形のSRP2W という4K対応分波器が出ていたので、分波器はそれにした。

あとはアンテナケーブルだが、現在はベルデンの同軸ケーブルとねじ込み式のF型接栓で作った自作のケーブルを使っている。
地上波そのままでいいので、BS用の2本を新調することにした。
事前にテレビとレコーダーの取説を確認すると、プラグ式よりねじ込み式のF型接栓の方がいいとなっていたので、
4K対応で両側がF型接栓のケーブルを探すと意外と少ない。
その中で分波器がマスプロなので、JFF-Wというケーブルが細いタイプにした。
あとはHDMIケーブルである。
4K対応となると、プレミアムハイスピード認証のケーブルが必要らしいが、このの認証を取っているケーブルはそれほど多くない。
テレビとレコーダーがソニーなので、HDMIケーブルもソニーにする。
ソニー製のHDMIケーブルはすでに2本持っているので、これで3本目。
ソニーのプレミアムハイスピード認証HDMIケーブルは2種類。
コネクターがモールドになっている並品と金属のコネクターシェルになっている上品。
並品でも何の問題もないのだが、金属製のコネクターシェルがかっこいいので、DLC-HX15XFにした。
デジタルケーブルは短ければ短い方がいいとわかっているが、短すぎて届かなくては仕方ないので、長さは余裕をもって1.5mにした。


レコーダー等必要な品物はそろったが、レコーダーの入れ替えの前にやっておかなくてはいけないことがある。
テレビが大きくなるので、ラックの棚の高さを変える必要がある。
ラックの全高は十分あるので、テレビを置く棚とその上の棚の間隔をあけて、テレビを置く上下方向のスペースを確保しなければならない・。
しかし、メタルラックの棚の高さを変えたことがある方ならお分かりと思うが、これがなかなかの重労働。
はまったラックの棚がなかなか外れない。
棚の下をゴムハンマーで叩いて、少しずつ緩めていくのだが、均等にたたいていかないとうまい具合に外れない。
これを合計4枚。なんとか新テレビが入る高さに棚の高さを変えた。

これからがまた一苦労。
配線のし直しである。
なんだかんだで、テレビ周りの機器が増えてしまい、ラックの裏側はケーブルジャングルになっている。
〇テレビ
〇レコーダー
〇プリメインアンプ
〇ブルーレイプレーヤー
〇ファイルサーバー
〇テレビ用アクティブスピーカー
〇ゲーム機
このほかに現在はレコーダーの音声信号を光デジタルで送っているが、これにiPurifier SPDIFというフィルターをつけているし、
ファイルサーバー用の電源にiPurifier DCを使っているので、これにもそれぞれ電源が必要。
さらにGoogle Chromecastも使っているのでこれにも電源が必要。

このうちGoogle Chromecastについては、テレビがAndroidTVになるので、今後は不要になる。
テレビ内蔵スピーカーが気に入らなくて常用していたアクティブスピーカーは場合によっては今後も使う可能性がある。
その他の機器はこれからも必要。
テレビとレコーダーが変わるので、配線を一部変えなくてはいけないところがある。

まずはアンテナケーブルから。これはケーブルは新しいものも使うが、基本的にはつなぎ方は変わらない。
分波器から地上波用とBS用のケーブルに分けてレコーダーへ、レコーダーからテレビへ。
新しく買った4KBS用のケーブルは細くて柔らかく、取り回しがいい。

新しいレコーダーにはHDMI出力端子が2つ付いている。メインの端子は、新調したプレミアムハイスピードHDMIケーブルでテレビの入力端子につなぐ。
もう1つのHDMI出力端子は音声専用。こちらをBDP-105DJLのHDMI入力端子につなぐ。
これでようやくBDP-105DのHDMI入力端子が役に立つ時が来た。
つなぐHDMIケーブルはブルーレイプレーヤーBDP-105DJLからテレビに接続してたAudioquestのCinnamon。

音声用として使うことを想定して選んだケーブルなので、ようやく本来の使い方になった。
今までのレコーダーにHDMI出力端子が1つしかなく、 テレビにARC機能もなかったため、
レコーダーの音声は光デジタルでAVアンプとして機能しているBDP-105DJLにつなぐしかなかったが、
これでようやくHDMI接続となり、光デジタル接続での48kHz/24bit上限というビットレート制限から解放される。
というか、そもそもBDZ-FBW2000には光デジタル出力端子自体がない。
出力はすべてHDMIである。
これで光デジタル接続の必要がなくなり、iPurifier SPDIFも御役御免となるところだが、新テレビX9500Hにはまだ光デジタル音声出力端子がある。
めったにないが、テレビの音声をスピーカーGX100で聞きたい時がある(今まではレコーダーから音声を出して,テレビの音声はオフで使用)。
普通だとここでテレビのARC機能を使ってHDMI接続でBDP-105DJLへ音声を送り込むところだが、
BDP-105DJLにはHDMI入力端子が1つしかなく、そこにはレコーダーからHDMIが接続されており使えない。
BDZ-FBW2000の取説に、レコーダーの音声出力とテレビのARCを同時に同じAVアンプなどにつなぐと正常に音が出ない可能性があるから、テレビのARC機能は使うなと書いてあった。
その場合はテレビの光デジタル端子からAVアンプへの接続が推奨されていたので、テレビからBDP-105DJLへの接続用に光デジタルは継続して使うことになった。
ずっと欲しかったテレビのARC機能はは結局使わずじまいだが、結果としてはまあいいか。

BDP-105DJLとテレビとの接続は、これまでレコーダーとテレビとをつないでいたソニーのDLCHD10HF(通称きしめん)で行う。
BDP-105DJLからテレビには基本的に映像信号しかいらないので(音声はプリメインアンプに出力)、このケーブルを使うことにする。

その他の機器の接続はこれまでどおり。
ただいまどきのAV機器はネットワーク接続が前提なので、ルーターのLANポートが足りない。
BDP-105DJLのネットワーク機能は非常に使いにくい YouTube再生ぐらいしか使い途がないので、
LANをつなぐのをやめようかと思ったが、ファイルサーバーに保存したファイルをネットワーク経由で再生していることを思い出し、
有線LANはテレビ、BDP-105DJLとファイルサーバーをつなぐことにした。
レコーダーの方は番組表をネット経由で取得するくらいなので、こちらは無線LANでルーターに接続することにした。

なかなかの時間がかかって、接続が終わった。
そして動作チェック。
BDZ-FBW2000は今まで使っていたBDZ-ET1200とほとんどデザイン、大きさが変わらない。
違うところ言えば、本体上面にあった電源ボタンとイジェクトボタンが一般的な前面配置となったぐらいか。
いや、電源ランプが今まで本体前面中央にあったのが、本体底面の前部に移動して、電源ランプの光が直接目に届かないようになっている。
プリメインアンプA-A9MK2の上にBDZ-FBW2000を載せているので、BDZ-FBW2000の電源ランプがプリメインアンプの黒い本体に反射してなかなかいい感じ。
レコーダーのほうのチャンネル設定は自動であっさり終了。
地上波、BSとも問題なく映る。
BS4Kは案の定既存の右旋チャンネルは映るが、左旋チャンネルであるWOWOW4Kはやはり映らなかった。
テレビ放送を試しに録画したがこれももちろんOK。
なぜか、録画番組一覧など、レコーダー本体から表示される文字が滲まずにくっきりしている。
BDZ-ET1200と比較してみたが、やはりこちらはちょっと文字が滲んで見える。
この辺が4K仕様?
ただ表示される文字の大きさが4K大画面仕様なのが小さめで、42インチでは少々辛い。
新しいテレビなら大丈夫だと思っておこう。
Ultra HD ブルーレイの映像チェックはテレビが新しくなってから。
テレビの方の映像をチェックすると、ん、地デジチャンネルの一部が映らない。
全部映らないわけじゃないのはなぜ?

いろいろ調べたが、原因はアンテナケーブル。自作のアンテナケーブルのコネクターが緩んでいて、ちょっと力を入れたらすっぽ抜けた。
これを余っている別の自作ケーブルに交換して一件落着。
普通のF栓プラグのアンテナ線もあるので、それでもいいのだが。

新しいレコーダーBDZ-FBW2000の操作性は、同じメーカーなので全く違和感なし。
取説をぱらぱらとめくっていると、なんとタブレットでレコーダーに保存されている番組が見られる。
古いBDZ-ET1200でも可能だったようだが、タブレットがソニー製じゃないとダメとか制限があって実際は使えなかった。
今度の機種は、つい最近まで有料アプリが必要だったが、アプリの使用が無料となったばかり。
これでかみさんが別な番組を見ているときも、レコーダーに保存してある番組が見られる。

さらに、新旧レコーダーをネットワーク接続して、保存してある番組をダビングできるらしい。
ああ、その前日保存してある番組を一生懸命ブルーレイにダビングしちまったよ。
まあ、全部はディスクにダビングしていないので、残りの番組を引越しダビングしてみるか。
設定はいたって簡単。同じルーターに有線LANで接続するだけ。
のはずが、古い方のBDZ-ET1200が新しい方のレコーダーから認識されない。
BDZ-ET1200の設定を確認すると、ネットワークサーバー機能がオフになっていた。
これをオンにすると、新しいBDZ-FBW2000からBDZ-ET1200を無事認識した。
引越しダビング自体は簡単そのもので、表示される番組を選んでダビングを開始するだけ。
ただダビングするタイトル数が多すぎたのか、ダビング時間が残り72時間とか出てきたので、いったんダビングを停止して、小分けにしてダビングすることにした。
ダビング中保存した番組を視聴することはできないが、予約録画はしっかりやってくれることは分かった。
ダビングをしていて分かったが、表示される残り時間はかなり適当で、実際のダビングは表示されている残り時間よりはるかに早く終わる。

タブレット試聴と引越し機能はついててよかった新機能だが、インタフェースは変わったものの、ほかの機能はほとんどまったく変わりがなかった。

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