夜の翼

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BABYMETAL AWAKENS -THE SUN ALSO RISES- 参戦記その2

2019-08-03 07:16:53 | ライブ
気持ちは高ぶっているが、BABYMETALのライブなのでいつものように雨。台風は避けられたのでよかった。
横浜アリーナは初めてなので、とりあえず横浜には早めに行くことにした。
新横浜近くになると、いつものようにベビメタTシャツを着たメイトさんが多数。
昨日の情報が入っているのでピリピリした感じはなく、リラックスした雰囲気。

物販開始の時間は過ぎてしまっていたが、とりあえず物販会場へ。
時間が時間だったので、待ち時間0分のガラ空き状態。
ただ目ぼしいものはすでになく、嫁メタルがキャップを欲しがっていたが、これも売り切れ。
Tシャツのデザインはどれもいまいちだったが、色味でTWO FORCE TEEをチョイス。

会場まで時間があったので、近くの喫茶店で待機。
気のせいか、メイトさんの年齢層がさらに上がったような気がする。
去年のSSAはもう少し若い人が多かった印象があるのだが、見た感じは自分より若い人はかなり少なかった。
今回から導入されたLINEチケットはとても便利だ。
スマホを絶対忘れない、失くさないことが必要だがスマホで全てが完結する。そして御丁寧に開場の時間まで知らせてくれる。
1日目の開場が50分遅れたということを聞いていたので、ほぼ定刻に集合場所に行ったが既に整列が始まっていたので慌てて列の最後尾に並ぶ。
横浜アリーナは周辺に余裕スペースがないため、集合場所も狭い。
もうほとんど傘はいらなかったが、わずかに降水を感じる。
今日は時間通りに開場。そりゃそうだ。なんと明日にはイギリスでフェスに出なくてはならない。この公演が終わったら、空港に直行だろう。
スマホに表示されたバーコードが読み込まれると、座席が表示された紙がプリントアウトされる。
あとはいつものように手荷物チェックと形ばかりの金属探知機検査だ。
通過儀礼を済ませると改めて座席を確認。
Fですか。事前に座席チェックをしないといい席にあたることが多いので、今回も験を担いで座席チェックをしていない。
どこかよくわからないが、案内に従って進む。今回は上手のようだ。
指定された入り口から入ると、これはステージが近い。
指定された席に座ると、これは神席だと思った広島よりステージに近い。

広島の時はかなり高い位置のシートだったが、今回はほとんどフロアレベルというかピットレベルに近い。
横浜アリーナのシートは、SSAに比べるとはるかに傾斜が緩やかだ。
その分ステージを見上げるような形になるが、この位置なら肉眼で表情を確認できそうな位置。
キツネ様ありがとうございます。
ダークサイドの時も辛いと感じたことはあっても、疑うということは微塵もありませんでした。
この席でネットの情報にあったようなライブが見られるのか。
ただし、音響は悪そうだ。ステージほぼ真横なので右側のラインアレイスピーカーの音しか聞こえない。今回は耳より目で楽しむことにしよう。
開演までにはまだまだ時間がある。いつものように自分の席に座って、客入れSEをShazamに聞かせる。
メタリカ、ドラフォ、ドリシム、BMTHといつもとあまり変わらない選曲だったが、ちょっとメイデンが多めだったかな。
開演時間近くになってもなかなかシートが埋まらない。また客入れに時間がかかっているのか。
チケットは完売しているはずだが、ぽつぽつと空席を残したまま時間通りに客電が落ち、紙芝居が始まった。
いよいよだ。

いつものように仰々しいナレーション。BABYMETALはこうでないといけない。
正面のスクリーンは左右の小さいものだけかと思っていたら、正面に大きなスクリーンがあったんですね。とても見やすい。
アリーナ中央の八面体ラミエルが赤く光り出す。
その中からBABYMETALのロゴ形のスクリーンが舞い上がる。
そのスクリーンはゆっくりと蝶のように羽ばたき出す。
そのスクリーンにはこれまでのBABYMETALの軌跡が映像で映し出される。
武道館、ソニスフィア、ウェンブリー、東京ドーム、ダウンロード、そしてDark Night Carnival。

そしてメンバー紹介。
「Vocal & Dance SU-METAL」とコールされ、Su-metalのシルエットがスポットライトに浮かぶ。
ああ、武道館の最後のセルフオマージュだ。
後になってこの紹介をした意味が分かった。武道館の後、棺桶に乗って初めてのワールドツアーに旅立ったBABYMETAL。7月に今や伝説となったソニスフィアを迎える。
そして2019年6月、ダークサイドを経て横浜から2度目のスタートを切る新生BABYMETAL。
翌日にはイギリスでメタル御法度(に近い)のグラストンベリーフェスに出演する。
ある意味これ以上ないアウェイな環境。BBCの生中継も行われる。
成功すればこれ以上ない効果だが、失敗した時のリスクも非常に大きい。
3人で挑戦者としてイギリスに渡る。そういうことだったのか。
「Scream & Dance MOAMETAL」
SU-METALに負けないぐらいの歓声が上がる。
広島のひとりGJ!を見て以来、 MOAMETALがいとおしくて仕方ない。
そして3人のアヴェンジャーズの紹介。
キツネ面を被った3人のシルエットが浮かぶ。今日出るのは1人なのに3人ともスタンバっているのか?
まあ、ほかの二人は代役だとは思うが、リハーサルもかねて会場に来てるの可能性もあるか。
そして、英語での煽り。「首の準備はできているか?」
これ自体もダークサイドの時はなかったのでちょっと懐かしい感じにすらなる。
叫びながらうれしさいっぱい。
そして、昨日と同じように新曲でライブは始まった。

RORを彷彿とさせるメロスピ前回の新曲。
RORよりもさらにメロスピっぽい曲。3rdアルバムの曲と思われる新曲共通の印象だが、歌のメロディーがより日本らしいというか、J-POPを通り越してもはや歌謡曲という感じになっている。
原点回帰。よりBABYMETALらしくを意識しているのかもしれない。
今日のアヴェンジャーは誰だろう。どうも鞘師さんではないようだ。
ん、化粧をしていてよくわからないが、なんか見たことある娘だな。
あれ、さくらの子じゃないかな。あの目とあごのラインに見覚えがある。
誰だったかな。卒業生のような、そうでないような。名前が思い出せない。
BABYMETALのメンバー在籍中のさくら学院のメンバーはほぼ覚えているが、卒業してからはちょっと分からない。父兄ではありませんので。
ライブが終わってから確認して間違いはなかった。
ただ卒業生のような気がしていたのは勘違いで、まさかの現役生徒会長、藤平華乃さんでした。
これにはビックリ。まさか現役生徒会長、中学生を連れてくるとは。
しかし、考えてみれば5年前、ソニスフィアのステージに立っていたのは高2と中3の女の子だったんだよな。それで5年前のゆいもあと同じ年のさくらの子を使ったのか。
彼女の踊りはとても初めてBABYMETALのステージに立っているとは思えない、MOAMETALとの息もぴったり。
相当練習もしただろうが、さくら学院はやはりエリートの集まりだな。
情熱的なダンスとともに、音響があまりよくなく歌詞が聞き取りづらいが途切れ切れにSU-METALの歌声から歌詞が断片的に聞こえてくる。

 誇り高く旗を掲げて 星の欠片を抱いて
 光の彼方遥か遠く 目指すは夢のアルカディア
 光より早く 鋼より強く この途に恐れなく
 闇が覆いつくそうと この途を歩こう

ああ、この横浜の1曲目のふさわしい新生BABYMETALの旅立ちの歌。
決然と前に進もうとするSU-METALとMOAMETALが自らを鼓舞するような歌詞。
全くずるいな。1曲目からこれだもん。ダークサイドを知るメイトとしては高まるしかないでしょう!
ただ、テンポが速すぎてノリにくいが、そのうち何か開発されるでしょう。

花道の先の中央のステージで歌い踊る3人。ステージが明るい。光り輝いている。
昨年のDark Night Carnivalを見て、こう書き記していた。

 BABYMETALに闇は似合わない。
 蝕は明け、光ある方へ。
 BABYMETALの未来にきっと光はある。

そう、今BABYMETALは眩い光の中にある。
-THE SUN ALSO RISES-
この横浜公演のサブタイトル。
「日はまた昇る」ヘミングウェイの小説の題名そのままだが、まさにダークサイドから日が昇った。
その高揚感は今までに感じたことのない種類のものだった。

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